機動戦士Gundam GQuuuuuuX
機動戦士Gundam GQuuuuuuX | |
---|---|
ジャンル | ロボット |
アニメ | |
原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 鶴巻和哉 |
シリーズ構成 | 榎戸洋司 |
脚本 | 榎戸洋司、庵野秀明 |
キャラクターデザイン | 竹、池田由美、小堀史絵 |
メカニックデザイン | 山下いくと |
音楽 | 照井順政、蓮尾理之 |
アニメーション制作 | スタジオカラー、サンライズ |
製作 | バンダイナムコフィルムワークス、 日本テレビ放送網 |
放送局 | 日本テレビ系列ほか |
放送期間 | 2025年4月9日 - |
映画:機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- | |
原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 鶴巻和哉 |
脚本 | 榎戸洋司、庵野秀明 |
キャラクターデザイン | 竹、池田由美、小堀史絵 |
メカニックデザイン | 山下いくと |
音楽 | 照井順政、蓮尾理之 |
制作 | スタジオカラー、サンライズ |
製作 | バンダイナムコフィルムワークス |
配給 | 東宝、バンダイナムコフィルムワークス |
封切日 | 2025年1月17日 |
上映時間 | 81分 |
その他 | TVシリーズを再編集した劇場先行上映版 IMAX同時上映・MX4D・4DX順次上映 |
関連作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(きどうせんしガンダム ジークアクス)は、2025年4月より日本テレビ系列『火曜プラチナイトアニメ』枠ほかにて放送中の、日本のテレビアニメ[1][2]。「ガンダムシリーズ」の一作品であり、同シリーズを手掛けるサンライズと、「エヴァンゲリオンシリーズ」を手掛けるスタジオカラーが初めて共同で制作する作品となる[3]。
テレビ放送の開始に先駆けて、2025年1月17日から一部のエピソードを再編集した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(きどうせんしガンダム ジークアクス ビギニング)が劇場公開された[3]。また、『Beginning』はガンダムシリーズ初となるIMAXでの上映も行われたほか[4][5]、同年2月22日からMX4D・4DXでの上映も実施され[6][7]、同日から全上映形態共通で本編の上映終了後に特別映像が追加された[8][9]。
製作
2024年12月4日にYouTubeでライブ配信された「ガンダムカンファレンス WINTER 2024」内で本作品の制作が発表され、スタッフ・キャストと合わせて公式予告編が公開された[10]。
企画は2018年より始動し、バンダイナムコフィルムワークスの小形尚弘は、「ガンダムシリーズ」の新作を検討するなかで、鶴巻和哉監督による新しいガンダムを作ってみたいとスタジオカラーの杉谷勇樹に話を持ちかけたことが、共同制作のきっかけになったと述べている[10]。一方、杉谷は小形からの意見を汲んだうえで、鶴巻のやりたい映像ができたことを語っている[10]。
物語は多くのガンダム作品の舞台となる「宇宙世紀」であるが、シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』(以後『ファースト』)で描かれた一年戦争が異なる経過を辿った末の世界観となっており、『ファースト』における仮想戦記という位置づけとなっている[11]。監督の鶴巻は一年戦争のパートについては当初アバンタイトルのみでの描写を構想していたが、後に1話分として独立することになり、庵野秀明の作り込んだ「シャア・アズナブルが赤いガンダムに搭乗して戦う」というプロットがそのまま採用された[11]。また、このパートはオリジナルの安彦良和のデザインに準拠したキャラクターが使用されており、後半のメインとなるパートのキャラクターとは異なる形となっている[11]。
あらすじ
Beginning
地球からもっとも遠い位置にあるスペースコロニー群サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対する独立戦争を挑んでから約9か月後の宇宙世紀0079年。ジオン公国軍エースパイロットのシャア・アズナブルは、地球連邦軍のモビルスーツ(MS)開発計画を察知し、みずから部隊を率い潜入したサイド7にて新型MSガンダムと、その母艦となる強襲揚陸艦ペガサスを鹵獲する。ガンダムを手にしたジオン公国のMS開発計画は大幅な見直しが図られると共に飛躍的に発展し、シャアもまたニュータイプの素質を見出されたことで、新たにサイコミュとビットを搭載した赤いガンダムを愛機として、仲間のシャリア・ブルとともにMS戦術「M.A.V.(マヴ)」を確立させる。
戦争終盤、連邦軍は宇宙の拠点であるルナツーをジオン公国軍に総攻撃されるところまで追い詰められるが、その裏で制圧していた宇宙要塞ソロモンをジオン配下の月面都市グラナダに落下させる計画を断行する(第2次ソロモン会戦)。後方待機を命じられていたシャアはこれに対し、ペガサスから改称された強襲揚陸艦ソドンを旗艦とした、4隻の殴り込み艦隊によるソロモンの強襲破砕作戦を立案・決行。作戦を認可したキシリア・ザビも最後までグラナダ基地から退かない姿勢を見せるが、シャアの真の目的は、ザビ家への復讐のため、作戦を故意に失敗させてキシリアをグラナダごと葬り去ることにあった。シャアが自爆用ザクの起爆装置を停止させて彼の目論見が成功するかと思われたその時、ドズルを討ったトリコロール塗装の軽キャノンと会敵する。軽キャノンの放ったビームにより岩盤崩落に巻き込まれ、その直後にガンダムのサイコミュが突如暴走する。のちにゼクノヴァと呼ばれるこの現象が発生したことで、ガンダムとともにソロモンの三分の一が消失して落下軌道が変化し、結果としてソロモンはグラナダへは落ちずに終わる。宇宙での拠点を喪失した地球連邦政府は戦争の継続を断念し、宇宙世紀0080年1月3日に地球連邦政府はジオン公国に休戦を打診した。独立戦争(一年戦争)はジオン側の勝利で終結したものの、ゼクノヴァに巻き込まれたシャアはガンダムとともに行方不明となる[12]。
本編
一年戦争終結から5年後の宇宙世紀0085年。サイド6のイズマ・コロニーに暮らす女子高生のアマテ・ユズリハは、警察から逃亡中だった戦争難民の少女ニャアンとぶつかった際に、彼女が運んでいた非合法のMS用インストーラデバイスを偶然手に入れる。興味を抱いたアマテは、デバイスを追跡してきたニャアンとともに、届け先であるジャンク屋のカネバン有限公司が拠点とする難民区域にたどり着く。一方、行方不明であるシャアの捜索任務にあたっていたシャリア・ブルは、赤いガンダムがイズマ・コロニーで確認されたことを受けて、オメガ・サイコミュを搭載した最新鋭MSのGQuuuuuuX(ジークアクス)を投入する。しかし機体を託されたエグザべ・オリベは、性能を引き出せずに機体ごとコロニー内部になだれ込み、軍警も介入して事態は混沌と化す。難民区域への被害を物ともしない軍警の横暴に怒ったアマテは、混乱に乗じて乗り込んだジークアクスのオメガ・サイコミュを起動させることに成功し、軍警のMSを撃破する[13]。
戦闘後にそのままジークアクスを奪取したアマテは、カネバン有限公司のリーダーであるアンキーから、翌日行われる非合法の決闘競技クランバトル(クラバ)への参戦を打診される。これに迷いを抱いたアマテは、戦闘中に知覚した「キラキラ」をモチーフとするグラフィティを描いていた少年シュウジ・イトウと邂逅し、彼に荷物を届けに来たニャアンとともに、秘匿されていた赤いガンダムのもとへと案内される。クラバのパートナーを探していたアマテは、エントリーネームマチュを名乗ってシュウジに協力を打診し、ニャアンへの配送支払い料を失っていたシュウジはこれを了承する。ニャアンやシャリアたちが見守るなかで開始されたクラバで、マチュは苦心の末にシュウジのガンダムに感化されながら巧みな連携を取り、勝利を収める[13]。
マチュは地球に行きたいというシュウジに共感し、カネバンのクラバチーム「ポメラニアンズ」でクラバに連勝するが、シュウジが自身の素性や真意をすべて明かすことはなかった。そんな中、元連邦軍のシイコ・スガイがクラバでシュウジに殺害される光景を目の当たりにしたマチュは、そこまで踏み込まなければ彼を理解できないという考えを抱く。次戦は元黒い三連星のガイアとオルテガという強豪との対戦カードが組まれるが、エグザベの追跡を受けてマチュが試合に間に合わなかったため、ニャアンがジークアクスに代理搭乗する。命がけの戦いのなかでオメガ・サイコミュを起動し、ニャアンとシュウジが共同でガイアたちを撃破する様子を目の当たりにしたマチュは、シュウジと「キラキラ」を共有できるのは自分だけという自信が揺らぎ、帰還したニャアンに当たり散らしてしまい、高校卒業後の進路を巡って母親のタマキとも衝突してしまう。行くあてもなくカネバン有限公司を訪れたマチュは、アンキーがシュウジの隠れ家を特定したことや、彼の居場所を通報することで賞金を得て、その後は会社を畳んでジークアクスも手放そうとしていることを立ち聞きしてしまった。 シュウジを守るためにマチュはニャアンと共に行動しようとする。同じ頃、地球連邦軍のバスク・オムが、部下のドゥー・ムラサメとゲーツ・キャパを伴ってイズマ・コロニーに潜入し、同地で会談を行う予定のキシリア・ザビを暗殺するために動き出していた。
登場用語
世界観
- ゼクノヴァ
- 一年戦争終盤の第2次ソロモン会戦中、宇宙要塞ソロモンの内部で赤いガンダムのサイコミュが暴走して起こった謎の現象。発光現象と共にガンダムごとソロモンの一部が消滅したが、本編の時代でもサイコミュの共振現象が発生の推定原因と関連づけられるだけにとどまり、全貌は解明されずにいる[14]。キシリアは、グラナダ地下の実験施設に保管されていて、発光現象の際に消失したオブジェクト「シャロンの薔薇」の関与をほのめかしている。
- クランバトル
- モビルスーツ(MS)同士による非合法の賞金バトル。略称は「クラバ」。マヴの内容を踏襲した2対2のチーム戦で争われ、ミノフスキー粒子が散布された指定のバトル場で、制限時間内に敵機の頭部を破壊したほうが勝者となる。試合内容はゲリラ配信され、コロニーの若者たちの間では賭博の対象として人気の娯楽となっている[14]。第4話時点では9組以上のクランが参戦しており、中にはCRSのように民間企業が宣伝や技術検証を目的として公然の秘密的に運営するクランも存在する。出場する機体やパイロットの変更は試合直前まで認められている一方、2名のうち1名でも出場キャンセルや欠席した場合は「人生が詰む」ほど多額の違約金が課せられるとされている。
- 地位協定
- 一年戦争中は中立の立場であったサイド6が、終戦後の占領時代を経てジオン公国との関係を改めて定義するために結んだ協定。サイド6に対して基本的な自治権などが認められている一方、コロニー内はジオンの管制空域として制空権が掌握されており、赤いガンダムおよびシャアの捜索についてはジオン側に優先権があることも明記されている。ソドンがイズマ・コロニーに強行突入してそのまま中空に居座った際は、住民による反対デモが発生している。
地名・施設
- イズマ・コロニー
- サイド6の一角に存在する、マチュたちが居住するスペース・コロニー。形状は円筒形の開放型。日本語がおもな公用語として使用されており、「ジンガミネ」や「オオカンバラ」など日本的な地名も多い。難民区域である「ネノクニ」は中国語の使用も盛んである。通貨はハイト。
- 一年戦争中はサイド6全体が中立であったため、本コロニーも比較的平和であった反面、戦後は大量の難民の流入やそれに伴う違法行為、ジオン公国との政治的関係が大きな社会問題となっている。治安維持は沿岸警備隊(コーストガード)を再編した軍警察が行っているが、難民への取り締まり体制は相当に厳しく、住民からの評判は良くない。
- ハイバリー高校
- アマテが在学するイズマ・コロニー内の女子高校。名門お嬢様学校であるとともに、学費の高さでも知られている。
戦術・技術
- M.A.V.(マヴ)
- 一年戦争で、シャアとシャリアが編み出したとされている攻撃戦術。ミノフスキー粒子散布下での有視界戦闘においては、先に相手を発見して先制攻撃を仕掛けた側が有利だが、最初の一撃後はその優位性がなくなるというデータから、2機1組のバディを組むことで優位性を保つことを狙いとしている。本編では普遍的な戦術として普及したほか、バディ間では相棒を「マヴ」と呼ぶことが一般化している[14]。
- インストーラデバイス
- MSの戦闘用コンピューターのハードウェア認証式アクティベーションキー。3.5インチハードディスクドライブのような形状をしており、ニャアンが運送中に紛失し、マチュが入手したデバイスの表面ラベルには「3.5」の表記がある。民間に払い下げられたジオン製MSは本デバイスが外されており、非武装のザクに取り付けると、ZEONICのロゴを冠した起動画面が立ち上がり、モノアイの色が水色からピンクに変わるため、外観から武装のロックが解除されていることが識別可能となる。
- マチュが入手したデバイスの表面ラベルには「MOBILE SUIT ACTIVATION KEY」の記載がある。また側面のラベルには「WG-X22120AU-01-76」の型番が記載されており、マチュが検索したオンライン百科事典「FOORYPEDIA」の「WG-X22100」の記事によれば、ジオニック社が開発・製造したモビルスーツのコンピュータ用インストーラデバイスで、元々は地球連邦軍がV作戦においてガンダムに塔載したカートリッジ式の「V-440」をベースとする。
- ガンダムを鹵獲して解析したジオン公国軍でも機体性能の向上が認められたため、ジオニック社がV-440の完全模写の形で「WG-X22100」を製造し、既存のMSに対しても本規格の戦闘コンピュータへの改修を積極的に行った。その結果「WG-X22100」は完成度と汎用性の高さから、ジオン独立戦争で最も多く使用された戦闘用インストーラデバイスとなり、ジオン製・連邦製を問わず、戦後以降のほぼすべてのMSで互換性をもつこととなった。
- 非武装のMSに取り付けると、戦闘用OSがインストールされ、携行武装類へのエネルギー伝達トリガーがオンに切り替わり、重火器などの使用が可能となる。また、モビルスーツに標準搭載されている接触事故回避用の安全装置が解除され、可動域がより広範囲になる。なお、「WG-X22100」は記録回路所持等取締法第2条の規制を受け、登録事業者以外の所持・使用が禁止されているが、闇市場で非合法に取引される密輸品の摘発が後を絶たないとされている。
登場人物
主要人物
- アマテ・ユズリハ(マチュ)
- 声 - 黒沢ともよ[3]
- 本作品の主人公。イズマ・コロニーで母タマキと暮らす普通の女子高生だったが、ジークアクスに乗ったことでパイロットの素質が開花し、カネバン有限公司のクラバチーム「ポメラニアンズ」でエントリーネーム「マチュ」を名乗ってクラバに参戦する[3][13][15]。ハイバリー高校2年アンヌ・マテスクラスに在籍、出席番号は25番。真っ先にジークアクスのコクピットに飛び込む、軍警に即座に刃向かうなど行動力が高い。また、考え事などの際に度々逆立ちをする描写がある。出会ったニャアン、シュウジと協力しつつ、クラバを戦い続けていく。ジークアクスに搭乗した時に目撃した「キラキラ」を特別なものと感じており、平凡な日常に飽き特別な何かに強い憧れを持つ。母にはクラバに出場していることは教えていない。
- ニャアン
- 声 - 石川由依[3]
- 非合法な運び屋のアルバイトをする戦争難民の少女。幼少期に戦場と化した故郷のコロニーから単身プチMSで脱出し、家族と生き別れた過去をもつ[3]。シュウジのことは「シュウちゃん」と呼んでいる。マチュが軍警に追われてエグザベとロッカーに逃げ込んでいた際はクラバに出場できなかったため、自身がパイロットとしてジークアクスに乗り込み、「キラキラ」を目撃するとともにオメガ・サイコミュとの適合を果たし、ガイアとオルテガの相手マヴとの戦闘に勝利する。しかし、自身が出場していたことをマチュに咎められ、一時的に仲が拗れてしまう。
- シュウジ・イトウ
- 声 - 土屋神葉[3]
- シャアの失踪後、赤いガンダムとともに現れた謎の少年[13]。自身が魔改造した四足歩行型ロボット「コンチ」を連れている[16]。さまざまなコロニーに出没しては外壁にグラフィティを描くため、警察とジオン公国軍から身柄を追われる[15]。「~と、ガンダムが言っている」が口癖であり、個人的な望みは「地球へ行く」こと。クラバのエントリーネームは初回のみ「AAA」、のちに「HARAHERIMUSHI(ハラヘリムシ)」。クラバではマチュとマヴを組み、元連邦・ジオン両方のエースパイロットたちを容赦なく撃墜する技量を見せる。
イズマ・コロニー
カネバン有限公司
- アンキー
- 声 - 伊瀬茉莉也[15]
- カネバン有限公司の女性社長。姉御肌な気風の持ち主で、マチュのパイロットとしての素質を見抜き、自身のクラバチームにスカウトする[15]。元ジオン出身。大人として彼女を気に掛けており、アドバイスをしたりもするが、時には冷徹な判断を下す。クラバ以外にも非合法ビジネスを手がけている[16]。シャリアとの密談後、最後のクラバの際に調査で発見していた赤いガンダムの居場所を密告し、事務所を引き払うことを決める。
- ジェジー
- 声 - 徳本恭敏
- カネバン有限公司構成員。クラバのパイロット[15]。ナブやケーンを含め、当初はマチュのクラバ参戦を不安視していたが、のちには彼女の心情を気遣うようになる。
- ナブ
- 声 - 千葉翔也
- カネバン有限公司構成員。実務担当[15]。アンキーが事務所を引き払うと決めた際は、マチュにもうクラバは辞めろ、ここへは来るなと忠告する。
- ケーン
- 声 - 永野由祐
- カネバン有限公司構成員。メカニック担当[15]。
- ポメラニアン
- 声 - 越後屋コースケ
- ジェジーが飼う黒いポメラニアン[16]。
- ハロ
- 声 - 釘宮理恵[15]
- 多くの「ガンダムシリーズ」に登場する球形のロボット。本作ではカネバン有限公司の所有する白い個体が登場し、MS経験の浅いマチュに追随して操縦のサポートをする。
サイド6軍警察
- アラガ
- 声 - 丹羽正人[17]
- 軍警ザクのパイロット。ラゴウチと二人でジークアクスを追うが、退けられる。
- ラゴウチ
- 声 - 下山吉光[17]
- 軍警ザクのパイロット。アラガのマヴ。
- ワード
- 声 - 家中宏
- 公安刑事。ジークアクスから降りたエグザベを拘束するも、のちに釈放の手続きをする。しかし、その後も単独行動を続けていたエグザベに対し、これ以上うろちょろされ、面倒事を持ち込まれるのは目障りだと、彼を追い詰めて銃で撃とうとするも、その場でシャリアに射殺される。
- チャイチ
- 公安刑事。ワードの相棒。のちにエグザベを追い詰めた際にワードと同じくシャリアに射殺される。
クランCRS(警備会社ドミトリー)
- シイコ・スガイ
- 声 - 塙真奈美[18]
- 一年戦争時に活躍していた元連邦軍のスーパーユニカム(エースパイロット)。自機のワイヤー・フックを撃ち込んだ敵や周辺物を支点に急激な方向転換や加減速を繰り返す高機動戦闘を得意としており、撃墜した機体にフックの傷痕(スティグマ)が残ることにちなんで「スティグマ攻撃」と呼ばれる。また、ライフルなどの火器をフックに引っかけて射出することで、自機から離れた位置からの奇襲射撃をしかける応用技もある。戦時中は性能が劣っていた軽キャノンに搭乗しながらも、この戦法を用いて100機以上を撃墜せしめ、その戦績から魔女と呼ばれるようになる[18]。
- 戦時中に組んでいたマヴにニュータイプとしての期待を抱いていたが、そのマヴをシャアの赤いガンダムに殺されたために、ニュータイプの存在について否定的な感情を抱くようになる。その後もマヴの仇であるシャアの赤いガンダムを追っていたが、ゼクノヴァでシャアが消息を絶ったために目的を見失い退役した。U.C.0085では結婚して一児の母となり、サイド6のパルダ・コロニーに居住していたが、赤いガンダムがクラバに現れたと知ると、家族を置いて民間の警備会社ドミトリーが秘密裏に運営するクランCRSに参加し、エントリーネーム「MAMAMAJO(ママ魔女)」を名乗って専用色のゲルググに搭乗する[19]。モスク・ハンからは彼女自身もニュータイプの素養があるのではないかと評価されているが、それについては特に否定しない。ポメラニアンズとのバトルではクラバのルールを無視してシュウジの赤いガンダムのみに執着し、機体の負荷を考えないスティグマ攻撃の多用で圧倒するが、投棄したビーム・サーベルを囮にするというシュウジの機転で背後を取られ、もう一本のサーベルをコックピットに刺し込まれて死亡する。
- ボカタ
- 声 - 金田愛[20]
- ドミトリーの社員で、スガイと同じ元地球連邦軍のパイロット。ポメラニアンズとの試合でスガイとマヴを組むが、ルール無視で赤いガンダムのみを攻めるスガイに対して「勝つ気はないのか?」と困惑する。クラバのエントリーネームは「HAL」。
- モスク・ハン
- 声 - 菊池康弘[21]
- 元地球連邦軍技術士官。U.C.0085ではドミトリー社で働いている。スガイのゲルググにマグネット・コーティングを施した。
その他関係者
- タマキ・ユズリハ
- 声 - 釘宮理恵[15]
- マチュの母親で、サイド6の会計監査局職員(外交3部部長)。夫は別のコロニーに単身赴任中であり、アマテの進路などを案じる[15]。娘がクラバに出ていることは全く知らずにいたため、三者面談時は塾に行っていないことを驚愕する。
- カムラン・ブルーム
- 声 - 興津和幸[15]
- サイド6の大統領首席補佐官[15]。シャリア・ブルとは旧知の間柄。
- マーコ・ナガワラ
- 声 - 稲田徹
- 非合法な運び屋の元締め。ニャアンに仕事の指示をする。仕事に厳しい一方、娘へのプレゼントについて悩む家庭人としての一面も持つ。
ジオン公国
U.C.0085のソドンクルー
- シャリア・ブル
- 声 - 川田紳司[22]
- 元木星船団所属という経歴から「木星帰りの男」と呼ばれるパイロット[16]。ギレン・ザビの命でキシリア配下のニュータイプ部隊に派遣され、そこで出会ったシャアの相棒となり、「灰色の幽霊」の名で恐れられる[23][15]。
- U.C.0085時では中佐に昇進し、ソドンを母艦として行方不明となったシャアの捜索を継続している[23]。エグザベがサイド6で軍警察に拘束された際は、地位協定を盾にソドンごとサイド6に乗り込み、カムランとの交渉によって釈放させることに成功する。ジークアクスと赤いガンダムの出場するクラバを毎回欠かさず観戦し、戦闘を考察するが、のらりくらりとした態度にコモリからは疑念を持たれている。最後のクラバの前にはシムスとキケロガを呼び寄せた他、アンキーと密談を行うなど、自らの目的のために動き出す。
- エグザべ・オリベ
- 声 - 山下誠一郎[15]
- ジオン公国軍のパイロット養成機関「フラナガンスクール」を首席で卒業した青年パイロット[16]。ルウムの難民出身。ニュータイプ能力があると目されてジークアクスを託されるものの、オメガ・サイコミュを起動できず赤いガンダムを取り逃がし、さらにジークアクスもマチュに奪われる[15]。その後はサイド6の軍警察に不法入国の現行犯として身柄を拘束されるものの、シャリアとカムランとの交渉の結果、釈放される。後々には独自にジークアクスのパイロット(マチュ)を探すべく動き、軍警に追われていた彼女を助けるが、本人かどうかまでは確認できずに終わる。
- 政治的な立ち位置としてはキシリア派に属しており、ギレン派に属するとされるシャリアの動向を逐一報告する任務を受けている。公安刑事達に追い詰められ、窮地に陥った際はシャリアに助けられている。
- コモリ・ハーコート
- 声 - 藤田茜[15]
- シャリアに付き従う女性軍人。士官学校出身のエリートだが、ニュータイプの存在には懐疑的な考えを抱く[15]。
- ラシット
- 声 - 広瀬さや[24]
- U.C.0085時のソドン艦長。階級は中佐。
- コワル
- 声 - 村井雄治[17]
- ソドンの技術士官。階級は中尉。
- タンギ[17]
- ソドン操舵士。階級は曹長。
- オシロ
- 声 - 中村源太[17]
- ソドンのオペレーター。階級は軍曹。
- セファ
- 声 - 渡辺理沙[17]
- ソドンのオペレーター。階級は伍長。
- ベノワ
- 声 - 江越彬紀[17]
- ソドンの通信士。階級は伍長。
U.C.0079のソドンクルー
- シャア・アズナブル
- 声 - 新祐樹[22][23]
- 「赤い彗星」の異名をもつジオン公国軍のエースパイロット。サイド7潜入時の階級は少佐だったが、第1次ソロモン会戦前は大佐に昇進している。月面都市グラナダでフラナガン博士の接触を受け、「シャア・アズナブルにおけるニュータイプの発生形態」というキシリア宛ての報告書のコピーにより、自身にニュータイプの素質があることを知る。同じニュータイプであるシャリア・ブルと組み、奪取したガンダムを駆って第一線で戦果を上げ続け、シャリアとともにマヴを確立させるなどさまざまな功績を積む。第2次ソロモン会戦の最中にゼクノヴァに巻き込まれ、「刻(とき)が見える」の言葉を残して消息不明となる[23]。
- 戦後、シャアの素性が「ジオン・ダイクンの忘れ形見」との噂が流布されているが、コモリは都市伝説と否定している。
- デニム
- 声 - 後藤光祐[16]
- シャアの部下で軍曹長。ザクのパイロット。
- ドレン
- 声 - 武田太一[16]
- シャアの副官。中尉→大尉。ペガサスから改修されたソドンの初代艦長となる。
その他のジオン関係者
- キシリア・ザビ
- 声 - 名塚佳織[22]
- ザビ家長女でギレン・ザビの妹[23]。ジオン公国軍突撃機動軍司令。シャアを「キャスバル坊や」と呟くなどシャアの正体を知る人物の一人。
- マ・クベ
- 声 - 杉田智和[22]
- キシリア配下の軍人。一年戦争時は大佐で、ルナツー攻略戦の指揮を執る[23]。U.C.0085時では中将に昇進している。
- マリガン
- 声 - 斉藤壮馬
- 中尉。キシリアの配下。
- フラナガン
- 声 - 白熊寛嗣
- ニュータイプを研究する科学者。フラナガン機関を設立した。シャアに接触し、彼のニュータイプとしての素養について言及する。
- シムス・アル・バハロフ
- 声 - 庄司宇芽香[25]
- サイコミュ兵器の開発に携わる技術者。本作では大尉に昇進し、月面のグラナダ市で勤務している。シャリアの要請を受け、禁止条約兵器であるキケロガ持ち出しのための便宜を図る。
- 黒い三連星
- 声 - 上田燿司(ガイア)[26]、浜田賢二(オルテガ)[27]
- 一年戦争時に活躍していた、ガイア、マッシュ、オルテガの3名によるエースパイロット小隊。本作では戦後も全員が生存しているが、ガイアは戦中に活躍したシャアに「戦果を奪われた」と不満を漏らす。マッシュのみは先んじて自主退役し、パイロット時代の名声を生かして政界入りしている。U.C.0085時点ではウーセン市の市長にまで上り詰めたものの、同年6月に秘書との不倫を報じられている。
- 軍に残ったガイアとオルテガは戦後にマ・クベに免職され、U.C.0085時点ではサイド6でのスクラップ回収業のかたわら、軍から持ち出したリック・ドムで構成されるクラン「バイナリーズ」の運営で生計を立てていた。高額な機体維持費に苦しんだ末にスクラップ業に見切りをつけ、ポメラニアンズにクラバで勝利したという実績を得てから傭兵会社に売り込もうと画策する。バトルではマッシュを欠いた二人体制でのジェット・ストリーム・アタック戦法をしかけ、この時点で体調不良だったシュウジと、エグザベに匿われていたマチュの代理でクラバデビューしたニャアンを翻弄する。特に素人であるニャアンのジークアクスを集中攻撃して追い詰めるが、土壇場で機体のオメガ・サイコミュを起動した彼女に体勢を崩され、オルテガ機は頭上から機体を両断、ガイア機は目隠しに利用されていたシュウジの赤いガンダムに頭部を切断され、ともに爆死する。
地球連邦軍
- パオロ・カシアス
- 声 - 中博史
- 中佐。ソドンの原型となった強襲揚陸艦ペガサスの艦長。サイド7・1バンチからの出港準備中、シャアのガンダムによってブリッジごとビーム・サーベルで貫かれ、死亡する。
- テム・レイ
- 声 - 越後屋コースケ
- 技術士官で、V作戦の中心人物(技師長)。ザクの強襲を受けたサイド7・1バンチ内を作業車で移動中、シャアに奪われたガンダムがガンキャノンと交戦している姿を目にし、誰が操縦しているのかと訝る。
- セイラ・マス(アルテイシア・ソム・ダイクン)
- シャアの妹。一年戦争中は連邦軍のMSパイロットとしてトリコロール塗装の軽キャノンに搭乗し、第1次ソロモン会戦ではドズルのビグ・ザムを撃破、第2次ソロモン会戦ではソロモン内部でシャアと邂逅しゼクノヴァに巻き込まれたとされる。
- バスク・オム
- 声 - 安元洋貴[25]
- 赤いゴーグルを着用した巨漢の連邦軍大佐。連邦側が勝利した世界線上にある『機動戦士Ζガンダム』では「ティターンズ」の総司令官であるが、本作に初登場した時点ではティターンズが設立されておらず、「極右の特殊部隊創設を準備している」とされる[25]。日本の廃ビル内にある「アマラカマラ商会」を拠点とし、部下のゲーツとドゥーとともに赤いガンダムを追ってイズマ・コロニーに潜入する。
- ゲーツ・キャパ
- 声 - 村瀬歩[25]
- バスク同様『Ζガンダム』を初出とする人物で、原典と同じくニュータイプ研究機関のオーガスタ研究所に所属する大尉。
- ドゥー・ムラサメ
- 声 - 金元寿子[25]
- オーガスタ研とは別のムラサメ研究所に所属する少尉[25]。黒いハーフマスクを着けた細身の少女で、乗機のサイコガンダムを「自身の体」、パイロットである自身を「機体の心臓」と称する。
登場兵器
ジオン公国軍の兵器
ジオン公国軍のMS
ジークアクス GQuuuuuuX | |
---|---|
型式番号 | g-MSΩ |
頭頂高 | 18.0m(通常時) 18.2m(オメガ・サイコミュ起動時) |
本体重量 | 42.4t |
全備重量 | 48.8t |
武装 | 頸部バルカン砲×2 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×2 トメノスケ・ヒート・ホーク×1(現地調達) シールド×1 |
特殊装備 | オメガ・サイコミュ |
搭乗者 | エグザベ・オリベ アマテ・ユズリハ(マチュ) ニャアン |
- g-MSΩ GQuuuuuuX(ジークアクス)
- ガンダムを捜索するジオン公国軍によって持ち出された最新鋭試作MS。別名は「ガンダム・クァックス」。当初はエグザベ・オリベに与えられるが、イズマ・コロニーでの戦闘の混乱に乗じてアマテ・ユズリハによって奪取され、以降はポメラニアンズの機体として運用される。
- 「オメガ・サイコミュ」と呼ばれる特殊システムを搭載しており、起動時は拘束具を兼ねる頭部ブレードアンテナが解放されてツインアイが露わとなり、コックピット内の脳波コントロール用のインターフェースが出現して、サイコミュによる機体制御が可能となる[28]。作中ではアマテのほかに、黒い三連星とのクラバに代理で出撃したニャアンが起動に成功する。
- 制式武装は頸部バルカン砲2門、ビーム・ライフル、環状の刃を発生するビーム・サーベル2基、シールド。エグザベ搭乗時の戦闘でライフルとサーベルは喪失しており、アマテによって奪取された後は、ジェジーのザクが装備していた民生品のトメノスケ・ヒート・ホークを主武装とする。このほかに、両肩内部から発射されるスモーク・ディスチャージャーや、かく乱用のダミーバルーンが搭載されている。
ガンダム GUNDAM | |
---|---|
型式番号 | RX-78-02 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 43.4t |
武装 | 頭部バルカン砲×2 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×2 ほか |
搭乗者 | シャア・アズナブル |
赤いガンダム RED GUNDAM | |
型式番号 | g-MSα |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 44.4t |
全備重量 | 48.8t |
武装 | [U.C.0079時] 頭部バルカン砲×2 ビーム・サーベル×2 ビット×6 シールド×1 [U.C.0085時] 頭部バルカン砲×2 ビーム・サーベル×2 ビット×2 シールド×1 ガンダム・ハンマー×1 |
搭乗者 | シャア・アズナブル(U.C.0079) シュウジ・イトウ(U.C.0085) |
- RX-78-02 ガンダム[注 1]
- 連邦軍がMS開発計画「RX計画」の一環で開発した高汎用型MS。胸部のコア・ファイターを中心とする「コア・ブロック・システム」、ビーム・ライフルやビーム・サーベルなど最新技術を有していたが、サイド7での最終テスト中にシャア・アズナブルによって奪取される[29]。
ザク ZAKU | |
---|---|
型式番号 | MS-06 MS-06S(指揮官用 / シャア専用機) |
頭頂高 | 17.5m |
本体重量 | 56.2t |
武装 | ヒート・ホーク×1 ザク・マシンガン×1 ザク・バズーカ×1 クラッカー×1 |
搭乗者 | ジオン公国軍MSパイロット シャア・アズナブル(S型) デニム スレンダー 地球連邦軍MSパイロット(鹵獲機) 民間人 クランバトル参加者 |
軍警ザク POLICE ZAKU[30] | |
型式番号 | MS-06SSP MS-06SSPEX(特殊部隊仕様機)[30] |
頭頂高 | 17.5m[30] |
本体重量 | 56.2t[30] |
全備重量 | 71.3t[30] |
武装 | ザク・マシンガン×1 ヒート・ホーク×1 電磁警棒×1 刺又×1 ザク・マシンガン改×1(特殊部隊仕様機) |
搭乗者 | ラゴウチ アラガ |
- MS-06 ザク
- 一年戦争時のジオン公国軍汎用主力MS。シャアも赤いガンダムに乗り換えるまでは、指揮官用のS型を赤く塗装して運用していた。RX計画を推進していた連邦軍も鹵獲機体を運用している[29]。
- 戦後は戦闘用のインストーラデバイスを排したうえで民間や他サイドに払い下げられ、建設作業の現場ではマニピュレーターの変更や警告灯およびカバーパーツを追加したうえで使用される。また、クラバ用に改造された機体も存在する[28]。
- 民間ザク
- 民間企業などで運用されるザク。黒潮建設等では、作業に適した独自改造をしている。
- ザク ポメラニアンズ仕様
- カネバン有限公司所属のザク。胸部には倒福、脚部にはポメラニアンズのマーキングが施されている。
- ザク フォースネークアイズ仕様
- クラン「フォースネークアイズ」仕様のザク。青色のイエティ機と赤紫色のパイロ機が存在。
- ザク ファットマヴ仕様
- クラン「ファットマヴ」仕様のザク。左肩部が赤いオーバーウェイト機と青いラブハンドル機が存在。
- MS-06SSP 軍警ザク
- サイド6の「沿岸警備隊」(コーストガード)を前身とする軍警察に配備された改修機[28][30]。特徴として、膝一体型と軍警ロゴが描かれた手甲型の防衛用シールド、警報機と連動した肩部用非常回転灯を装備する。また、高機動用ブースターを装備した特殊部隊仕様機も存在する。武装は、通常型と特殊仕様機用の改型を合わせた新旧両世代のザク・マシンガンとヒート・ホーク、左腕シールドに懸架された電磁警棒や刺股など[30]。
ゲルググ GELGOOG[31] | |
---|---|
型式番号 | gMS-01[19][32][31] |
全高 | 18.0m(アンテナ含む)[31] |
頭頂高 | 17.5m[31] |
本体重量 | 42.2t[31] |
武装 | バルカン砲×2 ビーム・ライフル×2 ビーム・サーベル×1 |
搭乗者 | ジオン公国軍MSパイロット シイコ・スガイ ボカタ |
- gMS-01 ゲルググ
- 連邦軍から鹵獲したガンダムのデータをもとに開発された、ジオン公国軍の制式採用機[19]。本来の「MS-14 ゲルググ」となるはずだった機体は、ガンダムの鹵獲に成功したことで開発が中断されており、ガンダムの技術を用いた本機は本来の連邦軍量産機となるはずだった「ジム」に酷似している。U.C.0085時点におけるジオン正規軍の現役主力機である一方で、密かに民間へと流出した機体も存在し、クランCRS所属のカスタム仕様であるスガイ機は白、赤、黄[19]、同じくボカタ機はライトグレー、緑、白[32]に塗り分けられている。これらCRS所属機は、モスク・ハンが駆動部分に施したマグネット・コーティング処理によって反応速度が高められている。スガイ機のマニピュレーターには小型のワイヤー・フックが内蔵され、スガイが得意とするスティグマ攻撃の起点として用いられている。
リック・ドム RICK DOM | |
---|---|
型式番号 | MS-09[33] |
武装 | ジャイアント・バズーカ×1 ヒート・サーベル×1(最大×2) 電磁ハーケン×1 胸部拡散ビーム砲×1 |
搭乗者 | ジオン公国軍MSパイロット 黒い三連星 シャリア・ブル |
- MS-09 リック・ドム
- 陸戦用重MSであるドムの宇宙改装型[33]。本作では、腰背部にも脚部を追加した「3本脚」の姿となっている。3本目の脚は、通常時は大推力スラスター[33]搭載バックパックとして機能し、関節部を伸ばして底面に推力を集中させることで高機動形態となる。腕部には電磁ハーケンを搭載し、ワイヤーによって敵機の動きを封じつつ、電流を流すことでパイロットに直接ダメージを与えることができる。
- 通常機は緑、三連星機は紫を基調に塗られている[33]。
ジオン公国軍のMA
キケロガ | |
---|---|
型式番号 | MAN-03 |
頭頂高 | 32.0m |
本体重量 | 868.7t |
武装 | 有線制御式メガ粒子砲 (連装型 / 単装型)×各2 |
搭乗者 | シャリア・ブル |
- MAN-03 キケロガ
- シャリア・ブルが搭乗したサイコミュ搭載型MA。『ファースト』のブラウ・ブロと外形や武装・形式番号は同じだが、全高・本体重量は半分程度[29][34]。U.C.0085時点ではサイコミュ搭載機であることが公式に明言されており、禁止条約兵器扱いとなっている。
- MA-08 ビグ・ザム
- 対要塞攻略用の大型MA。一年戦争末期にはドズル・ザビが1号機に搭乗して第1次ソロモン会戦に出陣するものの、トリコロール塗装の軽キャノンに敗北したことが語られる[12]。後に量産化され、ルナツー攻略戦ではマ・クベ大佐が率いるビグ・ザム1個戦隊が出撃している。
ジオン公国軍の艦船
- LMSD-70 ペガサス
- 連邦軍がMS開発計画「RX計画」の運用母艦として開発した強襲揚陸艦(艦籍番号:LMSD-70[注 3])。船体中央に回転式の重力ブロックをもつ。サイド7で最終テスト中のガンダムを受領するためサイド7へ入港。シャアに奪取されたガンダムによって艦橋(メインブリッジ)を破壊され、ジオン公国軍に鹵獲される。
- ムサイ級軽巡洋艦
- ジオン公国軍の宇宙巡洋艦。
- ファルメル
- シャアの部隊がソドン以前に旗艦として運用していた。指揮官はドレン。
- グワジン級戦艦
- ジオン公国軍の宇宙戦艦。
- グワジン
- キシリアの座乗艦。
地球連邦軍の兵器
地球連邦軍のMS
01ガンダム | |
---|---|
型式番号 | RX-78-01 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 43.4t |
武装 | ビーム・サーベル×2 ハイパー・バズーカ×1 シールド×1 |
搭乗者 | 地球連邦軍MSパイロット |
- RX-78-01 01ガンダム(ゼロヒトガンダム)
- ガンダムのバリエーション機。白黒の機体色や、ガンキャノンと同じバイザー型カメラアイを装備するなどの相違があるが、装備品や運動性能は同等である[29]。
- ルナツーでの完熟訓練中、奪取されたガンダムを取り戻すべく投入され、射撃戦では高い回避性能を見せたものの、格闘戦に持ち込んだところでシャアに一蹴され、破壊される[12]。
- 制作上では、後述の軽キャノン同様、『Beginning』制作のスケジュールや予算が切迫する中で、既存のデータを流用して新たな機体を登場させようという工夫から生み出されたものである[35]。
ガンキャノン | |
---|---|
型式番号 | RX-77-02 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 51.0t |
武装 | 背部ビーム・キャノン×2 ビーム・ライフル×1 シールド×1 |
搭乗者 | 地球連邦軍MSパイロット |
- RX-77-02 ガンキャノン
- ビームキャノンを標準装備した試作型重MS[29]。サイド7でのテスト中にザクの強襲を受け出撃するが、シャアに強奪されたガンダムにビーム・サーベルでコックピットを貫かれて撃破される。
- RX-75 ガンタンク
- 地球連邦軍試作MS。原典と異なり、両肩にはリニアキャノンを搭載している。サイド7でのテスト中、上半身と下半身が分離された状態のままザクの強襲を受け、破壊される。
- U.C.0085では、右腕をショベルアーム、左手をフォークに換装した重機仕様が、イズマ・コロニー内の再開発地区にて運用されている。
軽キャノン | |
---|---|
型式番号 | RGM-79 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 49.9t |
武装 | 背部ビーム・キャノン×1 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×1 ハイパー・ハンマー×1(セイラ機) 小型ワイヤーフック(スガイ機) |
搭乗者 | 地球連邦軍MSパイロット セイラ・マス(トリコロール塗装機) シイコ・スガイ |
- RGM-79 軽キャノン(ライトタイプ・ガンキャノン)
- 量産計画が頓挫したガンダムに替わり、ガンダムの白兵戦能力とガンキャノンの砲撃能力を掛け合わせた機体として開発されたMS[29]。頭部と胸部はガンキャノン、腕部と脚部はガンダムの設計がそれぞれ流用されている。
- 第1次ソロモン会戦ではセイラ・マスが搭乗するトリコロール塗装の機体がドズル・ザビ搭乗のMAビグ・ザムを撃破しており[29]、第2次ソロモン会戦でもシャアの赤いガンダムと交戦、その際シャアは搭乗者が生き別れの妹アルテイシアであることを直感している。プラモデル化に際してセイラ機であることが明言されたと同時に本作世界ではアムロ・レイの功績はセイラ・マスの功績となっていることが暗にほのめかされている。
- スガイ機はマヴの他に指関節に仕込んだ小型のワイヤー・フックを使った戦術「スティグマ攻撃」により100以上のキル数を稼いだことが語られている。
- 制作上では、『Beginning』で庵野が自身の脚本担当パートに連邦軍の量産機を出したいと希望したところ、「完全新規のデザインやCGモデルを発注するのはスケジュール的に難しいが、既成のガンキャノンとガンダムのパーツを組み合わせたニコイチならば行けるのでは」という主プロデューサーからの提案を受けて誕生した機体であり、作中の開発経緯ともメタ的にリンクする結果となった[36]。
- サイコ・ガンダム
地球連邦軍の艦船
スタッフ
- 制作 - スタジオカラー、サンライズ
- 原作 - 矢立肇、富野由悠季
- キャラクターデザイン原案 - 安彦良和
- モビルスーツ原案 - 大河原邦男
- 監督 - 鶴巻和哉
- シリーズ構成 - 榎戸洋司
- 脚本 - 榎戸洋司、庵野秀明
- キャラクターデザイン - 竹
- メカニカルデザイン - 山下いくと
- アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督 - 池田由美、小堀史絵
- アニメーションメカニカルデザイン・メカニカル総作画監督 - 金世俊
- デザインワークス - 渭原敏明、前田真宏、阿部慎吾、松原秀典、射尾卓弥、井関修一、高倉武史、絵を描くPETER、網、mebae、稲田航、ミズノシンヤ、大村祐介、出渕裕、増田朋子、林絢雯、庵野秀明、鶴巻和哉
- 美術設定・美術監督 - 加藤浩
- コンセプトアート - 上田創
- 画コンテ - 鶴巻和哉、庵野秀明、前田真宏、谷田部透湖、荒木哲郎
- 演出 - 鶴巻和哉、小松田大全、谷田部透湖、荒木哲郎
- キャラクター作画監督 - 松原秀典、中村真由美、井関修一
- メカニカル作画監督 - 阿部慎吾、浅野元
- ディティールワークス - 渭原敏明、田中達也、前田真宏
- 色彩設計 - 井上あきこ
- CGI監督 - 鈴木貴志
- CGIアニメーションディレクター - 岩里昌則、森本シグマ
- CGIモデリングディレクター - 若月薪太郎、楠戸亮介
- CGIテクニカルディレクター - 熊谷春助
- CGIアートディレクター - 小林浩康
- グラフィックデザインディレクター - 座間香代子
- ビジュアルデベロップメントディレクター - 千合洋輔
- 撮影監督 - 塩川智幸
- 撮影アドバイザー - 福士享
- 特技監督 - 矢辺洋章
- 編集 - 辻󠄀田恵美
- 音楽 - 照井順政、蓮尾理之[注 4]
- 音楽プロデューサー - 山田智子、舩橋宗寛、大浜拓哉
- 音響監督 - 山田陽
- 音響効果 - 山谷尚人
- 主・プロデューサー - 杉谷勇樹
- エグゼクティブ・プロデューサー - 小形尚弘
- プロデューサー - 笠井圭介、伴在正行
- 制作デスク・設定制作 - 田中隼人
- デジタル制作デスク - 藤原滉平
- 配給 - 東宝、バンダイナムコフィルムワークス(劇場先行版)
- 宣伝 - バンダイナムコフィルムワークス、松竹、スタジオカラー、日本テレビ放送網、東宝
- 製作 - バンダイナムコフィルムワークス、日本テレビ放送網(テレビアニメ[39])
主題歌・挿入歌
- 「Plazma」[40][38]
- 米津玄師による劇場先行版およびテレビアニメ版の主題歌で、オープニングテーマ。作詞・作曲・編曲は米津玄師。
- 「もうどうなってもいいや」[41][38][42]
- 星街すいせいによる劇場先行版の挿入歌およびテレビアニメ版のエンディングテーマ。作詞はYuki Tsujimura、作曲はNaoki ItaiとYuki Tsujimura、編曲はNaoki Itai。
- 「ミッドナイト・リフレクション」[38]
- NOMELON NOLEMONによる劇場先行版およびテレビアニメ版第1・6話の挿入歌。作詞・作曲・編曲はツミキ。
- 「夜に咲く」[43]
- 星街すいせいによるテレビアニメ版第3話の挿入歌。作詞はsakuma.、作曲はsakuma.と野口大志、編曲は野口大志。
- 「欲しいものすべて」
- 岡地織花によるテレビアニメ版第4話の挿入歌。作曲は照井順政、編曲は徳澤青弦。
- 「夏の現在地」
- 岡地織花によるテレビアニメ版第5話の挿入歌。作詞・作曲・編曲は照井順政。
- 「水槽の街から」
- みきまりあによるテレビアニメ版第5話の挿入歌。作詞・作曲・編曲は照井順政。
- 「きえない」
- NOMELON NOLEMONによるテレビアニメ版第6話の挿入歌。作詞・作曲・編曲はツミキ。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 画コンテ | 演出 | キャラクター | メカニック | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 赤いガンダム | 榎戸洋司 | 鶴巻和哉 |
| 金世俊 | 2025年 4月9日 |
|
第2話 | 白いガンダム | 庵野秀明 |
| 小松田大全 | 松原秀典 | 阿部慎吾 | 4月16日 |
第3話 | クランバトルのマチュ | 榎戸洋司 |
| 谷田部透湖 | 中村真由美 | 浅野元 | 4月23日 |
第4話 | 魔女の戦争 |
| 荒木哲郎 | 井関修一 | 4月30日 | ||
第5話 | ニャアンはキラキラを知らない |
| 倉富康平 |
|
| 5月7日 | |
第6話 | キシリア暗殺計画 |
| 中西基樹 | 山口葵 | 中島竹流 | 5月14日 |
放送局
本作はガンダムシリーズで初めて日本テレビ系列での放送となり、また本作の放送開始を以て、民放地上波5系列すべてにおいてそれぞれ完全新作のガンダムシリーズTVアニメ作品が放映されたことになる[44]。
直前に放送されるバラエティ番組『上田と女がDEEPに吠える夜』とセットになっており、Gガイドなどの番組表ではまとめて1時間番組扱いとなっている[45]。23時59分からの放送枠だが[46]、その理由は広告料金が23時開始だとゴールデンタイムに次ぐプランなため、スポンサー収入を考えて多少の無理をしての編成だとみられる[47]。これによりテレビや録画機によってはタイトルが正しく表示されなかったり放送時間の不明瞭さ、録画しにくさも生じている[47]。
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [49] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2025年4月9日 - | 水曜 0:29 - 0:59(火曜深夜) | 日本テレビ(製作局) ほか系列全30局[注 5] | 日本国内[注 6] | 字幕放送[50] / 『火曜プラチナイトアニメ』枠[2][注 7] |
2025年4月12日 - | 土曜 19:00 - 19:30[注 8] | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『アニメ+』内『BS11ガンダムアワー』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2025年4月9日 | 水曜 1:00(火曜深夜) 更新[51][52] | Amazon Prime Video | [注 9] |
2025年4月11日 | 金曜 22:00 以降順次更新 | 見放題配信 | |
2025年4月12日 | 土曜 0:00(金曜深夜) 以降順次更新 |
| 見放題配信 |
2025年4月13日 | 日曜 22:00 以降順次更新 |
| 広告付き無料配信 |
興行成績 (Beginning)
「全国映画動員ランキングトップ10」(興行通信社)では、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が2025年1月17日から19日の週末観客動員ランキングで初登場1位であった[54]。第2週目は、前週対比で興行収入107.6%、観客動員数106.8%を記録し、2週連続で週末観客動員ランキング1位となった[55]。
2025年2月9日までの興行収入は22.5億円を突破しており、観客動員数も138万人を突破している[56]。
3月2日までの興行収入は29.6億円、観客動員数は180万人を突破した[57]。
3月30日までの興行収入は33.4億円、観客動員数202万人を突破するヒットを記録している[58]。
北米映画興行ランキング(2月28日~3月2日)では第11位に初登場。北米784館での週末興収は91万6,664ドルで、『ガンダム』シリーズの北米記録を更新した[59]。
脚注
注釈
- ^ 制作上の名称は「白いガンダム」[29]。
- ^ 劇中のシャアによる説明。
- ^ 劇中の画面表示、船体マーキングなど
- ^ 第2話は『機動戦士ガンダム』のBGM(作曲:渡辺岳夫、松山祐士)が使用された。
- ^ このうち福井放送はNNS/ANN、テレビ大分はNNS/FNS、テレビ宮崎はFNS/NNN/ANNのクロスネット局である。ただし、福井放送に関しては大半の時間帯がNNN/NNS系列主体の番組編成となっている。
- ^ 日本テレビ系列局が所在しない佐賀県・沖縄県を除く(遠距離受信および区域外再放送は含めず)。
- ^ 『上田と女がDEEPに吠える夜』とのセット[45]。
- ^ 初回は特別番組の影響により21:00 - 21:30の時間帯での放送。
- ^ 日本国内では最速配信。また、日本とベトナムを除く世界240以上の国と地域で独占配信となる[53]。
出典
- ^ “「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」TVシリーズが4月8日より放送決定!毎週火曜24時29分からの“深夜枠アニメ”に”. インサイド. イード (2025年2月23日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “新作アニメ『ガンダム ジークアクス』発表。脚本は榎戸洋司&庵野秀明で、『エヴァ』スタジオカラーとサンライズが初タッグ。テレビシリーズに先駆けた映画が2025年1月17日公開”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2024年12月4日). 2025年1月15日閲覧。
- ^ “ガンダム新作『GQuuuuuuX』シリーズ初のIMAX上映決定!ビジュアル&予告編公開”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ (2024年12月13日). 2025年1月23日閲覧。
- ^ “IMAX上映も同日公開『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』キービジュアル&予告がお披露目”. MOVIE WALKER PRESS. ムービーウォーカー (2024年12月16日). 2025年1月23日閲覧。
- ^ “2月22日(土)よりラージフォーマット MX4D™、4DX®上映決定!”. GUNDAM.INFO. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月11日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “劇場版『ガンダム ジークアクス』ラージフォーマットMX4D、4DXの上映が決定”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2025年2月11日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “『ジークアクス』本編上映後に“特別映像”追加!入場者特典第5弾配布決定”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2025年2月17日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』2月22日(土)より 本編映像の上映後に“特別映像”追加決定&入場者プレゼント第5弾「アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督 池田由美による描き下ろしイラストカード」配布決定!”. V-STORAGE. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月17日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ a b c “機動戦士Gundam GQuuuuuuX:サンライズ×カラー 初タッグの経緯 鶴巻和哉監督で「新しいガンダムを」”. まんたんウェブ. MANTAM (2024年12月4日). 2025年1月16日閲覧。
- ^ a b c 杉本穂高 (2025年1月18日). “【ネタバレ注意】話題沸騰の『ガンダム ジークアクス』 ファンの期待を超える衝撃展開の真相”. マグミクス: p. 2 2025年1月20日閲覧。
- ^ a b c パンフレット 2025, STORY U.C.0079 >> OEN YEAR WAR
- ^ a b c d パンフレット 2025, STORY U.C.0085 >> SIDE 6 IZUMA COLONY
- ^ a b c パンフレット 2025, WORLD U.C.0079
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q パンフレット 2025, CHARACTER U.C.0085
- ^ a b c d e f g “『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』登場キャラクター&MSを新たに公開!キャストコメントも到着!”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月2日). 2025年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g CHARACTER、機動戦士Gundam GQuuuuuuX公式サイト、2025年4月16日閲覧。
- ^ a b “シイコ・スガイ”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月8日閲覧。
- ^ a b c d “ゲルググ スガイ機”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月1日閲覧。
- ^ “ボカタ”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月8日閲覧。
- ^ “モスク・ハン”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月8日閲覧。
- ^ a b c d 杉本穂高 (2025年1月18日). “【ネタバレ注意】話題沸騰の『ガンダム ジークアクス』 ファンの期待を超える衝撃展開の真相”. マグミクス. p. 1. 2025年1月22日閲覧。
- ^ a b c d e f パンフレット 2025, CHARACTER U.C.0079
- ^ “広瀬さや公式X”. 2025年3月17日閲覧。
- ^ a b c d e f “『ガンダム ジークアクス』ドゥー・ムラサメやゲーツ・キャパ、バスク・オムなど、第6話登場のキャラ新情報が解禁【機動戦士Gundam GQuuuuuuX】”. 電撃オンライン. KADOKAWA (2025年5月14日). 2025年5月14日閲覧。
- ^ “ガイア”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月8日閲覧。
- ^ “オルテガ”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月8日閲覧。
- ^ a b c d e f パンフレット 2025, MOBILE SUIT U.C.0085
- ^ a b c d e f g h パンフレット 2025, MOBILE SUIT U.C.0079
- ^ a b c d e f g 『プラモデル「軍警ザク」解説書』BANDAI SPIRITS〈HG(ハイグレード) 1/144スケールモデル〉、2025年4月12日。
- ^ a b c d e 『プラモデル「ゲルググ(スガイ機)」解説書』BANDAI SPIRITS〈HG 1/144スケールモデル〉、2025年5月3日。
- ^ a b “ゲルググ ボカタ機”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月1日閲覧。
- ^ a b c d “リック・ドム ガイア機/オルテガ機”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月8日閲覧。
- ^ 大那イブキ (2025年1月28日). “【ネタバレ注意】原典へのリスペクト? 『ジークアクス』の「不可解な名称変更」とは”. マグミクス 2025年2月24日閲覧。
- ^ (株)カラー 2号機 [@khara_inc2] (2025年3月1日). "01ガンダムについても、新規MSのデザインもCGモデル制作もスケジュール的に厳しい、という状況でしたが既成のガンキャノンの頭部とガンダム本体を流用したニコイチなら予算&スケジュール的に行けるのでは、と提案して出来た機体です。". X(旧Twitter)より2025年3月25日閲覧。
- ^ (株)カラー 2号機 [@khara_inc2] (2025年3月1日). "出生の流れが何かしら作品世界とメタになっているMSです。(弊社社長談)". X(旧Twitter)より2025年3月25日閲覧。
- ^ “STAFF”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年1月16日閲覧。
- ^ a b c d パンフレット 2025, MAIN STAFF
- ^ 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』TV Series Promotion Reel. YouTube・ガンダムチャンネル. 創通、バンダイナムコフィルムワークス. 23 March 2025. 該当時間: 0:27. 2025年3月26日閲覧。
- ^ “米津玄師、ガンダム最新作「GQuuuuuuX -Beginning-」の主題歌担当!ツアー初日に初披露”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2025年1月10日). 2025年1月16日閲覧。
- ^ 『本日公開の劇場版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) Beginning.』に、星街すいせいが、新曲「もうどうなってもいいや」を挿入歌として提供していることが明らかに!』(プレスリリース)2025年1月17日 。2025年1月17日閲覧。
- ^ “TVシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』キービジュアル&「TV Series Promotion Reel」公開!”. GUNDAM.INFO. バンダイナムコフィルムワークス (2025年3月23日). 2025年3月23日閲覧。
- ^ “星街すいせい、アニメ「ジークアクス」第3話で新曲突如公開&今晩配信リリース”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2025年4月23日). 2025年4月28日閲覧。
- ^ “『ガンダム』ジークアクス、4月から毎週火曜24時台に放送決定!シリーズ初の「日テレ系」30局ネット放送”. オタク総研 (2025年2月23日). 2025年2月24日閲覧。
- ^ a b 芹澤隆徳 (2025年4月2日). “録画に注意! 「ガンダムジークアクス」、日テレはバラエティ番組と抱き合わせ ファンの怒りを買う”. ITmedia NEWS. アイティメディア株式会社. 2025年4月2日閲覧。
- ^ “『ガンダム』ジークアクス、初回の日テレが「バラエティと合体」異様な番組編成が話題 録画勢はご注意を”. オタク総研. オタクリエイト株式会社 (2025年4月2日). 2025年5月12日閲覧。
- ^ a b 山本晃平 (2025年5月7日). “『ガンダム』新作の謎“合体編成”で公式が謝罪 視聴者から「日テレ側が対応を」募る局への不信感”. オタク総研. オタクリエイト株式会社. 2025年5月12日閲覧。
- ^ a b “TVシリーズ 各種動画配信サービス・BS11にて順次配信・放送開始決定!”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス (2025年3月17日). 2025年3月17日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “上田と女DEEP【ワンオペ育児】/[新]機動戦士Gundam GQuuuuuuX[字]”. 日本テレビ. 日本テレビ放送網. 2025年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月9日閲覧。
- ^ “TVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」4月9日よりPrime Videoで国内最速配信”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年3月7日). 2025年3月7日閲覧。
- ^ “「ガンダム ジークアクス」テレビシリーズ、Prime Videoで国内最速配信決定!”. シネマトゥデイ (2025年3月7日). 2025年3月8日閲覧。
- ^ 岩井祐一郎 (2025年3月7日). “アマゾン「Prime Video」、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」を国内最速配信”. ケータイ Watch. インプレス. 2025年3月7日閲覧。
- ^ “ガンダム「GQuuuuuuX」が動員首位発進、「劇場版プロセカ」「室町無頼」も初登場”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年1月20日). 2025年1月24日閲覧。
- ^ “『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』公開から10日間で興行収入14.3億円、動員85万人突破! 2週連続で週末観客動員ランキングNO.1”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2025年1月27日). 2025年1月27日閲覧。
- ^ 酒井隆文 (2025年2月10日). “「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」興収22.5億円突破。赤いガンダムグッズも登場”. AV Watch. インプレス. 2025年2月10日閲覧。
- ^ 酒井隆文 (2025年3月3日). “劇場先行版「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」動員180万人突破。興収は30億目前”. AV Watch. インプレス. 2025年3月4日閲覧。
- ^ 野澤佳悟 (2025年4月8日). “TVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」日テレ系で今夜24時29分から”. AV Watch. インプレス. 2025年4月8日閲覧。
- ^ 稲垣貴俊 (2025年3月3日). “北米興行、アカデミー賞の週末で最低級の数字に ショーン・ベイカー監督の言葉が刺さる”. リアルサウンド映画部. blueprint. 2025年3月4日閲覧。
参考文献
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- 豪華版パンフレット バンダイナムコフィルムワークス
外部リンク
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)公式サイト
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) (@G_GQuuuuuuX) - X(旧Twitter)
日本テレビ系列 水曜 0:29 - 0:59(火曜深夜)(火曜プラチナイト) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
いきなり婚
(2025年1月8日 - 3月26日)
|
機動戦士Gundam GQuuuuuuX
(2025年4月9日 - )
|
-
|
日本テレビ 水曜 0:54 - 0:59(火曜深夜) | ||
一行ポップ
|
機動戦士Gundam GQuuuuuuX
(2025年4月9日 - )
|
-
|