人に内在する良心神(神言会)

神は言葉なりき。言葉は言霊で構成され、その言霊による神の仕組みを解説する神言会(kamikotokai.com)のプログです。
神言会では人に内在する良心神(この世の閻魔)とは何かを説明しています。

言葉の妙Ⅴ 狐霊に関して 白狐に見る事例その1

霊的世界においては、日本では蛇霊や狐霊の存在が常に語られます。そんなことも知らないで、自分は霊能者やスピリチュアルでございとはならないのです。

しかし、蛇霊は聖書でも重要な意味を持ち、世界でも神的神秘的な存在として説かれていますので解るのですが、「狐霊」がよく解りません。世界を見ても、あまり狐霊が神秘的存在として祭られていないからです。白狐とは、日本特有の存在なのだろうか?。疑問が湧くわけです。
しかし、スピリチュアルからはそうした話が聞かれないのです。

無論、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の旧約聖書を使用する三姉妹教の場合は、旧約聖書そのものに霊界の年老いた蛇はあっても狐霊の存在が書かれていないことが、その存在を隠しているとも言えるでしょう。

日本における狐霊は一般的には稲荷神社の眷属として知られるのですが、これを動物の「狐」だと思っている人が大多数なのです。私達が目にする動物の狐の霊は通常「野狐(やこ)」と言いまして、稲荷神の眷属とされる「白狐」とは別物と言えます。ただ、「野狐(やこ)」霊から白狐霊に取り立てるのケースが希にありますので、狐霊では無いと全面否定は出来ない面があります。

私が修業に入ってまだ浅い頃、伏見稲荷大社講務本庁の教師任用講習に参加して同宿の支部長さん達と話をしていた時、まだ若い扱い所長さんだった男性が、自分は未だ世に出たことが無い白狐だと言って、自分に印を授けてくれたと言われます。すると支部長さん達が、未だ世に出たことがない白狐とはそりゃ何だとなったのです。

数年前、私は霊的なものですが赤ちゃん白狐を知ることになりました。伏見稲荷山に同行していた霊能力がある女性を私が若い頃に修業していたお塚に案内したところ、その時は私には見えませんでしたが、そのお塚に赤ちゃん白狐が出て来て、可愛い。この赤ちゃん白狐を貰って帰っていいかしらと言うので、その白狐に聞いて見なさい。一緒に行くと言ったならば、貴女が育てて自分の子飼いの白狐にしていいですよと私が言ったところ、家に連れて帰られました。

半年ほどすると、人間で言うと高校生ぐらいの感じの綺麗な女性白狐に成長して、とても賢明で他に伏見稲荷山などから働き口がなくてその女性について行った既存の白狐達の指導的白狐に成長して来たと言われていました。世に出たことがないと言う意味は、白狐は狐霊ではなくて、生まれた時から白狐の意味のようです。

最近の新しい宗教で一番大きくなったのは「幸福の科学」さんですが、大川教祖はその著書の中で白狐は「光の天使」のことだと説かれているようです。確かに「光」として見えることも事実です。稲荷大神秘文に「光の玉」とありますが、蛇霊であろうと狐霊であろうと全て光と言えば光の存在なのです。ですから、光だ!光だ!だけでは間違いも起こしてしまうのです。
テレビでおなじみの霊能者「江原啓之」さんは、白狐を「精霊」だと言われていますが、精霊の定義が曖昧です。それに精霊だと定義上物質体を持たないことになるのですが、白狐は三次元界に物質化して現れることが出来る特異な存在なのです。
行者の世界では、物質化して三次元界に現れた白狐を見ることが出来たら、行者として譽れであると言われる筋がありまして、ある不動尊行者の方はスピッツ犬程度の大きさのこの世に物質化して出て来た白狐を見て、その師匠から褒められたと言っておられました。
私自身は私のHPの白狐の霊界物語の中で「腰が抜けた市会議員」に書いていますように、子牛ほどの大きさの夫婦白狐が現出したのを見ていますが、その市会議員さんのように行者でなくても見ている人はあります。

私の最初の師匠は伏見稲荷大社講務本庁で婦人部長を勤めるほどでしたが、白狐の説明では伏見稲荷大社の公式説明から抜け切れていませんでした。阿古町(命婦社)です。これだと歴史が浅すぎます。
大本教の出口王仁三郎聖師は、白狐は日本に「米」の種を運んだ神使的なことを書かれています。稲荷神社に行きますと両脇の狐像の一体は稲穂を銜えているわけですが、稲を司る神の神使としての役割です。
日本では五穀の神は「豊受(保食)」大神とされており、また稲荷大神首座神ともされているわけです。その眷属が白狐とされるわけです。

では、日本に米の種が運ばれたのは何時頃からかとなりますと、以前は弥生時代とされていましたが、今は縄文時代まで遡るようです。

アフリカのある地域の洞窟に古代の人が書いた壁画が見つかっています。その壁画には何故かUFOと思われるものが描かれていました。
その地の原住民達の間では不思議な伝説が存在します。それは原住民に食べ物の種を与えて耕作技術を教えたのは「青狐」だという伝説です。その「青狐」はシリウスの星からやって来たでした。これはテレビで放映されたことで、本などに書かれていることではないので、テレビ局を動かせる力がないと再検証は出来ませんので、放映を見た時の私の記憶に間違いがなければです。
しかし、その色は違えども五穀を運んだ存在が日本では「白狐」。また丹後に残る豊受姫伝説は、天女として降臨した豊受姫が米作りや酒造り機織りを人々に教えたとされています。この豊受姫は天女となっていますが、日本の伝説では如何なる星から降りたのかが定かではありません。アフリカでは豊受姫の働きと同様の存在が「青狐」となっていることは、注目しなければなりません。

日本で白狐と言った時、北極狐のことではないかと思われる方もあるでしょうが、野狐の話ではないのです。
私は現実界に現れた子牛ほどの夫婦白狐を見た時、その背中に乗ってみたいと思いましたが、最上稲荷で「最上位経王大菩薩」の神画として描かれるような人が乗れるほどの大きさだったのです。霊的にはそうした大きさの白狐霊が無数に存在しています。

仮にそうした神狐が「シリウスの星」から来た存在だとすれば、私達は神話をもう一度見つめ直す必要があるのかも知れません。

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