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株式会社メディア・ヴァーグのWeb媒体『Merkmal』について

日本テレビが2023年10月期に放送したドラマ『セクシー田中さん』で、原作者の漫画家、芦原妃名子さん(50歳)が実写化の内容等をめぐり、「原作を忠実に守っていない」といったニュアンスの告白したあと、突如逝去という事態がありました。報道を見る限り、自死の模様です。

私は漫画、ドラマとも『セクシー田中さん』を見ていないので、内容についてはわかりません。ただ、日本テレビ側の“ひとごと”と受け取れるコメントに不信感があります。

この件は著作者人格権、同一性保持権にかかわる問題と見ており、メディア全体の問題であると認識しています。

同様の事象は執筆業でもあります。私は2023年夏頃から公表を考えていました。熟慮の末、覚悟をもって、Railway Blog、note、SNSに掲載いたします。

問題が多い『Merkmal』

私は2022年3月から12月にかけて、メディア・ヴァーグのWeb媒体『Merkmal』で執筆させていただきました。この媒体は悪質です。編集長を務める某男(サイトに編集長の氏名がなく、念のため伏せます)は、仕事面についての行動、言動、態度に問題があり、12月まで我慢してきました。

まず、ことあるごとに「鉄道をよく知らない、くわしくない」と主張すること。その分野では“初学者”であるにもかかわらず、勉強する姿勢、意思がまったく見受けられません。アナウンサーでも不得意な分野については徹底的に聞き込むなどの取材を行ない、必死に習得しています。

 某男にはそれがなく、ただの言い訳として、用いているだけに過ぎない。

また、2022年5月8日(日曜日)掲載の転換クロスシートに関する記事について、読者からの問い合わせがあったという連絡を受け、真摯に対応したにもかかわらず、口答えをしており、学ぶ姿勢もない。

次に思い込みや自身の感性で校正し、こちらにゲラを提示せず、間違った内容の記事本文及び写真、私の意に反する内容の記事を度々掲載したこと。編集者として絶対にあってはならないことで言語道断です。

また、タイトルに首をかしげることがあります。普通は寄稿者にきちんとゲラを提示し、確認後に晴れて掲載するのが基本です。それもわからないようでは編集者失格です。

間違い等について御説明いたします(指摘、苦言も含む)。

①鉄道撮影で反戦を訴える!
「ウクライナ国旗」を再現できる車両5選

 本文「なお、ウクライナの地名の呼称について、外務省は3月31日、ウクライナ語での表記に変更すると発表した。」について、すでに日本テレビが地名の呼称変更を発表しており、外務省は追随しただけに過ぎません。

②荷物の置き場に難儀?
京成電鉄「貨客混載」実験から見えた課題と可能性とは

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当該記事のスクリーンショット。

本文では「商品保全の観点からか、段ボール箱は材質が硬いものを使用しているという」となっていますが、私の原稿では「段ボール箱は材質が硬いものを使用している」と言い切ったにもかかわらず、某男の思い込みで間違った内容が掲載されました。クレームをつけたところ、「元の形に戻しておきますね」と言っておきながら、修正すらせず私に嘘をつきました。

③私鉄vsJR西日本 4月デビュー
「あをによし」は因縁の関西鉄道戦争を制することができるか?

タイトルの「因縁の関西鉄道戦争」とあるが、その根拠かつ意味が不明。関西の鉄道は「競合」が多いものの、決して「因縁」や「戦争」は一切ありません。

また、文末で意味不明な書き換えをされました。

【原稿】
近鉄の運賃値上げに強い不快感を示しているのが奈良県の荒井正吾知事である。この人は日頃から鉄道そのものを利用しているのだろうか。普段から公用車を使っているようでは説得力がまったくない。また、運賃値上げを阻止したいのなら、自身の給与と賞与の9割を近鉄に寄付したほうがいい。

荒井知事がすべきことは、近鉄と連携して奈良県の観光客を増やす、奈良県内の近鉄沿線が“終(つい)の棲家(すみか)”になるよう、住みやすい町づくりに努めることではないのか。苦言を呈す。

【記事】
奈良県の荒井正吾知事は、近鉄の運賃値上げに強い不快感を示している。荒井知事は日頃から鉄道そのものを利用しているのだろうか。公用車を使っているようでは説得力がまったくない。

荒井知事がすべきことは、近鉄と連携して

・奈良県の観光客を増やす
・県内の近鉄沿線が“ついのすみか”になるような町づくりに努める

ことだ。敢えて苦言を呈したい。

荒井知事を毅然と批判し、「苦言を呈す」とストレートな表現で締めたにもかかわらず、記事では「敢えて苦言を呈したい」と事実無根な表現にされました。私は「あえて」という言葉は原則使いません。「苦言を呈す」と「敢えて苦言を呈したい」は意味がまったく異なります。「敢えて」を使った意図、意味がわからない。

④SNSでも話題
JR東日本の「時計撤去」に私が疑問を持つワケ

原稿送信時、写真3枚の掲載順を指示したにもかかわらず、従っていない。特に東京メトロの御厚意で写真1枚を御提供いただいたにもかかわらず、誌面で使わなかったことに悪意を覚えます。人道に反する行為であり、もってのほか。

また、「LED」と書いたにもかかわらず、ことあるごとに「発光ダイオード」にしており、こちらも悪意を覚えます。今や「LED」は一般的な言葉であり、小学生でも知っているほか、1991年発売の『広辞苑』第4版(岩波書店刊)にも掲載されています。

最大の問題は私が原稿で下記を記した際、身勝手な思い込みで書き換えたことです。

【原稿】
■JR東日本に苦言を呈す
JR東日本ホームページに問い合わせをした際、多少時間がかかっても必ず回答を送り、「今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。 東日本旅客鉄道株式会社」と結ぶ。

ただ、今後も利用客を無視した政策が続くと、“愛されない、親しまれない企業”に成り下がるだけだ。企業風土などといった意識改革を強く求めるとともに、苦言を呈す。

【某男の身勝手な思い込みで掲載されてしまった文章】
ちなみにJR東日本に問い合わせをしたところ、現時点では回答が得られず「今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいります」とのことだった。

上記は事実無根であり、ただちにクレームをつけたところ、開き直った回答ぶりで謝罪や反省の色もありません。心外です。某男はメールでこう述べました。

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証拠のメール。

JR東日本ホームページに問い合わせをした際、多少時間がかかっても必ず回答を送り、「今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。 東日本旅客鉄道株式会社」と結ぶ。

と書いてありますが、問い合わせしたのではないのですか?
私はそう読みました。

プロのライターというのは“国民の代表”として意見をする立場であり、思想家、評論家でもあります。時代を作る、時代を変える役割があります。また、批判、指摘、分析など、あらゆる視点で論考するのが当たり前の職業です。某男はライターの意味すらわかっていない。

なお、「苦言を呈す」は斯界の先人が用いており、なんの問題もありません。“先人がよく、私がダメ”というのはれっきとした差別、軽蔑です。

⑤大阪メトロ「10系」はなぜ第3軌条車両初の「冷房車」になれたのか?
7月引退を機に考える

Osaka Metroは、大阪市高速電気軌道が公式発表しており、れっきとした固有名詞です。『あをによし』の記事では「Osaka Metro」と掲載されているだけに、書き換える意味がわかりません。

1枚目の写真についてもオリジナルの4:3ではなく、私の許可を得ずに3:2にしており、車両全体が写っていない。読者から見れば「鉄道写真の基本ができていない」「ヘタクソ」と誤認します。さらに20系や30000系の写真、ほかの記事で送った写真を無断で補正しており、3:2も含め著作権の侵害です。

⑥第二の「あをによし」登場?
近鉄が開発する究極の「二刀流電車」をご存じか

序盤から「大阪メトロ」「大阪市高速電気軌道」が混在しており、わかりにくい。最初から「Osaka Metro」に統一すれば済むという初歩的な話です(原稿は「Osaka Metro」と記述)。

原稿ではATS(Automatic Train Stop device:自動列車停止装置)、WS-ATC(Wayside Signal-Automatic Train Control device:地上信号機式の自動列車制御装置)と初学者(どの媒体でも書いている)にわかりやすくしたにもかかわらず、記事では「自動列車停止装置(ATS)」、「地上信号機式の自動列車制御装置(WS-ATC)」としたあげく、「ATS」「WS-ATC」と続き、読者の側から見ればわかりにくい。他誌に比べ、校正のレベルが低過ぎます。真摯に取り組んでいない表れです。

⑦東武野田線5両編成化
2024年度開始も「混雑率上昇」「積み残し発生」は本当に大丈夫なのか

「野田線の最混雑区間における混雑率」は「出典:『数字でみる鉄道』2015~2021年版(運輸総合研究所刊)」と明記にしたにもかかわらず、「画像:運輸総合研究所」と誤記。キャプション不要にもかかわらず、無理やり入れる姿勢に疑問を覚えます。

また、東武鉄道路線図の画像について、実際に東武鉄道の許諾を得て使用したのかについても疑問を覚えます。無断使用であれば、私の信用にかかわることなので、大いに迷惑です。

さらに、停車するから「停まる」と書いたにもかかわらず、「止まる」にした根拠がわかりません。「とまる」の意味も分からず、言葉の使い分けもできないようでは、プロの編集者とは到底言えません。

⑧実は画期的?
新京成電鉄の電車&バス、同じ「カラーリング」なワケ

船橋・習志野・松戸新京成バスのカラーリングに関する報道公開記事であるにもかかわらず、誌面にバスの写真を掲載しないことに強い憤りがあり、某男の悪意を感じます。先方に対して非常に失礼です。先方から苦情は来ていませんが、的外れな誌面になったのは言うまでもありません。先方には直接謝罪し、始末書を提出していただきたいほどの重大な問題です。

⑨15日発表の東武新型特急スペーシアX
特別料金「ゆとり車両」にあった問題点とは

まず、タイトルに「7月」が抜けており、2022年8月以降にこの記事を読んだ読者に対して不親切。また、会見の場所を明記したにもかかわらず「都内」にしたことも問題で、先方や読者に対し、非常に失礼。

LEDについても「発光ダイオード」に書き換えられており大いに不快。わざわざ一般的とは言えない言葉を使う根拠が不明。これだと「LED照明」という固有名詞を「発光ダイオード照明」にされかねません。

⑩新横浜駅へのアクセスが飛躍的にアップ!
まだまだ知られていない「相鉄・東急直通線」の開業効果とは

原稿で「フルカラーLED」という固有名詞を書いたにもかかわらず、「フルカラー発光ダイオード」にされました。固有名詞、名詞とも成立しない言葉です。正しい言葉を使っているにもかかわらず、現実を理解しようともしない偏屈な対応としか言いようがありません。

⑪茨城の星?
1998年開業、常磐線「ひたち野うしく駅」の知られざる利便性を知っているか

誌面では二所ノ関部屋の写真を載せるべきところ、なぜか第72代横綱稀勢の里のボードであることが不可解で、記事の流れをまったくわかっていない。ガイドブックでは二所ノ関部屋の写真を載せているはずです。この記事は大相撲ファンにも読んでいただきたい想いで書いています。

写真のキャプションで「常磐線用のE231系通勤形タイプは品川取手間のほか、成田線我孫子~成田間にも運用されている」とあるが、正しくは「常磐線用のE231系通勤形タイプは品川―取手間のほか、成田線我孫子―成田間にも運用されている」です。

⑫時代に迎合?
阪急電鉄「有料座席車両」導入は本当に成功するのか

阪急電鉄ホームページの画像について、同社から提供されたものを使用しているのか疑問です。仮に無断掲載なら問題です。意味のない画像は載せないほうが無難であり、ムリヤリ載せる意図がわかりません。

⑬昭和に一世風靡
簡単便利な「磁気式プリペイドカード」があっさり衰退したワケ

なぜ「あっさり」なのか、その根拠かつ意味が不明。

⑭「奈良に行くなら近鉄」達成なるか?
12月“攻めのダイヤ改正”に踏み切る近鉄の本気度

近鉄京都線の画像について、同社から提供されたものを使用しているのか疑問。勝手な行動ばかりをとると、信用、信頼にもかかわります。

この記事ではJR西日本奈良線の写真を間違える失態をしており、あきれました(掲載当初、おおさか東線を走行する201系の写真を掲載)。鉄道をよく知らないのであれば、むやみに写真等を選定せず、本文だけ掲載すればよいだけのこと。墓穴を掘らずに済むという初歩的な話です。

⑮JR東・西武鉄道が技術分野で連携強化
鉄道ライターの私が今後を期待してやまない3つの理由

⑯東京メトロの技術はなぜ常に最先端なのか?
地下鉄開業95周年を機に考える

前者記事の本文では「ミリ」と「mm」が混在しています。私は原則「ミリ」なので、わざわざ書き換えるのか理解に苦しみます。

このほか、原稿では下記を記述しました。

「ATACS(Advanced Train Administration and Communications System:無線式列車制御システム)」
「ATC(Automatic Train Control device:自動列車制御装置)」
「ATO(Automatic Train Operation device:自動列車運転装置)」
「ATS(Automatic Train Stop device:自動列車停止装置)」
「TASC(Train Automatic Stopping Controller:定位置停止支援装置)」

わかりやすくしたにもかかわらず、記事では下記にされ、わかりにくくしています。

「無線式列車制御システム(ATACS。Advanced Train Administration and Communications System)」
「自動列車制御装置(ATC。Automatic Train Control device)」
「自動列車運転装置(ATO。Automatic Train Operation device)」
「自動列車停止装置(ATS、Automatic Train Stop device)」
「定位置停止支援装置(TASC、Train Automatic Stopping Controller)」

新聞記事でも「ATS(自動列車停止装置)」と記述しており、鉄道にくわしくない人でもわかりやすくしているのは明らか。某男は普段から新聞や私の著書を読んでいないことが明白です。

特に後者の記事では「近年はホームドアの設置に伴い、TASCを導入する鉄道事業者も増えている」とされ、わかりにくい。加えて、後者の記事では相も変わらず「発光ダイオード(LED)や液晶ディスプレー(LCD)」、2023年掲載記事なのに「あと5年で100年」(銀座線は1927年開業)のままで、迷惑です。

問題なのは原稿で固有名詞「VVVFインバータ制御」を書いたにもかかわらず、記事では「VVVFインバーター制御」にしたこと。鉄道の現場を1度も取材したことがない人間の思い込み、感性で校正しただけに過ぎません。

某男は鉄道初学者であるにもかかわらず、覚えようという意識がまったくありません。

⑰時刻表トリックが使えない?
昭和・平成人気の「鉄道ミステリー」がいまや瀕死状態なワケ

冒頭画像に時刻表が掲載されています。しかし、「時刻表トリック」は市販で販売されている紙媒体の時刻表が正当で、駅の案内板は間違えです。

次に2枚目の画像。テレビ朝日の『西村京太郎トラベルミステリー』で殺人事件の舞台となったエル特急〈踊り子〉は185系が正当で、現在のE257系は間違いです。

3枚目のE5系は本当に〈はやぶさ〉なのでしょうか。ほかの列車の可能性もあり、よく確認したとは到底思えません。3枚ともなにを根拠に選定したのか意味がわかりません。

原稿では、『点と線』について「11月24・25日」と原稿に書きましたが、なぜ「11月24、25日」なのでしょうか。「・」「、」の使い分けに疑問を持ちます。

また、「東京から山形まで山形新幹線〈つばさ〉に乗った」と書いたにもかかわらず、記事では「東京から山形まで山形新幹線「つばさ」に乗った」です。小学校でもこのような書き方は教わりません。

私は先人に倣い、カッコの使い方を明確にしています。列車愛称は〈〉にしているにもかかわらず、ムリヤリ「」にするのは心外です。“先人がよく、私がダメ”というのはれっきとした差別、軽蔑です。

⑱野岩鉄道は今が正念場?
クラファン2000万円獲得も「リバティ会津」との関係が気がかりだ

原稿では「2022年4月には61101編成が廃車され」と正しく書いたにもかかわらず、記事では「2022年4月には61101編成が廃車にされ」と「に」がつくのでしょうか。意味がわかりません。普段から鉄道の書籍、雑誌に目を通していないことが明白です。

⑲20年前の大躍進!
単なるアクセス路線だった「こどもの国線」が通勤線に“昇格”したワケ

⑳東急の「歩行補助ロボット」実験が大きく期待される理由

AssistMotionが開発した歩行補助ロボットは「curara®」が固有名詞であり、「curaraR」「curara」ではありません。

原稿では「curara®」と書いたにもかかわらず、某男は故意に「curaraR」「curara」としており、きわめて悪質です。開発者側に対し、失礼極まりないほか、私の信用、信頼を失墜させる行為でもあることから、到底許せるものではありません。

御参考までに下記を御参照願います。

 ・AssistMotion製品情報

 ・信州大学ホームページ
「進化したクララ、curara®4発表!」

後者の記事について、原稿では「2022年11月21・22・24・25・28日」と読みやすくしたにもかかわらず、記事では「2022年11月21、22、24、25、28日」にされてしまい、非常に読みにくい。某男は読者の側に立って校正していません。

㉑三陸鉄道の命運を握るのは「JR東日本」との連携だ!
『あまちゃん』頼みを超えて、さらなる高みへ到達できるか

記事で「筆者(岸田法眼、レイルウェイ・ライター)」とありますが、私は原則として「筆者」は使いません。版元から紹介するカタチならまだしも、記事本文に使うのは不自然です。日頃から「筆者です。どうぞよろしく」など、日常会話で使う人がいるのでしょうか。

問題なのは、私は「永年存続」と永久に続くことを願って書いたにもかかわらず、某男は「長年存続」という意味不明な表現にされたことです。「永年」と「長年」は意味が異なります。なにを根拠に「長年」なのか意味不明としか言いようがありません。

㉒読めば旅情たっぷり
「鉄道紀行」がすっかり衰退したワケ

記事に掲載された書籍の表紙画像は、各版元の許諾を得たのでしょうか。キャプションで「画像」だけにするのはいかがなものか。「提供」「撮影」などの表現が適切です。

㉓1月運行
阪神の夜間有料臨時列車「らくやんライナー」、成功のカギはどうみても「座席」なワケ

〈らくやんライナー〉は2022年12月23日(金曜日)、2023年1月6・13・20日(金曜日)の運行にもかかわらず、タイトル、小見出しが「1月」のみになっていたことからクレームをつけたところ、「見出しが文字数を削らなければならないので」という身勝手な言い訳でした。それだったら、タイトル「阪神電気鉄道が年末年始に運行する〈らくやんライナー〉、定期列車化に向けた課題」で済む話です。

また、写真の配置についても、トップに掲載すべき車両はフラッグシップの9300系です。見栄えだけで判断しているようでは、物事に対する考えが「浅い」としか言いようがありません。

原稿でも「6・7・9・12・16~19時台」と読みやすくしたにもかかわらず、「6、7、9、12、16~19時台」は遺憾。なにを根拠にそうしているのか説明していただきたいものです。

㉔新京成電鉄が「新年ヘッドマーク電車」に高校生を起用するワケ

記事のトップ画像は「新年ヘッドマークを手掛けた2人の高校生」が適切であり、別の取材時に撮影した写真なのか意味不明です。

また、私は男子学生を原則「君」づけにしているにもかかわらず、無断で「さん」づけにしたことも問題です。高校野球の甲子園で選手紹介をする際、ウグイス嬢はすべて「君」づけです。

嫌がらせや仕事に無関係なメールも

記事の校正に問題がある、ゲラを提示しないほか、2022年4月6日(水曜日)に不適切なサイトのURLを提示するという嫌がらせを受けました。

また、2022年7月2日(土曜日)、私の記事がユーチューバーに取り上げたことをわざわざ伝えたことにあきれました。著名な新聞、雑誌の書評ならまだしも、たかがシロート。それもユーチューバーのたわごとを見たいと思うほどヒマではありません。これは仕事ではなく、明らかな私用です。

2022年9月に記事を2本寄稿しましたが、掲載に1か月を要しました。「タイミングの都合」とのことですが、そのタイミングについて説明していない。そこまで月日を取るぐらいなら私がゲラを確認する時間があるはず。

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私が送信した証拠のメール。

先述したとおり、思い込みや自身の感性で校正し、間違った内容の記事本文及び写真、私の意に反する内容の記事を度々掲載され、非常に迷惑していることから、2022年12月23日(金曜日)に「今後は確認する」ことを明言しました。事実上の最後通告です。

案の定、某男は自分勝手な行動で反省もせず、事前連絡もしないまま強引に掲載しました。しかも、掲載したという連絡もなく、きわめて悪質です。

年明けの2023年1月に掲載された2件は報道公開取材のため、先方に恥をかくような内容に憤慨しています。こちらの信用信頼にもかかわります。

『Merkmal』のずさんな編集体制について、2023年3月5日(日曜日)付で、メディア・ヴァーグ代表取締役CEOの浦山利史氏に申し立ての書面を郵送しましたが、案の定、謝罪、釈明、説明といった連絡がありません。

書面には「併せて、ずさんな編集体制についても、なんらかのかたちで公表することを検討いたします」と明記しています。先ほども述べたとおり、熟慮の末、公表に踏み切りました。

私がプロのライターとして、2007年1月に初めて記事が掲載されてから17年がたち、近年は編集者のレベルの低さが目に余ります。書き手の鼻を明かそうとしているのか、思い込み、自分の感性、仕入れ先が不明なデマ、ゴシップ、ウィキペディアの引用もあり、墓穴を掘ってばかりです。約束を反故にして嘘をつく編集者もいます。ここ数年、メールでダメ出しや怒鳴ることもしばしばです。

鉄道に限らず、その分野が「わからない」「知らない」のなら、それなりに勉強するのが普通です。取材する側のライターやカメラマンも同様です。

かつて『鉄道ジャーナル』誌(当時、鉄道ジャーナル社刊。現在は成美堂出版刊)の編集長を務めた竹島紀元(たけしまとしもと)氏は、「編集は人なり」をモットーにしていました。どの職業も人柄が大切です。社員ひとりひとりの行動だけで企業イメージが決まるものと認識してください。


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コメント

1

貴重な情報をありがとうございます。
merkmalの「ライター募集」に応募しようかと思いリサーチをしていたところ、こちらの記事を見つけました。運営会社のサイトを見たところ「くるまのニュース」の会社であることもわかり、「ちょっとこれはなあ」と感じました。

「編集は人」、本当にそうですね。私は「メディアは人」とも言い換えられると思っています。崇高な理念を掲げていても人格が破綻している人間がトップのメディアもあり、本当に色々と考えさせられます。

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『Yahoo! セカンドライフ』(ヤフー刊)の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、旅、鉄道、小説、プロ野球、大相撲などをテーマに執筆。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)、『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)がある。
株式会社メディア・ヴァーグのWeb媒体『Merkmal』について|岸田法眼
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