【速報】赤穂市民病院『手術ミス』民事裁判 執刀医と市に賠償命じる判決 腰の神経の一部切断する手術ミスで両脚麻ひ 執刀医は「業務上過失致傷」で在宅起訴 親族が手術ミス題材に漫画「脳外科医 竹田くん」で訴え
■松井被告「上司にせかされ…よく削れるドリルに変えたのが最大の原因」主張も上司に「先生のせいではない」とメッセージ送ったこと認める
松井被告はこれまでに裁判で手術の技量がなかったわけではないと主張し、「助手の上司の医師が水をかけて視界が悪く、また手術をせかされ、よく削れるドリル=スチールバーで手術したことが最大の原因」と述べました。 【松井被告(裁判での証言より)】「(助手の上司の医師から)水が大量にかけられて、吸引されない。かなり視界が悪かった」「『何をちんたらやっとるねん。日が暮れる。スチールバーでやれ』と。『いいから替えろ』と押し切られました」 一方で手術翌日にはその上司の医師に「先生のせいではない」とメッセージを送っていたと指摘され、これを認めていました。 <裁判での尋問のやり取り> 【原告側代理人弁護士】「『今回の件(女性の手術でのミスのこと)、先生のせいではありません』というメッセージはあなたが書いた?」 【松井被告】「はい…」
■判決を受けて赤穂市は
判決を受けて赤穂市は、牟礼正稔市長として「本日、神戸地方裁判所姫路支部において、赤穂市民病院の医療事故に対する損害賠償請求事件の判決がありました。現時点では、判決の具体的な内容は把握できておりませんが、判決については真摯に受け止め、当院に対する市民の皆様の信頼回復に努め、安全安心な医療の提供に引き続き取り組んでまいります」とコメントしました。 また病院事業管理者として、「判決を真摯に受け止め、引き続き医療安全の推進に努めてまいります」とコメントしています。
関西テレビ
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