たった一人で幸せになれ。
東京在住の女性M様から「ちゃんとしなきゃと思う自分と自由奔放に生きたいと思う自分がいて、結局どっちも中途半端でうだつがあがらない。私はどうすればいいでしょうか」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。M様はシングルでこどもを育ててきた。こどもからは「もっとちゃんと親っぽいことをして欲しい」と批判殺到。親離れも子離れもできず、ズブズブの共依存になって、頭ばかりが「どうするべきか」を考えて、心の「どうしたいのか」が見えなくなっている。
理屈で人間は動けない。人間を動かすものは、正しさではなく楽しさだ。ちゃんとしなくちゃと言う人は、一緒にいても全然楽しくない。楽しさよりも正しさが優先されるから、友達もできない。親には「子を捨てろ」と言いたい。子には「親を捨てろ」と言いたい。幸せな家庭を築くことが昔からの夢だったんですとか、甘ったれたことをぬかすな。たった一人で幸せになれ。話はそれからだ。誰かを使って自分を幸せにしようとするな。
M様は「息子が心配」と言った。息子に対して、あの子は一人では生きていけないと思っていると言った。だから自分の心配は正当だと言った。地獄だ。呪いだ。こんな家庭に育ったら「ああ、俺は一人では生きていけないダメな人間なんだ」と思い込むだろう。そこに長居をする息子もキモいと思った。親もキモけりゃ、子もキモい。結局、こどもは母親のコピーになるのだろう。母親の良いところではなく、母親の嫌なところをコピーする。自分がされて嫌だったことを、周囲にも「あなたのためを思ってのことなのよ」とか言って、やるようになる。地獄だ。呪いだ。負の連鎖だ。
地獄に落ちると「どうすればいいでしょうか?」と、自分のことを他人に聞くようになる。頑張り過ぎて疲れた体を「頑張りが足りないからだ」と更に頑張ることで解決させようとする無間地獄。生きている今が本番なのに、一向に本番がはじまらないまま「私はどうやって生きればいいでしょうか」と問いながら死ぬ。そして、本番が終わった後に「もっと愛して欲しかった」とか「もっと思い切り甘えたかった」などとほざく。最悪だ。生きている今が本番なのだ。今やれ。すぐやれ。
自信がないのは他信がないから。自分に対する信頼がないから、他人に対する信頼もない。正しさだけを追い求め、楽しさを忘れ、遊びを忘れる。感性や表現力は枯れ果てて、AIと同じになる。人間的な潤いを失い、ゾンビになる。正しくないことは罪ではない。楽しくないことが罪だ。楽しくないことを「ちゃんとしなくちゃ」と自他に強要することが罪だ。楽しくないなら正しくない。楽しくなる道が正解だよ。楽しいなら、正しい。たった一人で幸せになれ。これから沖縄に行く。
坂爪さん
深夜に押しかけた夫婦の妻の◯◯です!
朝方までありがとうございました!
カメハメ波をおくります。
昨日、夫でも友人たちでもなく、
私自身が坂爪さんの文章が好きな理由や、坂爪さんの言葉で何年も爆笑したり励まされたりしていること、坂爪さんが男性にも女性にも与える影響の恩恵を私が強く受けていること、勇気をもらえて、しかもすごい笑えますということ、それをまず私から坂爪さんへ伝えたかったな、と残念に思いました。
私が坂爪さんの文章で痺れた体験、私にとって財産になっている体験を矮小化して
坂爪さんの文章は私よりも魅力的なこんな人たちを痺れさせてるんです!!と何度もお伝えしていた気がします。私の意見に力が欲しくて、誰か私が魅力的だなと思う人の話を傘に着るようなことをしたこと、そのほうが坂爪さんが喜ぶとジャッジしたこと、
こんなにやべーって思ったんです!!っていうわたしの興奮や感想に、坂爪さんへ語りかける力があると信じなかったこと(少なくともそれを優先して最初に話す言葉に選べなかったこと)
その点で坂爪さんを信じていなかったこと
そんなようなことを
お前のそれさっきから何やってんの?????
そういうことなら話にならない。
さてどこからやりますかね
って言ってもらったんだと思います。
どこかな?何に嘘があったかな?と話せることを話そうとしましたが、それこそ話にならず、自分が無念でした。
途中、
私、坂爪さんの文章を誰かを刺すために利用してたのか?そうだな、確かにわたしにはそんな卑しさがいくらでもあるし、そうなのかも(彼らに比べて卑しいところがある自分のことは許しているので好きですが、とにかくここで自分を信じなかったことは自分ごめんとなりました。)と思ったりしましたが、あれはそんなことなかったです。
むしろ好きな映画とか笑える漫才、刺さった表現とかを好きな人たちに伝えて回りたくて、(そしたらほぼ毎回すごく楽しい対話ができる)何年も触れ回ってた感じです。それなのに、坂爪さんの文章を尖った女につける特効薬のように人に与えていたかのように話しました。そういう言い方もできるけど、そんなことより切実に自分のこととして、坂爪さんの文章が好きだよねわたし。と思いました。
会いたい相手に会えるのが一瞬なのかもしれないときに
飾りのような言葉なら捨て、黙って相手の気配に場を預けること。
相手に話すときには、1番伝えたいことがまずはじめに自然と湧き上がるような、
個人に対して自分を正面から向かわせる礼儀を持った体
自分の体を、そういうものにしていきたいと思いました。
結局深夜に押しかけ、朝方まで坂爪さんを(問答の中では)笑わせることもできないままとにかく寝かさずにいましたが、わたしは自分の恥ずかしさがわかり、ほしい体も見つかりました。夫は幸せに浸っており、大収穫です。
宴という言葉も楽しくてとっても嬉しくなりました。
またみんなで坂爪さんとお話ししたいです!
ありがとうございました。
おおまかな予定
5月12日(月)沖縄県那覇市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
いいなと思ったら応援しよう!

コメント