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Conversation

高円寺の高架下をJRが再開発しようとしている。 すでに駅に近いところは済んでいるが、さらに進めようという話。 大学生時代から通うタブチも立ち退き対象。番号がデカデカと描かれたテーブルに相席で座って何度も食べてきたカレーも、一度たりとも食べたことのないラーメンも、450円。 再開発されれば家賃は上がり、同じ場所での営業は難しい。 都市計画道路で純情商店街や庚申通り商店街が潰されて再開発されたら、同じことがおこる。 再開発で「まちがきれいになる」ってのは、こういう店や、ここに食べに来るような貧乏人を追い出すってことだ。何年も、何十年もこの街に暮らしてきた人を追い出して、「きれいになった」と喜ぶ無自覚な暴力性が、ジェントリフィケーションの本質だ。 人のつながりが破壊されれば、そこに根づいてきた文化も失われる。 街は誰のためにあるのか? そこを問い続け、声を上げ続けることに、大きな意味がある。
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