長崎在住の女性Ｒ様から「沖縄に行くから二泊三日付き合え」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。初日は沖縄そばを食べた後にブルーシールのアイスを食べ、ホテルに泊まり、二日目は浜比嘉島で泳いだ。海水浴は久しぶりだと話すＲ様の持病が、海に入ったことで治った。２０２５年７月５日に人類が滅亡する説があるが、滅亡するなら楽しんだもん勝ち。幸せになったもん勝ち。滅亡する時は滅亡するのがよろしい。滅亡しないで生き残ったら「まだまだ生きられるだなんてラッキー！！」と思って、余生を謳歌する。

ことあるごとに自分を褒めていたら、Ｒ様に驚かれた。怪物を見るような目で見られたので「毎日自分を褒めているより、毎日自分を責めている奴の方が異常」と真実を伝えた。軽薄で何が悪い。人からどう思われようが幸せになったもん勝ち。ちゅら俺盗賊団（私）は、この世のあらゆる美しいものを強奪してから死ぬことが目標。海。空。風。美味い料理。いい女。この世の旅が終わったら、あの世の旅に向かうだけ。安らかになんて眠らない。この世を謳歌して、あの世を謳歌する。

黒字フィニッシュに命を賭ける。沖縄に一週間いたが、宿も食事もどうにかなった。その日の予定はその日に決まり、会いたいと連絡をくれた人がホテルを取ってくれたり食事を提供してくれた。強さの秘訣は野宿にある。宿や食事を提供してもらったからと言って奴隷にはならない。なんだかちょっと嫌だなと思ったら「帰ります」と言って荒野を目指す。蚊帳付きのハンモックを持参しているために、最悪の場合はそこら辺で眠れる。最悪の場合はそこら辺で眠れると思うことで、他者の言いなりになることを避けられる。他者の言いなりになることを避けながら、心はしっかり黒字フィニッシュを狙っている。沖縄は最高だった。

こういうことを言うと「人でなし」と思われたり言われたりするが、関係ない。軽薄で何が悪い。人からどう思われようが幸せになったもん勝ち。出す時は出す。出させる時は出させる。強制はしない。一人よがりはＮＧ。一緒に気持ちよくなることが目標。祖国ジャパンは「自分さえ我慢すればいい」と国民全員が思っているため、気を遣い合って自滅をしている。人の気持ちなんてわからないのだから、自分のために生きた方がいい。自己中心的だと罵倒されようが、それでも自分の喜びのために生きる人間が、周囲の人々を自立させる。自分のためだけに生きている人々が集合した時、それでも一緒にいられるばかりか、一人でいる時よりも楽しくなるのが調和である。気を遣い合って自滅をするのは、調和ではない。妥協だ。

熱海在住の女性Ｓ様から「息子との二人暮らしが苦しくなってきた。不登校の息子が過ごせる自宅以外の場所を私のためにも見つけたい。交通費を出すからお会いしたい。どんなことでもいいのでお話をできたら嬉しいです」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。私は、私と私の家を開放している。人助けのためではなく、ただ、開放した方が面白い目に遭えると思ったから、開放をしている。やりたいことをやっていると、勝手に人の役に立つことがある。思い切り嫌われることもあるが、思い切り愛されることもある。従来の価値観では「自分さえよければそれでいい」と生きる人々は断罪され、村八分にされた。もっと周囲のことを考えろと説教されたが、時代は変わった。自分さえよければそれでいい。自分の自由を許せた範囲でしか、他人の自由を許せない。人としてとか親としてなどの常識を言い訳に、自分を犠牲にしながら生きる人々はバカにされる。言い訳をしないで楽しむ。これから熱海に行く。