私が感心することに、キリスト教徒さんの食事の時に主に対するお祈りです。【主よ、今日一日の糧に感謝します】。無論、異論を挟もうと思えば、主よ、今日一日の糧に感謝しますと言っていたら食べられるのかと言われれば、そうしたお祈りをしていたら食べられるというものではありません。
唯一神が米や小麦や野菜を作られて、一人一人に分配されているわけではないからです。百姓と呼ばれる人達の働きがあって、米や小麦や野菜が作られるわけです。そうしたことに対して、現代では金さえあれば何とかなるという態度です。確かに現代では金が無ければ飢えないといけなくなります。
現在世界では9億2500万人の人が飢餓状態だと言われています(WFP国連世界食糧計画発表)。なお、WFPでは世界の貧しい人達に対する援助の寄金も取り扱っています。
http://www.wfp.or.jp/about/ クレジットカードならば、インターネット上で簡単に寄付の決済が出来ます。世界の貧しい人達に対する活動は日本ユネスコだけではありません。
しかし、金があれば食料は簡単に手に入るのだという考え方は危険すぎます。現在世界の食糧は人が食べるだけならば量的には足りているとされています。だが、牛や豚や鶏の餌に回る穀物が多く、貧しい人達には回らないのです。またトウモロコシなどはバイオ燃料として使われ始めています。世界の人達が牛や豚や鶏の肉を食さなければ、穀物をバイオ燃料の原料に回さなければ何とかなるの量なのです。
13億人の中国ですが、その胃袋が肉食に転じて来て、かっては中国は大豆の輸出国でしたが牛豚の飼料の穀物需要が多くて、今では大豆の輸入国となっています。やがて、その中国を上回って来るのはインドです。西暦2030年にはインドの人口は19億5千万人と予測されています。インドも食料輸入国となります。そこで食料増産となりますが、為に森林が伐採されて砂漠化を起こし地球変動の源ともなります。物理的に今の地球では増え続ける人を養いきれないのです。
日本では中国人起業家が日本の水資源の過疎地帯の買収を始めていますが、世界の水不足も視野に入れています。韓国がマダガスカル130 万haの土地のリース契約をしようとしたのも、将来を見越しての動きです。この地球は、いったいどのくらいの人を養いきれるのか?。そんな時にノホホンとしているのは日本の政治家達でしょう。
中国と韓国の間の黄海では、中国漁船の韓国の排他的経済水域侵犯が相次いでいますが、中国では国民の豊かさに比例して魚の需要が増えて高値がつくので、違法操業を承知の上で侵犯を犯しています。こうした中国漁船団のギャング的やり方は、そこには13億の中国人の胃袋が控えているからです。政治家は、国民を飢えさせるわけにはいかないのです。その為ならば「武力」も行使するのです。
本当に平和な世を創ろうとすれば、人々が飢えなくても暮らせる世を創らないといけないのです。
私達は生きる為には【食】しないといけません。食するということは、他の命を頂くということです。「食」は自分の【良心】を閉じないといけないのです。
日本では神を「カミ」と呼びますが、カミには火(カ)水(ミ)もあることが知られています。火水(カミ)の働きは、太陽の熱や火を意味する火(カ)と水の水(ミ)の働きを指すわけです。この火と水の働きが無ければ穀物は実りません。私達は食べられないのです。
自然のエネルギーを意味するのが火水(カミ)ですが、無論、その火水だけでなく、実りには根を生やす大地が必要となります。根の「艮(ウシトラ)」神が存在しなければ、私達の魂は命を枯らすことにもなります。私達はそうした存在に「カミ」を見ているのです。
そこに見えて来るものは何か?。
それは「カミ」によって生かされている自分だということです。
自分がこうして生きていられるのは「カミ」の御陰であり、自分の命を活かす為に犠牲となってくれた他の命に対する感謝心なのです。
自己本位。自分中心主義の我れよしではなくて、自分を生かしてくれている他の存在に対して「ありがとう」という感謝の言葉の発しなのです。
そうしたことは、旧来の宗教は説いて来たはずです。その根源を忘れ去ってしまっているのです。
仏典において、【捨身飼虎】の話があります。私のブログ「愛の教えではなく、お釈迦様の前世捨身飼虎の話が重要」
http://kamikotokai-b.jugem.jp/?eid=9にも書いていますが、あまにりもこの話を知らない人が多すぎます。
自分は他の命によって生かされている。だとすれば、今度は自分の命を他の命の為に生かす。それは輪廻転生の過程の中では、どこかで積んで行く行的なものではあるのです。
感謝の「謝」は言葉で謝る
謝るの射るは身寸ですが、寸は守るの中にあるでしょう。
神は言葉を3000年の月日をかけて仕組んでおられるのであって、学者の説では言葉の意味が解けないのです。
そこを知って【生かさしていただきまして、ありがとうございます】となるのです。
その感謝心がなければ、これから先はたいへんなことになって行くのは、冷静な目で世界を見ていれば解ることなのです。
日本は、自分は金があるから大丈夫だと【高を括っていると】危ないのです。
素(ス)直に神に対する感謝心が無いといけません素(ス)直に神に感謝することが、自分達の命を生かす為に犠牲となってくれた他の命に対しての感謝にもなるのです。

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