自民党の西田昌司議員が沖縄ひめゆりの塔関係の施設で主張されている「歴史観」に疑義を述べて謝罪に追い込まれた。どんな展示かワシも直接みてないが、沖縄戦についての大きな「歴史観の相違」は次の二つに絞られる。
➀日本軍は沖縄は見捨てたか。
➁日本軍が沖縄県民を攻撃したか。
解説するぞ。
まず、➀については単に学力不足じゃ。そもそも「神風特別攻撃隊」とは、その戦力をほぼ沖縄のために投入されている。
東大、早稲田、慶應など有名大学から志願して特攻隊になった若者は、沖縄を救うために出撃した。
あの戦艦大和も、沖縄のために「海上特攻隊」として出撃し、坊ノ岬海戦でアメリカ軍の爆撃や雷撃を受けて沈んでいる。
米軍が上陸する前に日本軍は戦力の一部を台湾に移動させているが、そんなの沖縄に来るか台湾に来るかわからないからな。見捨てた理由にはならない。
さて、一番もめていたのは➁の「日本軍は沖縄県民を攻撃したか」という歴史観じゃ。
客観的な現実として、米軍はサトフィン部隊というのをつくり、
沖縄県民から「裏切り者」をつくり、即席のスパイに仕立てあげて日本軍を攻撃する訓練をしていたので、実際にスパイがいたことに間違いはない。
ただ、スパイとして疑われて、無実なのに処分された人がいたかいなかったといえば、わからない。
記録を読むと、「声をだすな」といわれているのに大声で叫んでいた人が処分されている。
客観的に見たら、スパイ行為(敵に位置を知らせている)に間違いないが、もしかしたら障害者だったかもしれん。
ただ、その場での医学鑑定が不可能な以上、「客観的現実」で判断するしかない。
また、日本軍に投降をよびかけた沖縄県民を射撃しているが、これは明確なスパイ行為なので国際法に照らして処分するのが正しい。
投降したって命が助かる保障は無い。
そして、最大の問題が「集団自決の強制」という話だ。
日本軍の大尉が住民を集めて強制的に自決させた、という話だ。
実は、ある女性ジャーナリストが、1970年代初頭に、「そんな極悪人がいるなら是非話を聞いてみたい」と、その大尉と部下たち、そして集団自決が強制された現地に取材にいった。
そして様々な証言をとってみると「集団自決の強制」という話は、
単に補助金が欲しくて詐欺をするためにできた話だとわかった。
日本軍の命令で死んだことにすれば、遺族給付金がある。生活保護があっても雀の涙だった時代、そうでもしなければ食べていけなかった事情があり
「可哀想だから補助金のために強制したことにしてあげるか」という善意で、この反日神話がつくられたことがわかった。
沖縄戦では、15万人におよぶ県民の死者が出た。本当は非戦闘員を疎開させたかったが、疎開船を米軍が潜水艦で攻撃して皆殺しにするから避難できなくなった(対馬丸事件)。
それは、米軍が、住民が避難していた大小さまざまな洞窟に黄燐弾という毒ガスを入れたことによる。
もちろん火炎放射器も使われた。入口から中に誰がいるか問わず。
ようするに、日本軍と市民を区別しない「絶滅作戦」をしていたからだ。
ワシは一度だけ沖縄にいったことがある。そして、体験ツアーで洞窟にガイドさんと一緒に入ったことがある。
そこで、「サクマドロップ」の缶が落ちているの見つけた。
これは戦時中の? と思い聞いてみたら、ガイドさんは「誰かが捨てたものでしょ」と答えたが
ワシはその缶が、高温で溶けていた部分があったのを見ている。
いくら沖縄が暑いからといっても、金属の融点にはならんじゃろ。
つまり、この洞窟に子どもが避難していて、サクマドロップを持っていた。
米軍の火炎放射で、その子供ごと焼かれたということだ。なので、金属が溶けた。
当時の米軍は、「害獣駆除係」という標語を使い、基本的に日本人(有色人種)を人間として認識していない戦い方をした。
歴史はイデオロギーによって染めるべきではない。
日本は沖縄のために特攻して頑張った。だから、米軍は南北戦争以来、初めて将軍を討ち取られた。第一次大戦、第二次大戦を通じて、アメリカ軍の将軍が討ち取られたのは沖縄戦だけだ。
日本軍は沖縄県民を攻撃していない。する動機が無い。
だから、日本軍の将軍は自決するとき「沖縄県民に後世で格別の配慮を」という遺言を残している。
これからも、沖縄は地政学上重要な場所になる。
だから、敵勢力は沖縄を取るために精神的・物理的問わず攻撃をしてくる。
ワシはな、沖縄戦で戦った勇敢な沖縄県民を称えたい!
(沖縄県民は大和民族特有のY染色体ハプログループD1a2型が一番多い県だしな!)
みんなの意見を聞かせてな!
ワシの書いた『われ、目覚めよ!』は歴史戦(認知戦)という新しい戦争の在り方を解説した。銃弾の前に偽情報が飛んでくるのが現代戦争だ。
amzn.to/43aly4e
読んで自己防衛しよう!