昨今、ある女性客とのトラブルで裁判沙汰になり、なぜこんな目に遭うのかと毎日頭を抱えている。
この女性客は以前から問題が多く、備品の窃盗疑惑(彼女の来店後やトイレに入った後、備品が無くなっていた)や
すると逆恨みされたのか、口コミサイトに事実無根の誹謗中傷を書き込まれた。
店の評判を大きく傷つける内容で、見過ごすわけにはいかなかった。
弁護士に相談し、発信者情報の開示請求をしたが、「相手に支払い能力がなく、裁判で勝っても慰謝料は取れない可能性が高い」と言われ、訴訟は断念。
彼女は「子供がいて育児のストレスでやってしまった、許してください」と涙ながらに謝罪してきたし
金の取れない相手に裁判をやってもどうしようも無いので、厳重注意と二度とやらないという書面を書かせて、それでで済ませた。
それが大きな間違いだった。
しばらくして、彼女から内容証明が届き、「脅迫されて書面を強要された」
「書き込みが家族に知られ、家庭での立場が悪くなった」と訴えてきた。
現在、裁判中だが、相手は弁護士を立て、こちらも弁護士を雇わざるを得なかった。
弁護士費用だけで頭が痛いのに、相手の弁護士の主張は理解しがたい。
「スタッフに脅されて書いた書面は無効」「暴言は実際にあった」
「正当なクレームを裁判沙汰にしようとして被害者(女性客)は精神的に傷つけられた、謝罪すべきだ」
「立場の弱い女性客を一方的に追い込んでいる許し難い行為などと、こちらからすれば全く事実と異なる事をバンバン言ってくる。
スタッフ全員(と一部お客様)には事情聴取済で、スタッフからの暴言や不当な態度は一切なく
それなのに、裁判所ではこちらの証拠や証言があまり考慮されていない気がする。
どうやら司法は女性の主張やお気持ちだけを優先する傾向があるようだ。
そんな中、ネットで「ラーメン豚山」が女性客から不当なクレームを受けた事件を知った。
店が監視カメラの録音を公開したことで相手が主張を弱めたと聞き
証拠があれば、こんな不利な状況にはならなかった。
あの事件も、録音がなければ店が一方的に謝罪に追い込まれていたと思う。
「スタッフ個人を名指しで訴える準備をしている」「暴言や脅迫があったとして刑事告訴も検討している」と強く脅されていること。
書面についても「脅されて書かされたものだから無効」と主張され、まるでこちらが悪者かのように扱われている。
もちろんそんな事実は一切ないが、裁判所がどう判断するのか、不安で夜も眠れない。
仮に泣き寝入りしても、「店が客を脅迫した」と事実認定されたら、ネットで拡散されて店の評判は地に落ちる。
店を閉めるしかなくなるだろう。
金銭的な損害以上に、今まで地道に経営を続け、地元に根付いて常連客も増やし
やっと経営が安定してきたというのに、それが全て破綻する。想像するだけで胸が締め付けられる。
暴言を吐いたとされたベテランスタッフは、「自分のせいで店に迷惑をかけた」と深く落ち込み、結局退職してしまった。
本当に頼りになる存在で、店にとって大きな損失だ。
残ったスタッフもこの件で気まずい雰囲気になり、店の空気が重苦しい。
こんな理不尽なことで大切な仲間を失い、店全体が揺らいでいるのが本当に悔しい。