朝一番で都知事選挙の投票に行った山田です。新しい都知事の方には都民の生活を向上の政策を切に願います。
久しぶりの更新ですいません💦
本日訪れた映画館は、自宅から比較的近くにある『吉祥寺オデヲン』
この映画館は、JR吉祥寺駅東口から南へ徒歩1分。駅目の前に位置しております。
「吉祥寺東亜会館」という複合商業施設ビル内の2F、3F、5Fに計3スクリーンの映画館で「東亜興行株式会社」が運営しております。
オデヲンという言葉は、ギリシャ語で劇場。かつて都内には、同会社が運営するオデヲン座という名前の映画館が多数ありましたが、現在ではここ吉祥寺の 『吉祥寺オデヲン』を残すのみです。
「オデヲン」というカタカナの「ヲ」をつける名称からも「歴史のありそうな映画館だな」と推測ができますが、Wikipediaによると開業は1954年の9月だそうです。
現在の建物は、1978年10月から営業しております。
この映画館、何度も劇場前は通っているのですが、鑑賞は初めてです。
チケットの販売は1Fに窓口を設けております。
『吉祥寺オデヲン』は、座席指定の映画館で前売り券を持っている場合でもこちらで当日券と引き換えを行います。
作品名を告げ、一般料金1,800円を支払い5Fへ向かいます。
この映画館、吉祥寺が学生街のだからか、小学校~高校生は1,000円という安い価格で鑑賞ができます。
5Fに向かう階段はらせん状になっており、上映中・次回上映作品のポスターや、大型のポップなどが掛けられております。
こちらが、5Fの入口です。
開業当初の1978年、このフロアー5Fは『吉祥寺セントラル』という名称で営業しておりました。
『吉祥寺オデヲン』の名称変更は、2012年の1月です。
正面が受付兼売店(パンフレット、関連グッズ販売)になっております。
ロビーは結構広いです。入替え制の映画館なので、次回上映を待つお客さまはこの長椅子でお待ち頂いておりました。
この映画館は売店で飲食物の販売はしてないのですが、その分ロビーにさまざまな自動販売機が設置されております。
画像上は、ちょっとレトロなポップコーンとサッポロポテトの自販機
築38年の建物なのですが、築年数を感じさせません。多分、4年前の名称を変えた時にリニュアルオープンとして内装を変えられたのかと思います。
掃除もしっかりされておりとてもきれいな館内です。
トイレは設備機器も交換されており、バリアフリーのトイレも用意されてました。
こちらのシアターはなだらかなスロープ型。
5Fは246席の赤いシートで座ってみると、弾力性があって座り心地良好です。
スクリーンもかなり大型ですね。
この規模の映画館だと上映前の時間はBGMが流れているものですが、こちらの劇場は音楽はありませんでした。上映をお知らせするブザー音で上映開始されます。
一番後ろの座席は、車いすスペースが容易されておりました。
今日はご利用されているお客さまはおりませんでしたが、高齢化が進む現代では必要なサービスだと思います。
この日2回目の11:30上映「インディペンデンス・デイ リサージェンス」は30名程度のお客さまでした。
吉祥寺は、サブカルチャー発信の町として、古くから芝居小屋やライブハウスなどが多数ありました。
映画館も以前はかなりあったのですが、3年前の『バウスシアター』閉館後は、『吉祥寺オデヲン』と『吉祥寺プラザ』の2館になってしまいました。
62年の歴史ある『吉祥寺オデヲン』
「オデヲン」の名前を継承する最後の劇場として、いつまでも上映を続けて頂きたいと思います。
【吉祥寺オデヲン】
訪問日時:2016年7月31日11:25
鑑賞映画:「インディペンデンス・デイ リサージェント」
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町2-3-16 吉祥寺東亜会館
オープン:1954年9月
基本料金:1,800円(各種割引有)
スクリーン:3
上映形態:ロードショー
音響:DTS/DDEX
スクリーンサイズ:不明
座席数:246席(5F) 249席(3F) 224席(2F)