米ユナイテッドヘルスに刑事捜査、メディケア不正請求疑惑か=WSJ
5月14日、米司法省が米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループに対して刑事捜査を行っており、高齢者向け公的医療保険メディケアの不正請求疑惑に関係している可能性がある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが複数の関係者の話として伝えた。写真はロゴ、カリフォルニア州サンタアナで2020年4月撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)
[14日 ロイター] - 米司法省が米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ(UNH.N), opens new tabに対して刑事捜査を行っており、高齢者向け公的医療保険メディケアの不正請求疑惑に関係している可能性がある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が14日、複数の関係者の話として伝えた。
WSJによると、捜査の正確な内容は不明だが、司法省刑事局の医療不正担当部門が昨年夏から動いている。
この報道を受け、ユナイテッドヘルスの株価は時間外取引で一時8%下落。13日には同社のアンドルー・ウィッティ最高経営責任者(CEO)が突如辞任し、2025年通期の業績見通しを撤回し、株価が18%近く急落していた。 もっと見る
WSJは2月、ユナイテッドヘルスのメディケアに関する不正を巡って民事の調査が進んでいると報じていた。
司法省の広報担当者はWSJに対し、刑事捜査の件に関するコメントを拒否した。ロイターはユナイテッドヘルスと司法省にコメントを求めたものの、今のところ返答はない。
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メディケアを民間保険会社が代行するプランの「メディケア・アドバンテージ」の運用を巡っては、司法省が今月に米医療保険最大手3社を提訴した。ブローカーにキックバックを支払い、患者がメディケア・アドバンテージを利用するよう誘導させたとしている。
メディケアがカバーしている約6500万人の半数近くは、メディケア・アドバンテージに加入している。
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