麻布十番も代々木も…都市部で冠水 あなたの町の浸水リスクは

東京都内でも連日、大雨による道路の冠水や浸水被害が相次いでいます。

局地的な豪雨になると、周りと比べて低い場所に一気に水が集まるといいます。

8月21日、22日に実際の浸水被害が出た場所の画像をハザードマップを比較しました。

台風10号も近づいています。
みなさんの生活圏は大丈夫か、改めて確認してみてください。

東京 麻布十番が川のように

8月21日午後7時すぎ、東京・港区の麻布十番駅近くの交差点にある建物の2階から撮影された映像です。

道路が冠水していて、車が通行するたびに水が波打つ様子が確認できます。水かさは車のタイヤ半分ほどの高さまであり、道の真ん中で止まってハザードランプをつけている車もあります。

撮影した60代の男性は「近くで食事をしていて外を見たら川のようになっていて驚きました」と話していました。

NHKの全国ハザードマップで見てみると、洪水の想定では最大3mの浸水リスクがありました。すぐ横には古川が流れていて、国土地理院の地図を見ると、川沿いはいずれも周囲よりも標高が低くなっていました。

東京 代々木体育館前 車のタイヤが水に

8月22日午前11時50分ごろに東京・渋谷区の代々木体育館の近くで撮影された映像です。

道路が冠水し、センターラインが見えなくなっています。車のタイヤの半分ほどが水につかり、速度を落として走行する様子も見られました。

NHKの全国ハザードマップで見てみると、洪水の想定では最大3mの浸水リスクがありました。国土地理院の地図を見ると、周囲よりも標高が低い窪地になっていました。

東京 代々木駅近く アンダーパスに大量の水が

8月22日午前11時50分ごろ、東京・渋谷区代々木で撮影された映像です。

JR代々木駅の近くにあるアンダーパスに大量の水がたまっている様子が確認できます。現場は車が通行できない状態になっていて、警察官が車を誘導していました。

NHKの全国ハザードマップで見てみると、洪水の想定では最大3mの浸水リスクがありました。

すぐ近くを走る小田急線の高架下がアンダーパスになっているほか、国土地理院の地図を見ると、道沿いについても周囲よりも標高が低くなっていました。

ハザードマップ確認を

ハザードマップでは、浸水が想定される区域や浸水の深さを表示しています。

住んでいるところや日常的に通るところのリスクや、避難すべき場所を一目で確認することができます。

大雨時には、一気に状況が悪化することがあります。事前にハザードマップを確認してリスクを確認するとともに、気象情報などを見て早めに危険を察知し、安全な場所へ避難することが大切です。

あなたの町の浸水リスクは?

※全国ハザードマップで示しているリスクについて、可能な限りデータは収集しましたが、反映されていないところ、自治体が未整備のところもあります。地図で色が塗られていないから安全というわけではありません。全国ハザードマップと併せて地元自治体のハザードマップなどもご確認下さい。

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