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「モデルY」廉価版、中国生産へ 米テスラが販売てこ入れ―報道

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 【ニューヨーク時事】米電気自動車(EV)大手テスラは、2026年から中国の上海工場で主力のスポーツ用多目的車(SUV)「モデルY」の廉価版を量産する。欧米メディアが14日報じた。現地の競合企業に押されている中国市場などに投入し、販売のてこ入れを目指す。

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 報道によると、価格が中国で約3万6400ドル(約540万円)からの既存のモデルYと比べ、廉価版は製造コストを2~3割引き下げる方針。北米と欧州でも廉価版を生産する予定だが、時期は明らかになっていない。

 テスラの24年の世界販売台数は約179万台と、同社が実績を公表するようになってから初めて前年割れとなった。中国市場ではプラスを確保したが、現地メーカーにシェアを奪われた。さらに、最近は欧米でマスク最高経営責任者(CEO)への嫌悪感が広がり、販売が急減している。

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