障害者向けマッチングアプリ悪用し“ぼったくり”も…手口は 男女3人逮捕
男性をバーに誘い出し“ぼったくり”行為をした疑いで男女3人が逮捕されました。障害者向けのマッチングアプリを悪用して障害者から“ぼったくり”をしたケースも。被害に遭った男性がその手口を語りました。
ぼったくり被害にあったのは視覚障害がある山田かずやさん(仮名)。
山田かずやさん(仮名)
「最終的に69万円近くのお金を払うことになってしまった。僕視覚障害だし白杖持って歩いている。お金を相手からだまし取るためには手段を選ばないんだなと。だましやすい相手には…。もちろん怒りもあるしショック」
山田さんをだました相手というのが、菅原梨那容疑者(24)です。
佐古壮汰容疑者(22)、柴田小太郎容疑者(21)とともに、ぼったくりをしたとして、13日、逮捕されました。
このとき被害にあったのはマッチングアプリで知り合った別の20代男性です。
警視庁によりますと菅原容疑者ら3人は今年1月、男性(20代)をバーに誘い込み、飲食代などとして現金110万円とネックレスなど75万円相当を不当に取り立てた疑いがもたれています。
菅原容疑者らのグループによる被害者は少なくとも54人確認され、被害総額は8000万円にのぼるといいます。
またこのグループを巡っては障害者向けのマッチングアプリを悪用して、“ぼったくり”をしたとみられるケースもあり、山田さんも――
山田かずやさん(仮名)
「僕が使ったアプリは障害を持っている方に理解がある方と障害を持っている方の出会いの場。マッチングアプリを使って女性と知り合った」
障害者向けのマッチングアプリで菅原容疑者と出会ったといいます。
山田かずやさん(仮名)
「(女性は)障害とか関係なく僕に“いいね”したと言っていた。全部“演技”だったんだなと」
菅原容疑者らによる“ぼったくり”の手口。その一部始終を男性が明かしました。
菅原容疑者(山田さん(仮名)による)
「前から気になっていたバーがあるんだよね」
と、菅原容疑者からの提案を受け2人は今年2月、渋谷区のビルに入るバーへ。入店すると、店員が持ってきたのは「飲み放題5000円」のメニュー。飲み始めて最初に感じた異変が、料理の皿が“紙皿”だったこと。その後、店員がトランプを持ってくると――
菅原容疑者
「トランプを使って遊びましょう」
と、菅原容疑者が提案し――
菅原容疑者
「40杯お願いします」
大量の酒を注文。トランプを使った遊びは、負けたらショットグラスの酒を一気飲みというものです。ゲームを繰り返すうちに、2人で100杯ほど飲み進めたといいます。
山田かずやさん(仮名)
「たくさん飲み過ぎて冷静ではなかった部分もある」
山田さんの酔いが回った頃、店員が伝票を持ってきて――
店員
「40万円です」
確かに、メニューをよく見ると「shotは別料金」という表記が。しかし――