「許さん、去れ!」体調不良の社員にも暴言 社長の社員への問題映像ネット掲載で公共工事ストップの建設会社
HTB北海道ニュース
殴る、蹴るなどの暴行を受ける従業員の男性。3月に撮影された札幌市西区の建設会社「花井組」の社員寮に設置された防犯カメラの映像です。 社長が従業員の男性をおよそ1時間にわたり暴行していたことが発覚し、波紋を呼んでいます。 本間壮惟記者) 「札幌市豊平区中の島です。看板には下水道管を作る工事を予定と書かれていて、施工者には花井組とあります」。 花井組は現在、下水道の新設工事など札幌市から6件の公共工事を受注しています。しかし。 花井組の関係者) 「暴行の映像がインターネットに掲載されたことを受けて、すべての公共工事を取りやめます」。 花井組の関係者から市にこのような報告があり、8日以降、公共工事がすべてストップしているということです。 花井組の下請け会社で働く従業員の男性は、花井組が受注した工事が突然キャンセルになったと話します。 花井組の下請け会社で働く従業員) 「みんなが会社に集まって、じゃあ今から現場に行くぞっていう時に電話が来て、じゃあもうみんな帰らなきゃいけないんだみたいなって感じだし(工事中止について)そもそも説明がないですし、相手方の社長さんとももうこっち連絡取れない」。 札幌市は今後の対応について花井組と協議を続けていますが、このまま工事ができない状態が続けば契約を解除して再入札を行う可能性もあるということです。 LINEより 「気持ちを汲めない者は捨てていくんだ、良いな」。 「社長解かりました」「社長解かりました」 社長の言うことには誰も逆らえなかったという花井組。HTBが新たに入手したLINEのやりとりには、体調不良を訴える従業員を社長が叱責する様子が残されていました。 従業員) 「お疲れ様です。病院の検査の結果、陰性でした。ご心配かけて申し訳ありませんでした」。 社長) 「許さん!自分自身と闘えない者は、みんなの為にならない!去れ!」。 従業員) 「社長解かりました。申し訳ありませんでした」。 12日のあさに花井組を訪ねた記者。しかし、社長は対応しませんでした。 花井組は社長による暴行について「被害者とは示談の交渉をしていて、真摯に対応している」としていますが、今後の公共工事の実施などについては「コメントできない」としています。
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