長野県の高齢者施設で介護報酬2700万円不正受給 愛知県一宮市の「愛知慈恵会」が運営
2025年5月18日 05時10分 (5月18日 05時10分更新)
愛知県一宮市の社会福祉法人「愛知慈恵会」が長野県根羽村で運営する高齢者福祉施設「ねばねの里 なごみ」の特別養護老人ホームで、介護報酬を不正に受給していたことが分かった。不正受給額は2700万円で、同法人は村からの指摘を認め、課徴金を含めて返還するとしている。
村によると、2023年9月から24年12月にかけ、不在となった常勤のケアマネジャーがいるかのように見せかけて勤務記録を改ざんし、不正に介護報酬を得ていた。介護保険法の運営基準では、特養に常勤のケアマネを1人以上置くと定めており、基準を満たさない場合は介護報酬が減額される。
同法人によると、23年6月に常勤のケアマネが...
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