Preussen(H級戦艦)
性能諸元
・基本性能
| Tier | 10 | 種別 | ツリー艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | 派生元 | Friedrich der Groeße |
| 国家 | ドイツ | 派生先 | Hannover |
| 生存性 | 継戦能力 | (-)105,800 | |
| 装甲 | 全体 | 19-380mm | |
| 艦首甲板 | 32mm | ||
| 甲板 | 50mm | ||
| 艦尾甲板 | 32mm | ||
| 砲郭 | 280-380mm | ||
| 底部 | 32mm | ||
| 主舵 | 50mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | (-)25% | |
| 機動性 | 機関出力 | 167,600馬力[hp] | |
| 最大速力 | 30.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 1,050m | ||
| 転舵所要時間 | (-)19.4秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | |
|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 18.2km | 0.0km | 19.4km | |
| 航空発見距離 | 14.9km | 0.0km | - |
| 射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| - | FKS Typ 10 mod.1 | 20.6km | 266m |
| 主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 457mm/52 | 4基×2門 | HE弾 5,450(45%) AP弾 15,000 | 24.0秒 | 40.0秒 | HE Spr.Gr. L/4.4 AP P.Spr.Gr. L/4.4 |
| 副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 150mm/55 SK C/28 Dop.L.C/34 | 4基×2門 | HE弾 1,700(8%) | 7.5秒 | 8.3km | |
| 128mm/61 Doppelflak | 10基×2門 | HE弾 1,500(5%) | 4.0秒 | 8.3km |
| 対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 短 | 30mm/45 Flakvierling 103/38 | 6基×4門 | 245 | 70.0% | 3.0km | |
| 30mm/45 Flakzwilling 103/38 | 4基×2門 | ||||||
| 中 | 55mm/77 Ger 連装砲座 | 4基×2門 | 329 | 75.0% | 4.0km | ||
| 55mm/77 Ger 単装砲座 | 6基×1門 | ||||||
| 長 | 128mm/61 Doppelflak | 10基×2門 | 140 (6×1,610) | 75.0% | 6.0km |
・アップグレード
| スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
| ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
・消耗品
ゲーム内説明
プロイセンは、H級戦艦の計画案の1つです。主砲として8門の457mm砲を4基の砲塔に備えていました。
第二次世界大戦の序盤で得られた戦訓をもとに、建造中の艦艇の技術諸元を見直すことになりました。水平装甲を強化する必要がありましたが、同時に、北海の浅瀬で運用するために喫水を11.5mに維持する必要もありました。新たな設計では、水中爆発への防御として三重底を採用し、水密区画の数を増やしました。主砲口径は457 mmに達し、火力は飛躍的に向上しました。本案を具現化したのがこのプロイセンです。しかしその後、海軍における造船の中心が潜水艦に移されたため、海軍の必要性に応える新型戦艦の建造は行われなくなりました。
解説
元ドイツツリー艦T10戦艦のグローサー・クルフュルストとの入れ替えで此方がツリー艦となった。
- 主砲
457mm連装砲4基搭載、AP最大ダメージが15000と米457mmには負けるがあの大和の460mmより高い数値である。457mmであるため、多くの巡洋艦が持つ30mm以下の装甲を角度関係なく貫通できる。同じ457mm(460mm含む)級で比較すると、本艦の主砲貫通力は大和やクレムリンより低く、オハイオより高いという塩梅である。
装填速度はGroßer Kurfürstから4門減った分早くなり24秒と同じ砲門数のOHIOより早く、特化で21.1秒になる。
17インチ超砲弾の中で最速クラスで偏差が非常に楽、ただし射程は相変わらず20.6kmと短く、精度も近距離ですら今ひとつ信用できず狙った場所へ当てるのは困難。戦艦にすら全弾夾叉することもある。ただし、前述の通り主砲装填がかなり短いためある程度手数で補うことは可能である。装填速度に特化して巡洋艦に圧をかけつつ、遠距離の敵に少しずつ攻撃するのがいいかもしれない。
射角は前方38度後方30度、後方に限ればかなり良好。 - 副砲
Großer Kurfürstから両用砲の128mm砲がKM40からDoppelflakに変わっているが同スペック。ただし同国の巡洋戦艦ツリーのあいつのほうが副砲のDPM精度に大きく優れる。依然強力な副砲を持っており副砲特化への高い適性は健在であるが、T10戦艦の中でも強力な部類である主砲を十分生かす為にも、副砲はスキルで延ばすのみに止め、UGは主砲精度、火力を上げるために捧げるほうが良いかもしれない。スキルのみにとどめ、旗を搭載した場合の副砲射程は11kmとなる。
- 対空
短距離対空が2倍近くになっているがそれ以外は誤差、そこまで頼れるようなものではない。またドイツ戦艦はAP爆弾や魚雷で大ダメージを受けやすい。豊富な体力と修理班及び工作班の使いどころでなんとかしよう。対空艦とセットでいることも時には大事である。
- 生存性
Großer Kurfürstと同じだが、連装砲になった事で主砲の装甲が全体的に薄くなり、バーベットの75mm底部装甲板が顔を出した。だが、依然硬いことに変わりはない。遠距離からの砲撃に関してはバイタルを抜かれかねないのはこれまで通り。しかし、近距離になれば鬼のような硬さでバイタル貫通は許さない。だが、通常貫通は普通に発生するので過信しないこと。横を向ければいくら硬い本艦でも大ダメージを受けるのは他の艦と変わりない。艦首艦尾に関しては装甲帯がある分過貫通しづらく貫通をもらいやすい。
また砲弾に対して非常に強力な防御性能を発揮する本艦だが、ドイツ戦艦はAP爆弾や魚雷で大ダメージを受けやすい。依然10万超えの膨大なHPを抱える本艦だが、AP弾の大量貫通と航空攻撃を受け続けて修理不可能なダメージを貰わないようにしよう。
- 機動性
1050mの巨大な旋回半径と転舵所要時間19.4秒を持つ、速力も30ノット。つまりGroßer Kurfürstと全く同じ。接近戦時の姿勢制御はもちろん咄嗟の魚雷回避なぞ不可能であり、島が多い海域では操艦に苦労する。 ソナーリキャスト中に魚雷攻撃を真横から食らった日には完全に死亡である。対面に駆逐艦や潜水艦がいることが分かっている状況下では絶対に魚雷警戒を怠ってはならない。 - 隠蔽性
本艦が副砲特化がオススメできない理由その2。これまたGroßer Kurfürstと同じ値でつまるところ悪い、最良で海面発見距離が14.3km、航空発見距離が12.1km。副砲射程との距離は1.8キロとなっており、接近戦に持ち込むには一工夫が必要。 - 消耗品
一般的な修理班及び工作班に加えて、ドイツお馴染み6キロソナーを搭載している。この機動性で魚雷を避ける最後の切り札であるとともに、6キロと言う長い補足距離で島陰煙幕内の炙り出しは勿論の事、6キロレーダーとして不用心な良隠蔽駆逐を捕捉できることもある。アップグレードなどで補強をしたい。 - 総評
グローサーから斉射火力を取り上げた結果、主砲火力や精度、副砲の性能は他の艦に一歩譲る形になった悲しい艦である。
とはいえ巡洋艦の30mm船体を貫通できる457mm砲を20秒強で撃てるのはなかなかの強みであり、島づたいに敵の前に躍り出れば、その30門近い副砲の雨と457mm砲を敵にお見舞いできる。
シュリーフェンが速度と隠蔽を盾に強力な副砲魚雷をばら撒く火力オバケインファイターならば、本艦はその高い抗堪性を盾に強力な主砲と副砲をばら撒く高耐久インファイターである。火力ではシュリーフェンに劣るが、本艦には接近戦においてもシュリーフェンに勝る要素がある。比較的距離を選ばない強力な主砲で序盤から大きな影響力を発揮し、タンクで味方に貢献し、接近戦時には高い抗堪性を生かして敵を粉砕する、そんなタフネスさ全開の運用はシュリーフェンには出来ない芸当である。どのような戦況にも適応し、時には突撃を、時にはタンクを、時には足止めを、時には待ち伏せを、時には無理して遠距離砲戦も、そんな勝ちを拾える本艦の価値を拾い上げるのは艦長自身である。
史実
史実のH級戦艦の計画において457mm連装主砲を積んだ計画案が存在しないため、H級戦艦(おそらくH40?)の船体にWG製の架空の主砲を積んだ架空艦艇となっている。
小ネタ
- 2022年2月17日に、ツリー艦Großer Kurfürstと入れ替わる形で実装された。ソース
Großer Kurfürstはツリーから削除されて特別艦艇となり、石炭で入手出来るようになった。また、置き換えの時点でGroßer Kurfürstを研究済み(購入している必要はない)のプレイヤーには、特別艦となったGroßer Kurfürstが無料で配布される。
過去に同様の措置を受けたMoskvaのページも参照されたし。 - 心なしかBayernとほぼ同じに見える。
ドイツ戦艦を象徴する段ボール主砲のせいだろうか。
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