政府の提唱する「物価と賃金の好循環」ではインフレにより賃上げが相殺されるので(いくら名目賃金を上げても)実質賃金が上がるわけがありません。 むしろ価格転嫁ができず名目賃金を十分に上げられない中小企業や下請け企業の従業員がインフレに苦しむだけです。これは物価と賃金の「悪循環」です。 この記事で渡辺教授は、需要刺激策(金融緩和・財政支出)の発動を提唱しています。これらはインフレをさらに悪化させる政策です。この記事で教授自身、インフレの鈍化を食い止める必要があると示唆しています。 これはインフレにより国民が置かれた現状を全く理解していないとしか言いようがありません。 渡辺教授の隠れた意図は、(国民の犠牲のもと)インフレを促進させ、巨額の政府債務(国債)の返済を容易にすることにあるのではないでしょうか。言語道断です。