人に内在する良心神(神言会)

神は言葉なりき。言葉は言霊で構成され、その言霊による神の仕組みを解説する神言会(kamikotokai.com)のプログです。
神言会では人に内在する良心神(この世の閻魔)とは何かを説明しています。

神の教えは十年一日が如く説く。イエスは悔い改めよ、修験は懺悔、懺悔

イエスの教えとは、スピリチュアルの方達がお題目として説く「神の愛で何をしても赦される」ではありません。

【神の到来の日は近い。為に悔い改めなさい】がイエスの教えの基本だったはずです。


どこでそうした教えがねじ曲がったのかとなりますと、聖書の【人類の原罪】の「蛇の囁き」において、キリスト教の牧師達の「イエス一人だけが神の御子であり、イエスを通さないと主には会えない。イエス一人を主の御子と信ずれば神の御国に救われる」。そこに「イエス個人崇拝」が起きてしまったことにより、【人類の原罪】とは何かの根本が論じられることがなくなったと言えるかと思います。
しかし、キリスト教の牧師と呼ばれる人達が「蛇の囁き」を理解するなどは、霊的な素質を持っていないと「霊界の蛇霊」を見るなど不可能なことであり、地上を這っている蛇を見ても、何のことかとなります。地上を這っている蛇は何も囁いては来ないからです。

日本で世の大立替を宣伝した大本教からは「悔い改める」ではなくて【省みる】が説かれました。言葉上の表現は違っても中身は同じ「悔い改める」です。

日本の両部神道たる修験では、【六根清浄】が説かれて、山伏達は【懺悔・懺悔】と声を出しながら山歩きをします。六根清浄とは何も肉体の汚れそのものではなくて、心(意識)を汚させないなのです。
例えば、六根清浄の「目に諸々の不浄を見て、心に諸々の不浄を見ず」とあるように肉体の汚れを戒めたのではなくて、肉体は汚れたものを見ても、心(意識)と言う霊的存在を汚してはいけないと説いているのです。心(意識)とは【魂】のことなのです。すると、この【懺悔】とは「悔い改めます」と同じ事なのです。

では、日本神道はどうかとなります。神社にお参りしても、別に神主から【懺悔】をしなさい。【悔い改めなさい】と告げられることはないかと思います。
しかしながら、私などは神社の総代として神社の御奉仕に参加する時、御奉仕の最初に宮司先導の元で本殿に向かって、「自分の直霊(直日)の働きによって、ことの正邪(よしあし)を省みて、自己の過ちを悔い改めて行きます」と宣(の)ります。
これもまた「悔い改めます」なのです。

日本神道でいう直霊(直日)とは、私達の魂の中に存在する天帝の分魂で、私はそれを【人に内在する良心神】と説いています。同じ事を言っているのです。ただ、私はそれを具体的に神論として説いているために小難しい内容になっていますが、簡単に言うならばそれも【私は、悔い改めます】なのです。
悔い改めるは「神の愛で許される」ではなくて、自らの【良心】に基づい悔い改めますなのです。愛は「ことの正邪(よしあし)を省みて」ではないからです。
だとすれば、イエスの教えにも修験の学びでも、神道の教えにも「人に内在する良心神」の意味合いは含まれているのです。

仏教のお釈迦様の菩提樹の下での覚りとは、後の仏教で改ざんされてしまいましたが、【悪魔とは実態を持たない表れで、人には良心と呼ぶ神が内在する】だったのです。膨大な仏典から、この内容を出された「曹洞宗」の小冊機関誌には感謝しております。

ですから、世界の宗教の原則には【良心】神の論理は入っていたのです。

だが、良心と呼ぶ存在をもっとも嫌う邪神達の働きによって、「愛」の教えにすり替えられて行ったと言えます。日本の神智学で「愛」を説く者は、蛇霊に犯された者とまで言われるのはその為です。


イエスが説いた「神の到来の日は近い」は大本教が世に出した「世の大立替」のことで、大本教の「神が表に現れて善と悪とに立て別ける」も同じことです。創造神たる神が人類の上に臨まなければ、とても人々が聞くことではありません。
イエスにしても大本教の出口王仁三郎聖師にしても、その日時は自分が生きている時と思っておられたでしょうが、立替などは起きても来なかったわけです。それは私にしても同様なのです。

私が子供の頃に臨んだ声は、【私はこの世の幕を降ろすに当たり、そなたをこの世に送った。そなたは人類を救いなさい】と言われます。私は驚いて、【どうやれば人類を助けることが出来るのですかと?】と問うたところ、【この国(日本)は私の教えが満ちあふれた世界で唯一つの国であり、この国で私の仕組みを見れば解る。そなたはその仕組みを人々に告げなさい】でした。その当時、この国(日本)に満ち溢れているは「言葉」のことだとは解るはずもありませんでした。

私はそんなことを言われてもと戸惑い、その声に尋ねました。【それ(この世の幕引き)は何時の日なのですかと?】。すると、その声の主は私に返して来たのです。【それが何時の日かは言えぬ。ただ、間違いなく言えることは、それはそなたがこの世に生きている日に起きて、そなたはこの世の幕が降りる様を見届ける最後の者となる】でした。
私は神霊界に修業に入って、豊受様に本当に世の「大立替」があるのですかと豊受様の御代をしている師匠に通じて質問したところ、【世の大立替はある。だが、それが何時の日なのかは私にも解らない。ただ、貴方はその立替の大嵐の中を通過するでしょう】と豊受様は言われたわけです。

私は「言葉の仕組み」は見ました。しかし、本当に世の大立替が起きると信じているのかと聞かれれば、イエスも大本教の出口王仁三郎聖師も立替は自分の時だと思って欺されで終わってしまわれたわけです。私もその口かも知れないとは思っています。
しかしながら、日本語を知らない世界の人類は別として、私達日本人には言葉による仕組みがなされいることは学べば解るのです。
だとすれば、そこにあるのは【十年一日が如く】ではなくて、イエスから【二千年一日が如く】繰り返しで「神の到来の日は近い」。【悔い改めなさい】と言っていなければならないのです。

何故なのかと言いますと、神社で【自分の直霊(直日)の働きにおいて、ことの正邪を判断して、自己の過ちを悔い改めて行きます」と宣(の)っている方達は、そのほとんどが天国行きの切符を持っておられるからです。
例えそれが末端の神社であっても、自分の直霊とは天帝の分魂で「人に内在する良心神」であり、それに従って事の正邪(よしあし)を省みて、自己の過ちを悔い改めて行きますと宣(の)ると言うことは、天帝に対して自分は【悔い改めます】と言っていることになるからです。

私は昭和【五十五】から神霊世界の修業に足を踏み入れて、「そなたには、最後の最後の時になるまでは何の力も与えないということから、霊能者と呼ばれる方達のように「占い」とか「病気治し」とかは出来ません。
ただ、長年霊的世界を見聞していて、本当の霊界に旅立った霊はこの世とは関わってきません。この世に出て来る霊は曲がりなりにも神社の御神霊とか正式に守護霊として任務された霊以外は、本当の霊界には渡れない蛇霊や狐(野狐)狸や浮遊霊とか未成仏霊がウジャウジャしているのであって、そうした霊の手足になれば霊的なことはある程度は出来るようにはなります。
この世は低次元界であり、低次元界で起きたことや起きることは低次元の霊ほど解りやすいからです。高次元の神霊は、個々の私達のことに興味があるのではないのです。
ただ、私はそうした低級霊の容器にはなりませんので、少しばかり自分に霊能力があると思っている方達からは、バカにされている面はあります」。

天帝は【悔い改める者は救う】です

では、簡単な教えだとなりますが、現実はそんなに簡単ではないのです。

私は修業時代に蛇霊に言向けとして、【みろくの世は近い。悔い改めて、みろく世に行きましょう】と説いたところ、蛇霊は言います。【改心は厭じゃ。改心するぐらいならば暴れて死んでやる】でした。
私が簡単ではないと言うのは、この【改心は厭じゃ】なのです。


人はある時点まで正しく歩いていても、時に邪心(蛇神の囁き)に襲われることがあります。そして蛇霊に憑かれてしまうと、自分がしている行為は間違いないと【悔い改める】が出来なくなるのです。自分の行いが蛇霊の囁きからだと解らなくなるのです。

為に、神は使う人を代えては「千年一日が如く」、同じ「悔い改めない」を最後の終わりの日が訪れるまで、繰り返して言われることになるのです。
いくら人から聞き飽きたと言われても、「何をしても神の愛で赦される」と説くスピリチュアルの人達によって、地獄に案内されて行く人達の様を見ていると、【自業自得】だと解っていても、バカと言われても、説いていかなければならない面はあるのです。

良心神は、特定の宗教の教えではありません。大本教神諭予告「九つ花」を紐解いて説いている私を尊敬崇拝することでもありません。如何なる教団であろうと、教祖個人崇拝に入ったらおしまいです。一人一人が自分の魂の中の「良心」神に目覚めることが大切なのです。


その時、貴方はお釈迦様と同様の悟りを得たと言えるでししょう

この世の人が全てお釈迦になれば、この世はおシャカ(壊しても)にしてもいいのです。



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