【雷撃#6 Best16】破壊バドホウオウ
雷撃#6で使用し、Best16を達成した受けループを紹介します!
レンタルチーム等は有料部分になっています。
【コンセプト】
・相手の攻撃を受け切る受けループ
・レギュレーションGで使用し最終1位を達成した「ホウオウ・ラッキー・ヘイラッシャ・グライオン・アーマーガア・アローラベトベトン」の並びをベースに構築のブラッシュアップを目指す
【構築経緯】
S27で使用した構築をベースにスタート。
①1匹目の禁止伝説として、使用率上位の禁止伝説(ミライドン、コライドン、黒バドレックス)への対面性能の高さ、受けループで重くなりがちな挑発ハバタクカミへの打ち合い性能の高さから、レギュレーションIの受けループキャラランクで最強と評価したホウオウを採用した。
ホウオウが最強
②2匹目の禁止伝説として、ホウオウに対して受け出されて重くなってしまうキョジオーンに強く、高い素早さ+高火力によるスイープ性能や、ステロ撒菱ディンルーを「草テラス眼鏡リーフストーム」でワンパンしに行ける点を評価して黒バドレックスを採用した。
③禁伝2体環境においてミライドン受けやカイオーガ受けになり、圧倒的数値で特殊受けを遂行出来るラッキーを採用した。
④禁伝2体環境においてコライドン受けやザシアン受けになり、天然で剣の舞等のA上昇を無視しながら物理受けを遂行出来るヘイラッシャを採用した。
⑤禁伝2体環境において聖炎火傷を無視出来るホウオウ受けになり、どくどくによるサポートが出来る上に対策の甘い相手をみがまもで嵌めるだけで勝ててしまうのが強力なグライオンを採用した。
⑥禁伝2体環境において黒バドレックス受けになるアローラベトベトンを採用して構築が完成した。
【構築の要点】
・攻め禁伝によるステロ撒菱ディンルー対策、キョジオーン対策を図る
・環境に多い禁伝に対して受けor攻めの回答を持たせる
【構築紹介】
①黒バドレックス@こだわりメガネ(人馬一体、臆病)
テラスタイプ:草
↑言ってること凄い
175-×(A0)-101(4)-217(252)-120-222(252)
アストラルビット/サイコキネシス
リーフストーム/トリック
【調整意図】
ザシアンとディンルーへの与ダメージ、黒バドミラーを意識して臆病CS252振り。
A特化水ウーラオスのテラス水流連打を耐える可能性が出てくるため余りB。
【技構成について】
タイプ一致でありなぜか命中100%デメリット無しで威力120で打ててしまう神技アストラルビット、チョッキ持ちでない受け崩しの対暁ガチグマに強くサイコショックよりも威力の高いサイコキネシス、草テラス込みでステロ撒菱ディンルーをワンパンしに行けてキョジオーンへの打点にもなるリーフストーム、身代わりキョジオーンに対して身代わりを貼られる前に打ちに行けて残飯ルギアを崩しに行けるトリックを採用した。
【持ち物について】
火力を上げて草テラスリーフストームでステロ撒菱ディンルーをワンパンしに行ける拘り眼鏡を採用した。
破壊の神。今月に入って初めてSVに黒バドレックスを連れて来たが、普段相手をしていて強いポケモンを自分で使ったら革命が起きた。
ミラコラザシの上を取れる素早さ実数値222、脅威のC種族値165、なぜか命中100で威力120のアストラルビット、なぜか2つある特性と、どれを取っても強力であった。
レギュレーションGでは禁伝枠に攻めポケモンを割いてしまうと受けの完成度が下がってしまい採用が難しかったが、レギュレーションIではホウオウを採用しつつ同時に攻め禁伝も採用することが出来るため「受け×攻め」を両立させた強力な受けループを完成させることが出来た。
ステロ撒菱ディンルーやキョジオーンを崩すために攻め禁伝を使うなら、コライドンやカイオーガも挙げられるが、高い素早さにより相手の鉢巻コライドンや眼鏡ミライドンを縛ることが出来て、豊富な変化技により相手の行動を制限することが出来る点で差別化を図り採用した。
相手の起点作りポケモンを圧倒的火力で破壊出来る性能は目を見張るものがあり、雷撃では持久力ステロブリジュラスやガラルマタドガスの処理に貢献してくれた。
【テラスタイプについて】
ステロ撒菱ディンルーを草テラスリーフストームでワンパンするために草テラスを採用した。臆病C振りスカーフカイオーガの水テラス潮吹きをテラス込みで確定耐えしながら草テラスリーフストームでワンパンしに行ける点も強力である。
②ホウオウ@ゴツゴツメット(再生力、腕白)
テラスタイプ:フェアリー
213(252)-150-154(236)-117-174-113(20)
せいなるほのお/テラバースト
ひかりのかべ/じこさいせい
【調整意図】
H…総合耐久意識最大
B…出来るだけ高く、A特化パオジアンのA +2EF下電気テラバを9/16で耐え
S…最速原種ガチグマ抜き
【技構成について】
回復技の自己再生は確定として、タイプ一致打点として強力であり火傷を狙えるのも強力な聖なる炎、フェアリーテラスと合わせて渦アンコカイリューへの強い打点になるテラバースト、対ミライドンや黒バド性能を上げつつ暁ガチグマに強くなる光の壁を採用した。
【持ち物について】
環境に多いミライドンやコライドンやザシアンに対して接触ダメージを与えられるのが強力なゴツゴツメットを採用した。
レギュレーションGの受けループに続きレギュレーションIでも強力な両受け禁伝。
構築経緯にも書いた通り、使用率上位の禁止伝説(ミライドン、コライドン、黒バドレックス)への対面性能の高さが魅力であり、聖炎火傷、ゴツゴツメット、光の壁と合わせることで定数ダメージを与えつつ強い受けの形を作ることが出来た。
テラバーストは渦アンコカイリューを意識して採用したが、ミライドンやコライドンへの強い打点になるのがとても優秀だった。
持ち物はあつぞこブーツにする選択肢もあったが、受けループではホウオウにテラスを切る選択が強いためステロ程度ではあまり気にならないのと、撒菱を撒いてくるディンルーは眼鏡黒バドの草テラスリーフストームで対策することにしていたためレギュレーションGで使用感の良かったゴツゴツメットを採用した。
【テラスタイプについて】
コライドンやカイリューの逆鱗の一貫を切る必要があるのと、ヘイラッシャと合わせてコライドンのメインウェポン+炎技の一貫を切れるフェアリーテラスを採用した。
③ラッキー@しんかのきせき(自然回復、生意気)
テラスタイプ:鋼
327(12)-×-57(252)-×-171(244)-59
ちきゅうなげ/めいそう
ステルスロック/タマゴうみ
【調整意図】
グライラキラッシャミラー意識H12振りで余りBD。
【技構成について】
回復技のタマゴうみは確定として、低いACに依存せず安定した打点となるちきゅうなげ、相手の交代に制限をかけることが出来てパオジアンに刺さるステルスロック、瞑想ミライドンや瞑想暁ガチグマに対応出来る瞑想を採用した。
レギュIでも地位が揺るがない最強の特殊受け。
ハピナスと違ってD補正D振りでカイオーガの水テラス潮吹きがある程度受かるのが偉い。
個人的にはラッキーの技構成はちきゅうなげ瞑想タマゴうみまではほぼ確定だと思っているが、@1のステロの枠は黒バドレックスや挑発ハバタクカミへの打点になるシャドーボール、黒バドレックスに麻痺を入れるとホウオウで上を取れるようになる電磁波の採用も可能だと考えている。
【テラスタイプについて】
鉢巻カイリューの逆鱗の一貫を切れたりダイナの毒耐性が付いたりして便利な鋼テラスを採用した。やどみが水オーガポンやカイオーガに強くなる草テラスを採用しても良かったが黒バドレックスが草テラスなため鋼テラス採用とした。
④ヘイラッシャ@たべのこし(天然、腕白)
テラスタイプ:炎
257(252)-120-183(252)-×-85-56(4)
じわれ/ウェーブタックル
まもる/ねむる
【調整意図】
物理受け性能を意識してHB特化。余りはヘイラッシャミラー意識S。
【技構成について】
回復技の眠るは確定として、残飯と相性が良いまもる、高耐久ポケモンに打つのが強力な地割れ、タイプ一致高火力打点でありパオジアンや炎ポンを削る上で強力なウェーブタックルを採用した。
【持ち物について】
ヘイラッシャによる受けを安定させるために食べ残しを採用した。特に対ミライドン+物理禁伝ではEF下でヘイラッシャが眠れないので食べ残しの回復が重要である。
天然により受けれる範囲がとても広い物理受け。
ウェーブタックルの枠はカイリューに強いゆきなだれでも良いと思ったがそこまで潜れていなかったのでとりあえずウェーブタックルにした。Best16の試合ではしざよのパオジアンに2試合とも1発で沈められたが零度パオの遂行速度が上がったので良かった。
【テラスタイプについて】
電気テラバザシアン、電気テラバパオジアン、炎オーガポンを意識して炎テラスを採用した。
⑤グライオン@どくどくだま(ポイズンヒール、腕白)
テラスタイプ: フェアリー
179(228)-116(4)-177(124)-×-96(4)-134(148)
じしん/どくどく
みがわり/まもる
【調整意図】
H…8n+3 (8n+1〜3のHP実数値の最大値、ポイヒ2回でみがわり1回分のHPが回復する) 、総合耐久意識
A…余り
B…出来るだけ高く
D…C217黒バドレックスのアストラルビットを最高乱数切って耐え
S…準速カイリュー抜き抜き(抜き調整の瞑想ルナアーラや鉢巻水ウーラオスを抜けるように)
【技構成について】
ポイズンヒール込みで相手を嵌めれるのが強力な「身代わり+まもる」、炎ポンやカイリューを崩す手段になる「どくどく」までは確定として、ザシアンへの打点となり、グライオンの性能を引き上げることを意識して地震を採用した。
雷撃で暴れまくっていたポケモン。ついでに録画卓でコントローラーも暴れて凄いことが起きていた。レギュレーションIになってグライオンのみがまもループを抜けにくい禁伝が増え水ウーラオスが減少したことによって素晴らしい活躍をしてくれた。
レギュレーションIにおける明確な役割として、「ホウオウの火傷を無視しつつ猛毒で崩す」という役割がありホウオウが多い環境だったので役割を活かしやすかった。
グライオンの型は雷撃Day2で毒挑発型を使用するか毒地震型で使用するか悩んでいたが、
①キョジオーンののろい採用が少ないこと
②ステロ撒菱ディンルーは黒バドレックスで相手が出来ること
③鋼タイプや毒タイプに打点を持ちたいこと
という理由から毒地震型での採用とした。
【テラスタイプについて】
スケショコライドンを嵌めることができ、ミライドンの流星群を起点にして嵌めることが出来るのも強力なフェアリーテラスを採用した。
⑥アローラベトベトン@くろいヘドロ(毒手、慎重)
テラスタイプ:毒
212(252)-125-96(4)-×-167(252)-62
どくづき/はたきおとす
かげうち/まもる
【調整意図】
黒バドレックス受けとしての最大値を引き出すためHD特化。余りは物理耐久意識B。
Sは最遅ママン抜かれ
【技構成について】
くろいヘドロと合わせてHP回復を挟める守る、タイプ一致技でありフェアリーテラスや草テラス黒バドの弱点を突ける毒突き、タイプ一致技であり持ち物を叩けてかつ黒バドの弱点を突ける叩き落とす、削れた黒バドを縛ったり毒手の試行回数を稼げるかげうちを採用した。
【持ち物について】
回復ソースになって黒バドにトリックされても負荷をかけられるくろいヘドロを採用した。
もはや説明不要の黒バドレックス受け。
禁伝2体環境で選出する余裕があるのか疑問ではあったが実際にやってみると意外と成り立つことが多くレギュレーションIも受けループが出来そうで安心した。
ルナアーラ入りにも一応投げれるのが面白ポイントではある。
【テラスタイプについて】
巧み格闘テラバ黒バドレックスに抗えるように毒テラスを採用した。
【レンタルチーム等(有料部分)】
レンタルチームに加えて多い禁伝の組み合わせに対する選出・立ち回り、さらに重いポケモン/並びは有料部分として載せておきます!
【最終結果】
雷撃#6 Day1 Round1 シードにより予選抜け
Day2 Round2 4-1 予選2位抜け(訂正:1位抜けではなく2位抜けでした)
Round3 Best16
【使用構築】
【後語り】
構築の試運転不足ではありましたが雷撃Round2で構築を使っているうちに構築の強さを実感出来たのとPSで勝ち上がることが出来て嬉しかったです!
Best16の対しざよ戦は零度命中率脅威の3/4で終わりました…(決戦まで行ってくろこと戦いたかった)
ラッキーボーイしざよ、準優勝おめでとう🎉
不完全燃焼で終わってしまったのでランクマ頑張ります。
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