氷は使わないアイスティーの作り方
マダムの作るアイスティーは、ポットややかんではなく、大きなお鍋で作ります。私は、2.5ℓ入る柳宗理の片手鍋を使用。ここに2ℓのお水を入れます。
マダム曰く、「アイスティーは少量作るよりも1度にたっぷり作った方が絶対においしい」、そして「ティーバッグを入れて蒸らす際、抽出された紅茶成分がまんべんなく全体に行き渡るからやかんではなく、鍋を使う」とおっしゃっていました。


鍋に水を入れたら火にかけ、沸騰したら火を止め、ティーバッグを3~4包入れます。以前の記事では「ティーバッグ3包」と書いたのですが、いろいろなティーバッグで試すうちに4包でちょうどいいものもあったので、このあたりはお好みで調節をしてください。
今回、私はノンカフェインのティーバッグを使ったので4包入れています。
ティーバッグを入れたら、ふたをし、21分蒸らします。
この21分という時間が中途半端ですよね(笑)。そこでついマダムに「20分じゃダメでしょうか?」と聞いてしまいました。すると「ダメよ! 私はもう何十年も夏になるとアイスティーを作り続けてきて、やっとこの最適な蒸らし時間にたどりついたの。20分でも22分でもダメ」とまたもや叱られてしまいました(笑)。
21分経ったらふたを開け、そーっと“水面を動かさない”くらいのやさしい気持ちでティーバッグを取り出します。“丁寧にティーバッグを取り出すこと”は味を左右する肝心な作業で、乱暴に取り出すと渋みが出てしまい、おいしくなくなるとのことでした。
粗熱が取れたら、ジャグやピッチャーに移し替え、ひと晩冷蔵庫で冷やしていただきます。
理由はわからない(笑)。でもとにかくおいしい!
飲んでみていただくとわかるのですが、このアイスティー、とにかく渋くないんです。でも紅茶の味はしっかりと感じられる。うちの“味オンチ”の夫ですら、このアイスティーを出したとき、「うまいっ! 今までのアイスティーと全然違う!」と言ったほど。だから2ℓ作ってもあっという間に飲みきってしまいます。
おいしさの秘訣は“水の量とティーバッグのベストバランス”と“21分”という蒸らしの時間だと思うのですが、「なぜ?」と言われても、これはもうマダムがたどり着いた答えでしかないので、理由はわかりません。しかも安いティーバッグで入れてもおいしいし、果てはこの方法で麦茶を入れてもおいしい。
ぜひ、マダムの作り方で冷たいお茶を楽しんでみませんか。
構成/佐野倫子
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