大人の世界のしきたり
会食が終わり、いよいよ支払いの段階になりました。仲のいい友達との食事であれば、会計も簡単です。「割り勘にしよう」「会計は別々にしよう」で終わりですから。
最近はビジネスの会食でも割り勘にするケースがときどきありますが、やはりホスト側がご馳走することがほとんどです。「今後もよろしくお願いします」という意味をこめて、どちらかがご馳走する。そしてご馳走してもらったほうは、「次はこちらが払います」というのが大人の世界のしきたりです(ただし接待の場合は別)。
支払いのタイミング
難しいのはこちらが支払いをするケース。大手企業であれば、お店の人に名刺を渡せば会社に請求書がきて、振り込みで支払えることもありますが、このような企業は例外でしょう。一般的には会食の終盤にさしかかったとき、招待したほうが途中で席を外して支払いを済ませます。しかし会食に慣れた人は、「あ、今お会計に行っているな」とピンとくるもの。支払っているとわからないように支払うのが難しいのです。
席を外すと会話も途切れてしまうし、ゲストがしゃべっている途中で話を遮ってしまうのも失礼。
「どうしよう、どうしよう、トイレを装って支払いにいこうかな」と会計のタイミングをはかるのも一苦労です。
いちばんいいのは、予約をした段階で、あらかじめお店の人と決済方法を決めておくことです。
例えば、「中座できないので、お客様をお見送りしてからお会計をさせていただけますか」とお願いしておく。そうすればお客様が帰ったあとでゆっくり支払いができます。
クレジットカードか現金かについても聞いておくといいでしょう。下町の老舗のお店などでは、いまだに現金でしか支払いができないこともあります。いざクレジットカードを使おうと思ったら「使えません」と言われてコンビニのATMに走る、というような事態は避けたい。どのタイミングで支払いをするかと同時に、決済方法も確認しておきましょう。



