ゴースト・ライターと呼ばれる職があります。かって、「法の華」と呼ばれる宗教がありました。正式には「法の華三行法」と言い、教祖は「福永法源」と言う人物でした。都会の雑踏の中で若者達が大声を上げて、最高ですか?、最高ですか?。とわけが解らぬことを言っていた宗教団体で、当時はテレビにもよく取り上げられておりました。
当時、私は2番目の師匠の元で修業していた頃で、そこに通って来ていたAさんの息子さんが東京の大学に行っていて、この法の華三行法に入信されました。その息子さんが帰省して来られた時、師匠の元にやって来て、福永教祖は凄いと吹聴します。おかしな宗教だと見えていても、そこは信仰の自由ですから、息子さんの好きなようにです。
その息子さんが大学を中退して、北陸の某県に支部長で行くと言うのでびっくりです。はっきり言って神仏の世界のことが何一つ解っていない若者が、よりによって支部長で赴任するなど、この教団はいったいどうなっているのだです。
聞くと支部長として月に30万円支給されると言います。当時、30万円と言えばかなりの額です。凄いこと出すなと言っていたら、その30万円の中で支部として使う建物を借りたり宣伝ビラの配布などの活動費込みと言います。本部から著本が送られて来て、それを買い取って売らなければならない。それでは大赤字に成るぞと笑っていたら、案の定、親に仕送りしてくれと泣きついて来られます。
親御さんにすれば、息子が教団の支部長なのだから、教祖様にご挨拶に行くと言われるので、それならば福永法源がどれほどの人物なのか見て来て下さいと送り出したら、福永教祖に挨拶したら特別に足の裏を見て上げると言われて、「汚い足じゃの」一言で終わり。足裏の見料として七万円も取られたと言われるので大笑いです。足の裏を見て解るはずもないだろうに。そりゃ詐欺宗教だ!。です。
その後、この福永法源教祖の法の華三行法は600億円の金を集めた霊感詐欺商法として摘発されて、現在は教祖は刑務所に収監中です。ただ、その当時の信者組織が動いているようですが。そして、足裏診断はマニュアルとしてやっていたことが判明したのです。足裏で何も見えていなかったわけです。
この法の華三行法から福永法源著の「ゼロからの力学」という本が出されたと記憶しています。一読したところ、ここまで書けるとはかなりな人かと思っていたのですが、この事件でその著本はゴースト・ライターの方が300万円で請け負ったことが解りました。
そのゴースト・ライターの方が宗教家になられたら成功するぞと思わせるほどの中味でした。そこまで霊界の知識を持っている方は、宗教家でもお目に掛からないレベルです。ところが、このゴースト・ライターの方がテレビのインタビューの中でとんでもないことを言われたのです。自分に宗教家の方の名で著本を依頼をされるのは福永法源さんだけでなく、他にもたくさんの依頼があるのですと。
宗教団体の本は教祖様が書いていると思うと、いけないことが解ったわけです。
大本教の出口王仁三郎聖師は横に寝そべって、霊媒として霊界物語を口述し、その横にいる信徒さんがその内容を筆記していかれる様子は写真にも残っています。普通、自分が文章を書いていれば、中断した時にはそれまで書いた物を読んでみないと解らないものです。だが、出口王仁三郎聖師はあほだら長い教の霊界物語を霊媒として口述されていたので、途中で中断しても読み返すはなくて、すぐにその続きに入り、三日で一巻のペースであったと言われています。
某教祖さんは、教団幹部でも入室させない部屋に一人で籠もって、部屋から出て来られたら書き上がっているとされていますが、その様子を誰にも見させないそうです。
今、あのゴースト・ライターさんはどこの教祖様の著本を書かれているのだろうか?。
著本を出せば、この教祖様は本物だと錯覚してもらえるようですから。
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