IIH 1-3
3. 水の原理
先の章で我々は火の肯定的原理の特徴と起源について学んだ。この章では反対側の原理、水について述べるとしよう。これもまたアーカーシャ、エーテル原理から導かれたものである。だが火と比べると、これは極めて対照的な特徴を持つ。基本的な特徴は冷たさと収縮である。これにはまた2つの極があり、肯定的な極は、建設的、生命を与える、滋養、保護的であり、否定的な極は、火と似ていて、破壊的、分解、発酵、分割である。このエレメントは収縮の基本原理があり、磁気流を形成する。火と水はすべての領域で働く。創造の原理によれば、火の原理はその内側に反対側の水の原理が無ければ存在できなかったとされる。これらの2つのエレメンツ、火と水は基本原理であり、これらから万物は創造されたのである。この事から、我々はあらゆるものから、さらに、対照的な極を表す電流と磁気流からも、これらの2つの主要エレメントを見い出せる。
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- 最終更新:2021-04-30 17:16:41