筋肉弁護士が“論破”できなかった立花孝志氏の「取り扱い方」を、選挙ウォッチャーちだい氏が解説
「(立花氏を)ペッタンコにする」
昨年、兵庫県の斎藤元彦知事(47)をめぐって起きた一連の騒動は、いまだ続いており、収束する兆しも見えていない。
そして、“二馬力”で斎藤知事を再選に導いた『NHKから国民を守る党』党首の立花孝志氏(57)もさまざまな問題を指摘されているのは周知の事実。立花氏に関しては、オールドメディアやネットニュースなどで取り上げられることも少なくなってきているが、YouTube界隈では、『斎藤元彦問題』同様に熱は冷めることがなく、立花氏関連の検証、追及動画は毎日のように上げられ、人気のコンテンツとなりつつある。
兵庫県知事選での問題行動が法に抵触するのではないかと指摘され、それ以降も問題発言を繰り返している立花氏について、“このままにしておいていいのか”という声が大きくはなっているが、特に警察の動きもなく、本人は変わらず言いたい放題だ。
誰も立花氏を諫めることはできないのか。YouTubeの視聴者もそんな思いを抱き始めていたのだが、そんなところに、“待ってました!”という声が飛び出しそうな、ニューカマーが出現した。
その人は、弁護士の桜井康統氏。桜井氏は『筋肉弁護士桜井ヤスノリー法律の裏側-』というYouTubeチャンネルを開設しており、そこで立花氏に言及した動画を多数上げている。ほとんどが立花氏を批判するものなのだが、その桜井氏と立花氏の対談が実現することになり、アンチ立花や立花ファンだけでなく、兵庫県知事選で起きたさまざまな問題を追及してきた人たちや、メディアも大注目することになった。
4月29日に予定されていた対談は立花氏の“桜井氏と対談できるメンタルではない”という理由でキャンセルされ、一度は流れてしまったが、桜井弁護士の熱意が届き、急遽5月1日に実現することになった。
そして、恐れていたドタキャンもなく、福永活也弁護士も同席して対談がスタート。桜井弁護士は、立花氏が兵庫県知事選をめぐって拡散したさまざまなデマについて指摘、追及していくが、立花氏は、いつもどおりの“論理のすり替え”を行使し、自分が嘘をついたことを認めようとしない。対談は平行線をたどる形で終了。
視聴者からは
《不発だった》
《つまらなかった》
などという声が上がった。というのも、桜井弁護士が前日に上げた動画で、
「(立花氏を)ペッタンコにする」
と言っており、アンチのみならず、立花氏を“けしからん奴”と思っている人たちは、立花氏がギャフンと言うのを期待して観ていたからだ。
