人に内在する良心神(神言会)

神は言葉なりき。言葉は言霊で構成され、その言霊による神の仕組みを解説する神言会(kamikotokai.com)のプログです。
神言会では人に内在する良心神(この世の閻魔)とは何かを説明しています。

全国一の宮 牧聞神社と鹿島神宮。知覧の特攻基地平和会館

薩摩国の一の宮と称され神社には新田神社と枚聞神社(ひらききじんじゃ)があります。新田神社は前日に参ったので牧聞神社に向かいました。

その途中に池田湖があり、開聞岳が見えています。
 

牧聞神社の入口と開聞岳。
 

牧聞神社の案内図。御祭神は天照大御神とあり、開聞岳の頂上に牧聞神社の末社「御獄(みたけ)」神社が鎮座してあり、琉球国からの崇敬もあったと記されています。
 

牧聞神社の鳥居。
 

牧聞神社の御本殿。
 

この日に予定していました新田神社と霧島神宮を前日に参っていたので、予定時間に余裕があったので開聞岳が美しく見える長崎鼻に行こうと思ってカーナビを見ると「知覧」の平和会館が近くにあります。
今回の予定は一の宮参拝で「知覧」を組んでいませんでした。長崎鼻から開聞岳を見る観光ではなくて、特攻隊の戦史を知る上でも知覧を知るべきです。そこで知覧の平和会館にと向かいました。
知覧のお茶は有名ですが、これほど広大な茶畑とは予想もしていませんでした。

知覧の平和会館の入口。平和会館の内部は撮影禁止となっています。
 

私は知覧の平和会館を訪れる前、特攻隊と言えば旧海軍「鹿屋基地」の方が主たる特攻隊基地と思っておりました。
どうしても特攻隊と言えば、特攻隊の海の親と言われる海軍大西中将、神風特別攻撃隊、ゼロ戦、予科練。そして海軍航空隊に所属して特攻機に載る前に終戦になったと言われていて、軍歌「同期の桜」で知られる俳優「鶴田浩二(海軍少尉)」さんのイメージを持つからです。
鹿屋基地から飛び立った特攻隊員は908柱の英霊となっています。他に現在は鹿屋市ですが、旧「串良」町の海軍基地からも特攻に飛び立った363柱の英霊があります。

私は特攻隊に関して「知覧」のことはよく知りませんでした。こちらは海軍ではなくて陸軍でした。
知覧の平和会館にあるのは陸軍の特攻隊員1036名の英霊の遺影や資料であり、知覧基地から飛び立った特攻隊員は陸軍の439柱英霊。1036名は知覧以外の陸軍の特攻基地から飛び立たれた旧陸軍英霊の数も含んでいますので、一つの基地としてはやはり旧海軍鹿屋基地が最大の特攻基地だったようです。

平和会館のパンフに載る銅像。横の飛行機は特攻隊で使用されたものではなく、実物は平和会館の中にあります。もっと大きな機体です。
 

私は陸軍の特攻隊員の英霊達の階級と残された遺影の当時の階級を見ていて、戦死につき2階級昇進であったと解りました。その1036柱の階級の大多数が少尉であり、飛び立った時の階級が飛行兵曹だからです。これは海軍で言った予科練であり、旧制中学校を在学中に採用された少年兵だったと思われます。
次に多いのは大尉の階級であり、これは学徒出陣で動員されてパイロットとなって少尉の階級だった人達と思われます。いずれにしても特攻に選ばれたのは10代20代の若者達がほとんどであったということです。
そうした中で、准尉の階級、曹長の階級、軍曹の階級、伍長の階級、兵長の階級者がそれぞれ若干名ありました。兵長は当時一等兵であり、伍長は上等兵、軍曹は兵長、曹長は伍長、准尉は軍曹であったと考えられます。これは戦闘機乗りの階級としてはあり得ないので、かなり大型の爆撃機の操縦士以外の乗員の階級と思われます。
だとすれば、足が速い戦闘機だけでなく、一部の爆撃機も特攻に参画したのかも知れません。

私はそうした特攻隊員の遺書を読んでいて、中には勇ましい遺書もありましたが、その多くは御国の為とは言いながら父母に対して親よりも早く先立つ不幸を詫びる内容に涙を拭っていました。
公の為に自己の命を投げ出す者。それは何時の世にも神の世界にと向かって行く道ではあるのです。
自分の幸せだけを祈っている。それのどこが悪いのかとの指摘はあるでしょうが、そうした魂に未来永劫はないのです。魂が腐る。魂が潰れる。そうなれば未来永劫はないのです。


大隅国の一の宮は鹿児島神宮となります。

鹿児島神宮拝殿。
 

鹿児島神宮の拝殿を見上げると「正八幡宮」となっています。
 

鹿児島神宮御本殿。
 

鹿児島神宮案内版。御祭神は天津日高彦穂穂出見尊(山幸彦)、豊玉比売命、帯中比子尊(仲哀天皇)、息長帯比売命(神功皇后)、品陀和気尊(応神天皇)、中比売命(同皇后)となっています。



 
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