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被害者の安全最優先で対応を 川崎事件受け通達―警察庁

配信
警察庁=東京都千代田区

警察庁=東京都千代田区

 川崎市で岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が元交際相手の自宅から見つかった事件を受け、警察庁は12日、各都道府県警に対し、被害者の安全確保を最優先にした対応を徹底するよう求める通達を出した。事件では、岡崎さんの親族がストーカー被害や警察の対応不備を訴えており、神奈川県警が一連の対応が適切だったか確認する検証チームを立ち上げている。

検証チームを設置 川崎女性遺体、対応巡り―神奈川県警

 警察庁は昨年5月にストーカーなどの人身安全関連事案の対応に関する通達を出しており、今回の通達は川崎の事件を踏まえ、その再確認と徹底を求める内容。「認知段階では危険性や切迫性の正確な把握が困難な一方、急展開し重大事件になる恐れも極めて高い」と指摘し、警察本部と署が緊密に連携して被害者らの心情に寄り添い、安全確保を最優先に対応するよう指示した。

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