感想「がんばれ相棒」「代償少女」「AIのうた」
話題になってたunity1weekのゲームをいくつか遊んでみた感想。ネガティブなものが含まれています。
がんばれ相棒
がんばれ森川くん二号(未プレイ)みたいなゲームタイトル。多分ぜんぜん違う。
ビジュアルはいい。手術を重ねるごとにキャラクターグラフィックにそれが反映されるのもよい。
手術時にキャラクターのパラメータが閲覧できるもののどれがどのような働きをして、目安としてどれぐらい必要なのかがわからないため、虚無の情報となっている。最適な手術を模索するゲームではないというのはわかるが、ならばこのような数値を表示する必要はないのではないか。
手術時にうめき声のボイスが再生される。無麻酔でやっているのだろうか。リョナ的な欲望を感じて集中できない。こういう性欲の出方にノれるときとノれないときがある。
キャラクターの生還にはリアルラックが大きく関わるが、これは“見守るしかない”無力感を演出するのにはよいと思う。ただ、ゲーム的には先述したパラメータの影響がわかりにくいことに加え、起伏がなくそう面白いものでもない。時間経過に伴うキャラクターの感情の変化を描くために尺を長くした結果、ゲーム部分が冗長になってしまっているのを感じる。
女の子たちの心身がズタズタになっていくのが三度の飯より大好きな人にはカジュアルに楽しめていいのではないだろうか。
代償少女
この手の失ったものがゲームプレイやUIに関わってくるゲームは、前に遊んだことがあるはずなのにタイトルを忘れてしまった。確か神に供物を捧げるみたいなフレーバーで、ティラノ製だったと思うんだが……
来たりてモグモグでした。教えてくれた人ありがとう。
ゲームのテンポがあまりよくなく、そのくせクリック連打しているとメッセージを読み飛ばしてしまうという仕様、「生理的欲求」「性欲」みたいな少女への“まなざし”を感じるカードに拒否反応がある(トゥルーエンドまで進めたらそういうひっかかりに対する回答も用意されているのかもしれないが……)、などの理由でプレイを断念。こういう性欲の出方に略。
女の子の心身がズタズタ略。
not for meという表現がしっくりくる。
AIのうた
絵がいい。犬飼さんの絵がゲームで見れて嬉しい。アイの歌声を聴かせてを思い出すタイトル。多分関係ない。
複数EDあるゲームなのにオープニングのテキストが飛ばせないので少し減点。というか、テキストを並べて状況や世界設定を説明するのがあまり得策ではない。
言葉がわからないアンドロイドという個性が勉強であっさりとなくなってしまう。いいのか。テーマとも密接な関わりがあるとも感じられなかったのでのでこの要素いるのか?と思ってしまった。
各種パラメータは勉強以外恒久的な強化がなく、消耗される数値でしかない。さらに時間経過で性格変化(条件がいまいちわからない)以外のゲームプレイに影響を与えるイベントが発生するわけでもないため、最初から最後までプレイングに変化が起こらない平坦なものになっていると感じる。
無論複雑なゲーム性があればいいというわけではないが、平坦さ故にキャラクターに愛着が沸く前にゲームが終わってしまっているのは問題に感じる。あと、判断力の価値が他のパラメータより明確に低いように感じるのも気になる。
ゲーム性ではなくキャラクターとの会話を楽しんでもらうことに主眼があるのであれば、キャラクターとの会話テキストや会話機会がもっとあったほうがいいだろう。
このあたりの練り込みの浅さは制作時間の短さゆえ仕方ないのかもしれない。
トゥルーエンドの演出はよい。この手の演出を怖がらせるためではなく泣かせるためにやっているのはあんま見ないかも。
総じて
いつものことだが文句ばかりになってしまった。無料ゲームに対するハードルが高すぎると言われても仕方ないが、ここまで作れるならもっと面白いゲームを作れるはずだという期待の裏返しでもある。
私ももっと素直にゲームを楽しみたい。
開発関係者に届くかもしれないのにネガティブな感想を書くのもどうかなと迷った(毎回迷ってる)が、忖度するよりは素直に感じたことを書くほうがよいと思ったのでそのようにした。
好きでネガティブなことを書いているわけではないし、あら捜しを目的としてプレイしているわけでもない。
どれも演出やアイデア自体はよかったが、ゲームとしての作り込みが甘いことが気になってしまう。開発期間が枷になってしまっている感じ。
あと、ゲーム部分が簡素であるにも関わらずゲームの尺が長すぎて冗長になっているという問題も共通してあると感じた。


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