河野有理

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河野有理
@konoy541
政治学・日本政治思想史。法政大学法学部教授。researchmap.jp/konoy instagram.com/konozemi?igsh=
Joined October 2021

河野有理’s posts

若者の投票率が高くなると不利になると察したとたん、「無闇に投票に行こうというのも考えもの」みたいなこと言い出すのも、語るに落ちるとはこのことかという。
まだ若い頃、おっさんに「いいか若いの。おっさんには、「調子悪い」「とても調子悪い」「無理」の3択しかないんだ。だから調子悪くてもやるしかないんだ」と言われたことがあるが、だんだん実感してきたな。
若者が推しの開示に消極的なのって、「雑にいじられたらしんどい」からで、趣味がないのではなくむしろその逆で、「誰推し」かがペルソナの核心をついちゃうからなのではという気はする。
となりのトトロ、今見るとサツキは完全にヤングケアラーだし、お母さん入院中でワンオペ育児中にもかかわらず普通に仕事のペースを崩さないお父さんは相当問題があるのでは、と思ってしまうな。
キャベツも米も実はこの値段が適正価格らしいので、一般サラリーマンの給与もはやく適正価格まであがってほしいものですね。
小学校で「多様性が流行りすぎて禁止されかけてる」というからどういうことか詳しく聞いてみたら、他人を小突いて「多様性!」と言い捨てて逃げ去るという遊びが男子を中心に流行ってるらしく、なるほどそうくるのかという感じの話であった。
「悲しいことに今の世界は課金しないと正確で有用な知識は手に入らないんだ。だが心配いらない。君たちは四年間のサブスク契約済みだ」という話は一年生に毎年してるのだが、それでも無料の野良情報でレポートを書いてくる学生さんは絶えない。
同じ印象だけど、まあ、これは裏をかえせば、「日本の女子」がデフォルトで装備させられてる愛想の量がいかに大きいかという話なのであって、といういつものですね。「声の高さ」問題と同質。
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desean takahashi
@desean97
中国人の、とくに女子学生に目立つのだが、ものすごく無愛想。例えば私にハンコをお願いするというとき、部屋にさっと入ってきて、黙って書類を差し出して、私がハンコを押すと何もいわずに逃げるように去っていく、という。ちょっと驚くほど。男子学生だとむしろ礼儀正しいのに。
自分が子どもの頃、近所のジジババが「あらぁ、大きくなってえ」と目をまん丸にしてるの、何を大袈裟なこれだから大人は嫌だね社交辞令でいちいち、と思ってたけど、あれは違うな。過去の自分よ、おっさんおばさんは本当に驚いてる。
マジレスすると、朱子学を知らないと江戸の思想史のかなりの部分がわかんなくなるのと同じで、マルクス主義の知識がないと戦後思想史のかなりの部分が意味不明になるんですよね。何と戦ってたのかが分かんなくなる。
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Alsnova
@alsnova
Replying to @konoy541
共産主義の知識なんか害悪なので知りませんw
まあしかし、おっさんの服装のだらしなさがもっぱらおっさん個人の責任と考えて誰も怪しまない時代が来ただけ進歩してるのかもしれません。私もぎりぎり覚えてますが、昭和ではこういう時に「あの人の奥さんは何やってるんだ!」になったんですよね。
息子が最近復刻(?)された仮面ライダー555ベルトを欲しがるのですが、切り離せる携帯の部分が「見慣れぬ形をしてるがめっちゃかっこいい未来のガジェット」に見えるらしいんですよね。父ちゃんの机の中探せばたぶん似たようなのが埃かぶってる……
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美術館や庭園などに行く理由、「世が世なら分厚い壁越しに垣間見ることさえ許されず値段さえつかない文物について、せいぜい数千円の端金払って堂々とじろじろみることで人民としてデモクラシーの世を言祝ぐため」が3割くらいあるんだけど、なかなか分かってもらえない。
「浮気しないでね」という声かけへの正答は「モテないから安心して」ではなく「君のことしか考えられないよ」であるという学びがTLを駆け抜けていったが、正解者の浮気率は有意に高そうであるとしか思えなかった。
「男は末期がんを患っていて、治療が行われていましたが、25日までにみずからが桐島容疑者であるという説明を始めたということです」かあ。実質逃げ切りで、死ぬ前にスポットライトを浴びたくなったのかな。
今から見ると、米議会での岸田の「あなた方は孤独ではない」演説はやはり慧眼だったなというか、国際秩序を一人で守らされてる米国の疲労感はやはり相当だったんだなというか。
先日も話題になったのだが、学生さんに本を読んで「論ぜよ」というと、その本に書かれてある対象ではなく、その本を読んで生じた自分の心の動きについて報告しようとする学生さんがとても多い。こちらは学生さんの心の動きには興味がなく、対象の方に興味があるので、必然的にすれ違う。
教員が願書出し忘れという事故を見て、「願書出し忘れがないかチェックを徹底させます」という方向で考える人と、「教員が願書出すという仕組みがおかしいので本人が出す方式に変えよう」という方向で考える人とがいるのである。
ラーメン屋に入ったら、隣席が「なんだこれ雑に作りやがって」と皆に聞こえるように言う系の高齢男性だったのだけど、「こんなグルメ漫画の登場人物みたいなことリアルで発話する奴がいるのか」と思ったらおかしくて咽せそうになった。
解説の松坂さんが、「世界中の野球少年、野球少女が大谷選手を見てる」と当たり前のように野球少女に言及したのはとてもよかったと思いました。
言い古されたことではあるけど、上京の良いところは、「もし東京に行ってたら」という問いにそれ以上悩まなくて良いということに尽きるんじゃないかと。実体的なメリデメリじゃない「手放した可能性の大きさ」が意識されちゃうので止めにくい。
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nasastar
@nasastar
東京にこだわってる人、若い人に多いんだけど、今、東京でしかできない事、買えないものって何があるんだろう?ご飯はわからなくはない。が、地方は地方で美味しいところ山のようにあるでね
もしかして「良い人にしか人権はない」とか「良い宗教にしか信教の自由はない」と素で思ってるんでしょうかね。それは人権とか信教の自由という発想をまったく理解してないということなんですが。
プーチンの演説、これをアジア主義的に翻案したものを中華様が本気で言ってきた時にどうかということは今のうちにちゃんと考えといた方がいいと思う。「この近代自体アングロサクソンの作った茶番だろ。二発原爆落とされて何やってんだよ。目を覚まして一緒に世界を作りかえようぜ、兄弟!」という。
某サークルの件、旅館側は怒って当然だけど、正直、飲み会が盛り上がって器物破損しちゃいましたみたいなのを「武勇伝」にしてたサークルなんて、90年代なら本当に普通にゴロゴロあったのではないか。秩序感覚の変化とSNSの浸透で絶滅危惧種になったのかな。
「みんなが私のように「アップデート」されれば世界はもっと良くなるのに」という考え方は宗教のそれとよく似ているので、はた目にはある種の新しい宗教対立に見えるんですよね。
「ゲームに負けた時に怒り出してしまう人とは誰も一緒にゲームをしたいと思わない」という重要な真理を息子に伝えようとしている。人生に通ずる大事なことなので。
これは昔、内田樹さんが書いていて膝を打ったところですが、「弱者」ほど共同体の調整コストを負担しないフリーライドな生き方を「賢い」と誤認してますます己の「弱者」性に磨きをかけていくという回路が存在するんですね。本当は「弱者」ほどコスト負担して共同体を維持しないと生きていけないのに。
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河野有理
@konoy541
というか、これを「罰ゲーム」としか思えないのが「弱者」の特徴なのです。 x.com/GoseeJp/status…
「どこにでも行ける」のが強さだと思う人と、「ここでやっていくしかない」が強さだと思う人とがいて、まあ互いに話は合わないよねえ、という。
昔、とある市民講座のTAをやっていた時、ある先生が必死に「これこれの慣習は日本の伝統だと思われてるけどそうではなくて〜」という話をした後に年輩の受講生がやってきて「先生のおかげでこれこれの慣習が日本の古来よりの伝統だと知ることができました。感謝します」と言ってきたことがあった。
紀州のドンファン事件もそうだけど、雰囲気的には明らかに有罪でしょうという事件に無罪判決が下るのは、その雰囲気に甘えた検察の立証が甘くなっていたのではとまず疑うべきだと思うけどな。「いやぁ、その論証ではいくらなんでも通せませんよ」ということならセクシストじゃなくて職業倫理なので。
お前たちが始めた偽善なんだからもうちょっとちゃんとやれよ、と言いたくなる気持ちはもちろん分かりますが、もうそろそろ「憧れるのはやめましょう」というか、そもそもあんなの見る方が悪いという方に気持ちが傾きつつあるのも事実であります。
昔、何かの映画評かなんかで「それにしても昔の子供は笑顔が人懐っこくて可愛いですね」と聞かれて「まあ、可愛くないと生き残れないからね」とそっけなく答えてた人がいたんですが、まあそういうことだろうなと。
「日本すごい!」論の悪質さは見えやすいけど、この手の「日本はもう終わってる」論もたいがい有害なんだよね。善意の人が熱意で拡散するのも両者全く同じ。
「直接会って謝罪したいという強い思い」は、執拗なパワハラを可能にする性質それ自体から来てることが多いからなあ。関係性への執着と何かアクションを起こして自分が「スッキリしたい」という衝動強めの人格。
私は大学生には飲み会の幹事程度でいいので、何かしら集団行動における運営側に回った経験は持っておいた方が良いと割と本気で思っており、それが治者であることと被治者であることの双方をうまくやれというアリストテレス以来の政治の教えであるとさえ思っている。
英検一級受けろの人、自分も氷河期世代だったらしいというのが本当によくできたオチで、当事者における「どんな環境でも個人の努力でなんとかなる教」の蔓延が、世代構造的問題の解決を阻んだということのまさにお手本のようなツイート。
このMV、批判する側の日本人の「謎の白人意識」みたいなものも炙り出すので、狙ってやってたら本当にすごいと思う。
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bugs grooove
@BugsGroove
ジャパニーズはコロンブスの何が悪いのかわからない野蛮な猿なので、欧米の先進的な反差別思想を学ばねばなりませんよ。
今夜の映像の世紀、スターリングラード攻防戦は、ドイツ側が降伏して捕虜9万人のところ無事帰れたのは6千人というあたり「降伏したからとて命が助かると思うなよ」という教訓とも取れて、時節柄なんとも暗然とさせられた。他にも随所にウクライナ戦争を見据えた独ソ戦描写という感じでしたね。
上野先生、「おひとり様」で生きて死んでいくための制度にこだわるのは一貫してると思うんだけど、そういう制度(ex.介護保険制度)が結局、どうやら強力な国民国家における分厚い中間層の存在を前提にしてはじめて維持可能であるということについてどう考えてるのかがよく分からないんですよね。
タバコの次は確実に酒でしょうからね。30年後には「30年前は公共の場で酒を飲んで酔っ払ってる奴が普通にいたらしい」ということになってるのかも。
「長い安倍政権」の本当の終わりですかね。岸田が終わらせようとして本当に終わらせたという感じ。
東京女子大のミスコン廃止、まことに結構と思うのだけど、「ジェンダーレスの時代の流れに合ってない」と女子大の人が言うことについては、ちょっと考え込んでしまいますね。
バービーキノコ雲問題、今のところ、ポリコレが結局は他者の痛みに対する繊細な感受性ではなく、「リスト」に入ってる表現に粛々と対応する(入ってないものには対応しない)官僚制的なものに帰結しかねないことがよく分かる顛末では。
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「父親は戦力外」がデフォルトの感覚だと「あの家は大変だから」と近所や学校が配慮してくれるというのは当時のリアルだったかもしれない。
エッホエッホというミームを教えてもらったのだが、「それ流行ってんの!?」と少し明るい顔をしたこちらに「……でも、もう終わってるかもしれないです」と申し訳なさそうに言われたので、流行について「株式投資における靴磨きの少年」の位置にあるおっさんの悲哀を感じた。
昨日美術館に入った途端寝落ちした子どもをずっと抱っこしていた後遺症で腰が痛い。もういい加減重いからキツいのだが、いつも「まあでもこれが一生で最後の機会かもな」と思うと、ついそのまま抱っこし続けてしまう。「思えばあれが最後の抱っこだった」と覚えているもんだろうか親は。
いや、この種の時間射程の短いノスタルジアみたいなの中高生の描写としてはかえってリアルなんじゃないかな。分かりやすく世界が拡大していく時期だけに、数年前のごく近所の移動さえ、「なつかしさ」の対象なんだよね。
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desean takahashi
@desean97
高校生恋愛映画にいちいちケチつけるのもアレだが、出身中学校に行って「なつかしー!」とかいってるのはひっくり返りそうになった。そういうセリフを言っていいのは私ぐらいの歳になってからやで。
政治部記者を厳重注意。これが与党系の政治家に対してだったらどうだったかということは考えておいた方がいいんじゃないでしょうか。
ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』は今見るとおすすめですよ。2002年の東京の街のインバウンド客の少なさに驚くとともに、「お前らの「映え」のためにこちとら生活してるわけじゃねえぞ」というあの映画の視線が持つ不快感の正体へのこちらの「解像度」が爆上がりしてるから。
上川発言を文字通り「子供を産む」の意味だと思って怒っている人がいるが、これがダメだとすると、たとえば、「なかなか論文が完成しませんがこれも産みの苦しみですね」的な言い回しも不可ということになりかねないと思うのだが。
「地下鉄ホームドア、公務員のひらめきで車両改修20億円→270万円」の話、本当に良い話なんだが、私たちの日本、こういう「ちょっとの工夫でなんとかすなる」話が好きすぎるのもそれはそれで問題なんだよなと思ったりも。
語「キモい」の使用に際して、「弱者が強者へのせめてもの抵抗として投げかける罵倒」という場面を即座に想定する人と、「マジョリティが自らの生理的嫌悪感を理屈なく正しいものと認めさせようとせまる傲慢な場面」を想定する人と、果たしてどちらが多いのかということでしょうね。
「熱血漢で口は悪いが学生思い。成績評価は温情指導」みたいな一昔前の「いい先生」がもうアウトな時代なんですよね。「丁寧を通り越して慇懃無礼、成績評価だけは刺しに来る」が制度的に正解になってる。
大学でも報道の自由でも政治家の汚職でもなんでもいいんですが、およそ「ランキング」と名の付くものを見たら、そのまま鵜呑みにせずに誰がどんな基準や尺度で選んでるのかを気にする習慣は、身に付けていたいものです。ランキング・リテラシー。
「厄介」というのは戸主の扶養に入ってるという意味で他の地域でもごく普通に使われていた言葉なのですごくミスリーディングな書き方だと思う。
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書肆ゲンシシャ/幻視者の集い
@Book_Genshisha
「おじろく・おばさ」。長野県のある村では、長兄だけが社会生活を営み、他の弟妹は結婚も世間との交際も禁じられ、生涯戸主のため無報酬で働かされ、男はおじろく、女はおばさと呼ばれ、戸籍簿に「厄介」と書かれ、精神病に似た人格が形成されました。書肆ゲンシシャでは医学の歴史書を扱っています。
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世界の警察官が本当に警察を辞め、街のヤクザに理解を示し、各自自衛でよろしくと言って回ってる状況ですね。「アナーキーな社会」としての国際社会の本質がいよいよ顕に。
文章というのは読者よりもそれを書いた人自身に大きな影響を与えるんだということをむかし清水幾太郎が書いていました。ある考えや行動が先にあって文章が出てくると思いがちだけど事態はむしろ逆であると。そう考えるとTwitterの機能はなかなか怖いものがあります。
心理的負荷の高いショッキングな画像や映像を見せつつ「教科書からは見えてこない歴史の真実」を教えて囲い込む。かつて大学新入生に向けてセクトがよくやってたオルグの典型的手法で、東大生には割とよく効いたんですよね。
「虎親分に怒られて石破涙目w」みたいな層と、「カナダみたいに恫喝されてこそまともなリベラル国家、優しくされてるようじゃ……」な層とが左右の垣根を越えて一致して低評価、残りの大部分は「まあ、普段はともかく今回は頑張ったよ、お疲れ様石破さん」なんじゃないかな。
例の暴言の件ですが、左派がこの際展開すべき主張は「右派くんたちさえも「劣等民族」という言葉がダメだと言ってくれるなんて嬉しいよ、そうだよな、ダメだよな」であって、「場合によっては使っていいこともあるんだよ、それがわかんないからお前ら劣等民族なんだよ」ではないんですよ、絶対に。
哲学・思想にウブな人が怖いのは「目覚めた」時に最初に見た哲学・思想を親だと思ってどこまでもついていってしまうことなんですよね。一生目覚めないならその点の問題はないのですが。
一つだけ。功も罪もあった人だと思いますが、分かりやすく残念な点は、長年連れ添ったお連れ合いが永の別れを済ませる前に関係者ぶって情報を開陳するようなてあいが友だち面して周りを跋扈していたことでしたね。
すでに指摘のあるところですが、自衛隊を軍隊ではないと読み替えることができるくらい柔軟な憲法解釈を一方で取りながら、他方で「両性の合意」を「両当事者の合意」と読み替えるのを渋るというのはいまいちよく分からないところではあるんですよね。
一年生向けの入門ゼミ、報告順を学生さん自治で決めてもらい(教員の決定による)権威主義の効率性に比したデモクラシーの非効率性を体感していただく趣向でしたが、瞬く間にLINEグループができ「あみだくじ機能」で解決したとかで、デモクラシーがテクノロジーによって効率化されるのを目撃しました。
他方で、古典を多くの「国民」が学ぶべきという建て付けにしてあるのは、それが放任しておけば容易にエリート主義と結びつくことがあらかじめわかっているが故の賢慮という側面があると思います。国民を分断しないためですね。
「さす九」とか言ってる人たちのやってることは「移民は犯罪率が高い」とか言ってる人とさして変わらないと思うのだが、後者については力を込めて反論するような人が絶賛前者をやってたりするのでなあ。