トランス問題は脳の「分界条床核」という部位の働きの解明で解決する
また最近トランス問題がチラホラ目につくが、どれを見ても不毛というか、TRAはいつまでも根拠なくトランス女性は女性とかプロパガンダを叫ぶだけでNo Debateだし、GC原理派は特例法廃止と絶叫すればそれが実現すると信じているようで、変わんないなこいつら、とため息をついてしまう。論争が再び活発になったのはこの報道のおかげだろう。
G7のような先進国において、最もジェンダーイデオロギー(注1)に懐疑的なスタンスを取っていたイギリスなのでこの判決も余り驚かない。女性の定義とは身体が女性の生物学的女性を指す、という当たり前のことが最高裁でまで論じられている。(注1 トランス問題を語る際に使われるこの言葉は、性自認を性別として認めよ、というような考えを指す。トランスジェンダリズムより理解しやすい言葉)
言い換えると、そこまでジェンダーイデオロギーは強い力をもって世界を席巻してきた、ということだが、結局は性別の自己認識を身体そのものとして、社会的に権利として認めよという主張にはおのずから限界があるであろう。しかし、同時に私たちが思い出すのは、それはそれとして、昔からオカマとかオナベみたいな人たちってテレビとかで見てきたよなぁ、ということ。そういう人、体は男だけど心は女、みたいな感じの人は確かに存在する。専門的な言葉で言うなら性別違和、Gender dysphoria、もしくは性別不合、Gender Incongruenceである。難しい言葉は別に覚える必要もないが、ここで大事なことがあって、近年の医学の研究で、脳の働きもある程度解明されてきたのだが、その中で、分界条床核(ぶんかいじょうしょうかく)という部位が性自認を決める働きをしているのではないか、とわかってきた。
以下、AIによる説明文
しかし、残念ながら、これ以上の説明をしてくれているサイトなどは発見出来ない。つまりまだ未解明なのだ。だが、仮に性自認を決定する脳のメカニズムが全て解明されたら、トランス問題は解決すると言ってよいと思う。まず、医学的診断、脳のMRI検査など何かしらの方法でその人の性自認がわかるようになれば、なりすましは100%防げる。トランスに成りすまして犯罪を働いても100%ばれるようになるのである。さらに、発達障害などで性別の自己認識が揺れてうまく性自認を把握できない人もこの診断で自身がトランスなのかどうかがわかり、適切な治療にアクセス出来る。そして何より、本当の性別違和を持ち、性自認が自己の身体と異なっている人が把握出来る場合、医学的根拠があることは人々に対し説得力をもつことになるだろう。そして今のGID特例法のような性別変更を保障してあげる立法も可能になるだろう。つまり本当に性別違和を持つ人だけを救うことができるのだ。そのためにも世界各国の脳科学者、研究者たちは一日も早く分界条床核のはたらきを解明してもらいたい、と希望してこの項を終える。
コメント
1ほぉぉぉ。この記事の主張に新鮮な気持ちを抱いてびっくりしました。
あるいは性自認の治療の方をすすめられるのかと身構えていたものだから。
(その場合は人格を治療しようというのに等しいのではと問題提起するつもりでした)
捉え方、考え方としては「女性化乳房には真性と偽性があるよ」というのに近いのかな。
うん、ちょっと考えを巡らしてみたけれど、この捉え方はそれはそれで難しい問題が発生するとは思うのだけれど、有用な視点の一つではありますね。
私自身のこととしては、感覚の方を軽減する方法も取り得るのではないかとも受け止められなくはないのも事実ではあるので、悩ましいなぁ、その場になったら悩むだろうなぁ。
つまり、体と心に鞭打って症状をだましだまし生きている者からすれば、「医者に診断されるもの」から「医者から告知されるもの」に変わっていく可能性があるということでしょう。その発想はなかった。まぁ理解はできるかなぁ。確かにその方が医療的な視点ではあると思いました。