今日、ご高齢の患者さんから切実なお話を聞きました。
それまで元気にいろいろな活動をされていたのにコロナ後遺症になってしまって、大変苦労されていた方。
地元の病院では、医師に
「その年でここまで歩いてこれたんだろう!
何が不満なんだ!
だるいのなんて歳のせいか気のせいだ!
好きに食べて寝て遊ぶしかない!」と怒られてしまい、大変悔しかった、とおっしゃっていました。
また、同様の目にあった方がお友達にとても多いそうで、とても嘆いておられました。
おそらく同様の目に遭っているご高齢の方が、全国に無数におられると思います。
患者さんに対して、何をしたらいいのかわからない時、医師は(おそらくは無意識で)患者さんのせいにすることがあります。
が、それは正しくない態度です。
その患者さんも、「分からないと言ってくれればいいだけなのに、怒鳴らないでほしい」と言っておられました。
なお、その方は当院の治療でずいぶん良くなって、今では趣味の活動もかなりできるようになり、大変喜んでおられます。
医師の「どうしたらいいか分からない」を減らせていないのは、私の責任でもあるように思え、大変心苦しく思います。
できることを、一つ一つやっていきたいと思います。