金沢 逆走車で女子大学生重傷 運転の７８歳容疑者を逮捕

今月１０日、金沢市の国道のトンネル付近を車で逆走し、車を運転していた女子大学生に大けがをさせそのまま走り去ったとして、金沢市の７８歳の容疑者が逮捕されました。
調べに対し、容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、金沢市東山に住む松田健一容疑者（７８）です。

警察によりますと、今月１０日の午後１１時半ごろ、金沢市鈴見台の国道１５９号、通称「山側環状」を軽乗用車で逆走し、車を運転していた２０代の女子大学生が驚いてガードレールに衝突し胸の骨を折るなどの大けがをしましたが、そのまま走り去った疑いが持たれています。

警察は周辺の防犯カメラの解析や目撃者の聞き取りを進め、過失運転傷害とひき逃げの疑いで１４日逮捕しました。

調べに対し「事故の場所であるトンネルは走っていないと思う」とか「逆走したこともなかったと思う」と供述し、容疑を否認しているということで、警察は詳しい状況を調べています。