人に内在する良心神(神言会)

神は言葉なりき。言葉は言霊で構成され、その言霊による神の仕組みを解説する神言会(kamikotokai.com)のプログです。
神言会では人に内在する良心神(この世の閻魔)とは何かを説明しています。

言葉の妙Ⅵ 羊霊 神の座に進む主を信じる善人達

ここまで猫霊、狸霊、蛇霊、狐霊などを説明して来ました。それらは単に動物霊という意味合いではなく、全て日本の【言葉】が持つ【魂の心の現れ】と言えるでしょう。それらは、この日本に溢れる【日本語】という言葉を持ってしか説明出来ないものだったからです。

私が子供の頃に臨んだ声は、【この国は私の教えで満ち溢れている世界で唯一つの国である。この神を知るのに外国の宗教書物は必要としない】でした。
だが、私に不思議なことを言われました。【そなたには人類の誰一人として歩んだことが無い道を歩かせる。その道はそなたが最初の者で有り。そなたをもってしてこの道は終わる。そなたが始めであり、そなたが終わりである。私はそなた一人に、この神の仕組みを見せる。そなたはそれを見て人々に伝えなさい。もしもそなたが私の教えを間違えたとしたならば、それはそなたの責任では無い。それは私の仕組みそのものが悪かったのである】。
で、私はそれが俗に言われている神のお告げ的なものではなくて、神の仕組みとして成り立っているものであると理解したわけです。しかし、この日本に満ち溢れている意味がまったく解りませんでした。

私が初めて霊界修行に足を踏み入れた時、師匠を通じて豊受の神から告げられたことは、【貴男は言葉の〇と呼ばれる方で、貴男の言葉による教えは天帝の詔と同じ意味を持ち、如何なる神もその言葉の教えに従わないと行けません。もしその言葉の教えに従えないとなると、天帝に対する反逆罪と見なされて、その神達は天帝によって滅ぼされるでしょう。】と告げられたのです。
私はその内容が本当に正しいのかどうかは解りませんが、豊受神様が言われたことが正しいのであれば、スピの方達が言う天帝は愛で何をしても許してくださるなどの論理ではないことになります。
私が子供の頃に聞いたのは「仕組み」と言うことでした。豊受の神はそれを「言葉」と言われます。すなわち、それは【言葉で仕組まれたもの】となります。

その声は、そなたには最後の最後の時が来なければ、何の力も与えないと言われました。霊能者ならば、何等かの神力パワーを発揮して神の存在を説くことが出来ます。人はどうしてもそうした奇蹟力で神を見るからで。しかし、それでは動物霊なのかどうかが解らないわけです。
しかし、何の力も与えないでは、素手で見えない存在と闘っているようなもので、これまでの奇蹟という神の力を示すやりかたに飼い慣らされた人類にとって、言葉の仕組みを説いても見向きもされないが実状なのです。
確かに言葉の仕組みで神の存在を知ったからと言って、そこに出て来るのは【人に内在する良心神であって】、そこに万物の創造神の現出を見るわけではないからです。良心神は何をしても神の愛で許されるではなく、旧約聖書が説く「歯には歯を、目には目を」で自分にはね返って来ます。仏教で説く「因果応報」です。
スピでは何をしても神の愛で許されるのだ式ですが、自分が何かをしたから神から罰せられるではなくて、自分が犯した罪は自分が償う。それが自己の良心である以上、自分で自分を罰するだけのことです。

とある夜、私が就寝しようと布団の中に潜ると、幾体かの立派な【羊】霊が見えて来ました。私に何か言いたいようですが、その言葉が伝わって来ません。そこで、翌日2番目の師匠の元で霊媒通しをして貰いました。
すると、その「羊」霊達の名乗りは、自分達はユダヤ民族の族長であったヤコブやヨハネだという名乗りをして来ました。三千年前のユダヤ民族の族長達であったと言うのです。
私はユダヤ民族の族長達であったと名乗る霊が、「羊」の姿をしていることに訝しく思いましたが、私を訪ねて来た理由を聞かなければなりません。霊媒者を通したところ、彼等の私に対する質問は、【イエスは本当に救世主だったのでしょうか?】という質問でした。
私はそれに対しては、本当にイエスが救世主ならば、その時に世界が滅亡するような事態が起きていなければなりません。しかし、イエスが出た当時、インドや中国には優れた文明があり、そうした事態が起きたという歴史的事実が何一つ無い以上、イエスによって世界が救われたという事実そのものが存在しないでしょう。そうした答えをしました。
で、どうして私にそうした質問を私にぶつけたのかと問いただしましたところ、【自分達はユダヤ民族の救い主の登場を待っていました。イエスが出て来た時、それはイエスかと思いました。だが、イエスの登場によってもユダヤ民族は救われませんでした。霊界からユダヤ民族の救い主の登場を待ち続けて三千年、不思議な光を放っている人が居る。こんな光の持ち主は見たことも無い。イエスが持っていた光とは違う。三千年間で初めて見る光。これは、もしかして、貴男は聖書に予告されている方ではないかと思って皆で押しかけて来ました。】そう言います。

私が持っている「光」は、その羊霊達がこの世を三千年間に渡って見て来た中で、初めて見る光?。私は彼等にどんな光ですかと問い返したところ、【緑色】の光を放っておられますと言います。しかし、他にも緑色の光の持ち主は居るでしょうと聞いたら、他の緑色の光の持ち主は皆さん同じ様な緑色なのですが、貴男の緑色の光は他の方が持つ緑色の光とは違っているのですと言われます。
一般的に自称創造神とか救世主を名乗る方は、自己の光の強さを強調されます。その色は金色であったり白光でしょう。緑色など聞いたこともありません。でも、その意味は後日解りました。

私は子供の時、私に臨んだ声に【あなた様はどなたですかと】聞き返したところ、その声の主は旧約聖書の神と名乗られました。しかし、旧約聖書は我が書ではあるが、秘め書であってそのままに読めば意味を間違える。聖書を読む必要は無しと答えられたので、聖書は読んでいませんでした。
その時の羊霊達の私は聖書に予言されている人とは「救世主」のことかと思って、自分ではありませんよと否定しましたが、聖書を読むとヨハネの黙示録の第十九章に「神の言(ことば)」と呼ばれる存在者が予告されています。
私は霊能者の方から、貴男はキリストですか?。メシアですか?と、変な質問を受けることが希にあります。そうした質問する霊能者に、どうしてですかと聞くと、光では無くて、私の背後に存在する霊団が桁外れに大きいからだそうです。
私は豊受様から、貴男は「言葉の〇」と告げられていますので、そうしたキリストとかメシアと呼ばれる者とは違う者でしょう。自分を改心させるのにも一苦労なのに、他人を改心させるなど容易ではありません。自覚しない者をいくら助けても、またもや元の木阿弥になってしまうからです。
仮に一人の救世主と呼ばれる存在が出てくれば全人類が助かるなど、私は宗教の大嘘だと思っています。基本的に、メシア等呼ばれる存在はその時が来ない限り誰にも解る存在ではないのです。また、どんな働きをするのも解っていないからです。自分が救世主ですと名乗りたい人は名乗っていればいいわけです。結果は、その時がくれば解ることだからです。

だが、大本教神諭が予告した【九つ花】を紐解くならば、そこには人に内在する良心神が出せて、「米」型で「飯屋(メシヤ)」の教えとなります。大本教神諭の「この神は煮ても焼いても食べられる」は米です。その「九つ花」の仕組みそのものが、キリストでありメシヤとは言えるのです。
朝鮮に残された予言、最後の審判前に「米」一字の教えが起きる。その教えに従った者達は神の罰を受けないがありまして、人ではなくて、言葉の仕組みの可能性があるのです。

聖書に書かれている「神の言(ことば)」の存在とは、救世主ではなくて天軍の総指揮官のことです。その存在と私との間に何か関係があるのかも知れませんし、無いのかも解りません。

私はよく言われる蛇霊や狐霊は見て来ましたが、さすがに「羊」霊は知りませんでした。
聖書は【迷える子羊たち】に対する教えです。どうして聖書の神は聖書の教えを信じる者達を「羊」にされたのでしょうか?。世俗的には、中近東では「羊」を飼っていたからだろうの考え方です。神はそんなに単純ではないでしょう。だとすれば、羊の意味を探らないと行けません。
羊の言葉は譱(ぜん)です。現代ではこれは「善」と書きます。すなわち、羊は【善人】でありなさいということなのです。
また、旧約聖書を読まれたら「義」の重要性が説かれています。義は字を分解すれば「我れは羊」なりとなります。
ですから、聖書では神の審判が行われると、主を信じて来た子羊達は神の座に並ぶと書いてあるのでしょう。

自分では自分は「善人」ですと言っておられる方があります。ところが、その魂を見ると善人は上面(うわつら)なのです。中味は【我れよし】なのです。世間はごまかせても、魂(神)はごまかせないのです。
悪と言うのは、別に殺人や強盗だけではないのです。【灰汁(あく)】と書きますが、食品などに含まれるえぐみや、人の行動においての「しっこさ」や「どぎつさ」などもアク(灰汁)なのです。
日本神道で汚れや穢れを言うのは、こちらのアク(灰汁)で表現されているものも含まれるからです。スピの言う何をしてもいいのですでは、殺人や強盗は考えなくても、「灰汁(アク)」的なものを魂に付けてしまいます。それでは自分の魂を磨いたとはなりません。汚すだけです。


精神世界

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

この内容がよければ、応援のクリックをお願いします。
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。

» この記事へのトラックバックを見る

このブログの人気記事ランキング

JUGEMおすすめブログ

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< May 2025 >>