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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

モーターサイクルの乗り方/ヨーロピアンロードスポーツモデル

2025年05月15日 | open


私はヨーロピアンタイプの
ロードスポーツに乗る時に
は常にこの乗り方だ。

ヨーロピアンロードスポー
ツモデルの乗り方はこれが
正しい。
教習所乗りは超初心者向け、
万人向けの「車両を前に動
かせる」という為だけの教
習の乗り方だ。
また、教習所での技能講習
は現実的な自動二輪の乗り
方とは、運転操作、操縦、
理論において大きく間違っ
ている現実が頑として存在
する。
「形式上、試験にパス」す
る為だけの虚構の技能講習
であり、受験英語のように
教習所乗りは全く以て現実
世界では使えない。
その揺るぎない真実を知る
者だけが、実際の公道での
実走行において本物の技能
を習得し、日増しにどんど
んと技術も向上して行く。
ロードスポーツモデルの場
合、その技術実体の究極形
態がロードレース選手のラ
イダーであり、ジムカーナ
のライダーであり、実務と
して自動二輪を毎日運行し
ている白バイ隊員だ。(白バ
イ運転走法では、まだごく
一部分に旧時代の時代遅れ
の認識誤認の齟齬も存する)

重心移動と身体バランス取
りのためのハングフォーム
でのイン膝開き非加重と、
外脚と
外足でのマシンホー
ルド。

それは極めて物理的に理に
叶ったオンロードモーター
サイクルの
旋回時の運転方
法なのである。
公道ではハングフォームな
ど不必要だ、などと言う者
は全員全ての者が不見識。
二輪の物理について昏過ぎ
る。
どかりと尻を座った位置か
ら動かさないのではなく、
腰をインに入れて僅かでも
重心移動をする乗り方は、
それは「ハングフォーム」
の範疇に属するのである。
その中で「リーンウイズに
一見見える乗車姿勢」であ
るプチハングや、やや腰を
インに落としたセミハング
や、ロードレースのように
大胆に身体をインに入れる
フルハングフォームが存在
するのである。
なお、ハング時にインの膝
を開くのは膝を路面にこす
りつけるのが目的ではない。
これは運転操縦技法上、理
論的にそうなっている。
不見識で二輪に昏い者程、
イン膝開きは路面と膝を接
触させる目的かと思い込ん
で、そこから抜け出せない。
結果としてそれを実行する
と「遅く」「危険」である。
面圧でサスを沈めてタイヤ
を潰す基本中の基本の運転
技法から乖離して、ただ車
体を寝かそうとする結果に
なるからだ。
それは転倒の危険性が著し
く高くなる。トラクション
とも無縁だからだ。

オフロード車ではまた別な

技法が存在する。
オフ車でたとえ舗装路を走
ろうとも。

 

 


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