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文学フリマは「宝探し」 システムエンジニアが書いた小説、“働きたくない”テーマのZINE 魅力を取材

2025年5月17日 6:40

■現役の編集者に聞いた“文学フリマの魅力”

出版業界で働く方に、文学フリマの魅力を聞くと「普段世の中に大っぴらに言うようなことじゃないことを、つぶやくような感じで作った内容。いっぱいの部数が作れなくても、一人一人の方にお届けできるような言葉を形にできるのが文学フリマのいいところ」と回答。

また、「本とか雑誌を買うときに普通は書いてる人、編集している人の顔って見られない。ここだと基本的には書いた人、編集した人がそのまま接客してくれる、そこでコミュニケーションができるのが面白いところ」だと話しました。

■SNSでバズった詩人 実際の反応知るため出店

会社員 兼 詩人のPayaoさんは今回、2回目の出店。コロナ禍をきっかけにXで詩を投稿するようになり、それが注目され出版社から詩集を出版。Xのフォロワー数は4万人を超えています。

すでに本を出版し、SNSで大きな反響がある中でなぜ、文学フリマに出店しているのか? 聞いてみると「イベントの場で実際どういう方に響いているんだろうというのを確認したかった」と明かしました。

続けて、「“いいね”されたりリポストされても、どれくらいいいと思っているかわからない。“夜見てます”とか“毎日見るのが日課です”という方が出た(文学フリマで会えた)ときに、“そうなんだ”って初めて思う」と、読者の反応を直接知るために参加していると話しました。

■来場者が感じた魅力「自分との共通項が見つけやすい」

文学フリマの来場者たちは、どう楽しんだのか? インタビュー。

知り合いが出店していて、夫婦で初めて訪れたという30代の男性は「ニッチな本がすごくたくさんあって。“これ誰が買うんだろう”って思うけど、こういうところじゃないと見つけられない。宝探しみたいで楽しい」と回答しました。

気になる出店者がいて初めて来場した20代の女性は、「石垣島に転勤になった方の本を買わせていただいた。“石垣島行きたいな”って共通点からひかれた。自分との共通項が見つけやすい会場」と、書店との違いを教えてくれました。

20代の会社員の男性は、初来場でしたが「自分も頑張って出店者側にまわってみたい気持ちが芽生えた」と刺激を受けた様子。「日記を書くこととか、丁寧に生きてないとなかなかできない。そういう人がいっぱいいる場所に行ってお話を聞けたということが、“あしたからそういう生活を頑張ってみようかな”とエネルギーになった」と語りました。

最終更新日:2025年5月17日 6:40
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