クローズアップ現代

“心に刺さるジャーナリズム”

共有

管理職は“罰ゲーム”!?令和の最先端人事

初回放送日:2025年5月7日

「管理職になりたくない」。最近の意識調査で、昇進を望まない社員が77%にのぼった。コンプラ、DX、働き方、部下のケア…。難しい業務に追われ疲弊する管理職は、もはや“罰ゲーム”と言われている。そこで企業が始めたのは、上司と部下の関係を大きく変える人事改革。会議やチャットの記録から部下の仕事を分析する「AI上司」、育成を外部人材に任せる「上司代行」の導入だ。新たな実践から見えた管理職のあるべき姿とは?

放送内容

目次
  • 平成から令和へ 変わる管理職
  • 管理職“罰ゲーム化”を防げ 令和の最先端人事
  • 負荷が高まる管理職 どう改善できるか
  • 上司と部下のギャップ 企業の模索は…
  • 若手部下とどう接する? 管理職の悩みの理由
  • 最先端人事 どう思う? Z世代社員の座談会
  • 管理職がいない会社 カギは社員の“自主性”
  • 部下と組織を変える

平成から令和へ 変わる管理職

桑子 真帆キャスター:
連休明け、きょうからまた仕事が始まったという方も多いでしょうか。きょうは、令和の管理職について考えますけれども、その在り方は、時代とともに移り変わってきました。「24時間タタカエマスカ」が流行語となった平成の始まり。職場にコンプライアンスの意識が強化されるなど、管理職の業務が増えていきますが、長時間労働が常態化し、その負担があまり問題視されてきませんでした。ところが、平成から令和の変わり目にかけて働き方改革が導入され状況は様変わり。限られた時間で、成果が求められるようになりました。管理職には、部下の成長支援、キャリア面談、さらにはメンタルケア、ダイバーシティーへの対応なども加えられて、“罰ゲーム化”とも言われる状況が生まれています。

続きを読む

このエピソードの放送予定

都道府県(放送局):
東京都(首都圏局)

設定した地域では、
この先1週間の放送予定はありません。

出演者・キャストほか

  • ゲスト
    小林 祐児
    パーソル総合研究所・主席研究員
  • キャスター
    桑子 真帆
    アナウンサー
  • ナレーター・水曜担当
    中井 和哉
    声優