2010年10月29日

岩通本社ビル解体進行中





ここ数年、放射5号道路計画の影響で、久我山の玉川上水周辺の住宅が次々と立ち退かされているようだが、最近ついに岩通本社ビルの解体工事が始まった。
(このビルも立ち退きエリアに少しひっかかっているらしい)

何年も揉めている計画のようなので、現状詳細がどうなっているのかは知らないのだが、岩通の本社ビル(とその向かいの岩通ガーデンの森)がずっとそのままだったので、個人的になんとなく道路整備は当面先のようなイメージがずっとあった。が、このでかいビルが解体され始めると、にわかに真実味を帯びてきたというか、本当にいよいよ幹線道路が上水の両サイドに出来るんだ…とか思ってしまう。

実は最近まで知らなかったのだが、岩通から少し上水をさかのぼって三鷹のほうに行くと、この幹線道路のモデル道路とかいうものがなんと既に出来上がっていた。いつの間にこんなものが…。
これが延々と上水沿いに出来上がるのか、と思うとちょっとビックリだ。実物を見ると本当にそう思った。

個人的な感想だと、今の自然溢れる玉川上水周辺を破壊するのはとんでもない、とか思うが、いかんせん今までの経緯やこれからの東京都や杉並区の展望、住んでいる人達の要望や事情、など何もわからないので、「こうするべきだ」という結論を私は持っていない。大道路を造るほうがいいのか造らないほうがいいのか、判断できない。
ただ、今のこの日本の社会状況や東京都の交通状況と、現在の都市整備に対する技術力では、そもそも、もう全てを穏便におさめて全ての人が満足するように実現することは不可能だろう。

人間は、いまの社会ではもう、自然や他の生物を駆逐しないと生きていけない生き物になってしまっている。
果たして、100年後、200年後には一体どうなっているのか?
想像もつかない。
私は、極論だが、自然や地球や他の生き物が正常にこれからも存続していくには、人類が滅ぶしか方法は無いと思っている。(人類が滅んだからといって正常になるとは限らないが)
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posted by cest-la-vie at 17:21| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 京王井の頭線:久我山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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