人に内在する良心神(神言会)

神は言葉なりき。言葉は言霊で構成され、その言霊による神の仕組みを解説する神言会(kamikotokai.com)のプログです。
神言会では人に内在する良心神(この世の閻魔)とは何かを説明しています。

損して【徳】を取るが良心神の磨きとなる。

人はこの世に生きていて、あの世のことを考えて暮らしているわけではありません。まして今の時代はせちがらく、この世を生きて行くだけで一杯一杯である人達も多くあるわけです。あの世のことまで心配して手が回るかと言われたならば、その通りでしょう。

されど、この世に生きて行くに当たって、我れさえ好ければそれで好いと自己本位で生きていくのと、他者に対する思いやりで生きていくのとでは180度違って来ます
例えば、狭い道で一台しか車が通れないよう道で、両方同時になるようなことがあります。その時、我れ好しで車を入れ込むのと、手前で停車してどうぞお先に通って下さいと譲ってあげる行為とでは、まったく違った生き方をしているのです。両方が我れ好しで行くと途中ですれ違えずに、立ち往生します。
譲るようなことをしていれば、損をするが我れ好しの生き方です。今という時だけを見ていれば、我れ好しで突っ込んだ方が勝ちだとなります。僅かでも待っている時間を損したことになるからです。
そうではないのです。そうして譲った行為は、【損して、徳を得た】のです。我れよしは【得】を考えるのです。【得】と【徳】ではまるで違うのです。
「得」は財を手に入れた意味です。物質的な得です。時間もそうです。「徳」は本性の良心を磨きあげた優れた人格のことです。この「徳」の原字は【悳】の字なのです。真っ直ぐな心。すなわち真っ直ぐとは魂の柱である良心で有り、「良心」を意味したのが「徳」の字なのです。
「恩恵」という言葉があります。これはその「徳」に対して報いる意味です。

主神は損して「徳」を撰んだ方達に対して、恩恵を施されるのです。これが、すなわち【天国界】なのです。大本教神諭が予告した九つ花は、何故に良心神を意味する「ラ」神論になっているかとなった時、新しき世の魂の地位を決定させることからなのです。
我が宗教の教えを信ずれば天国だと説く宗教は多々あります。だが、そうした宗教は自己に内在する魂の柱である良心神を説いてはいないでしょう。ですから、大本教霊界物語では、取次が信者を天国に案内すると言いながら地獄に案内しているとあるのです。
また大本教神諭では、一貫して、「我れ好しは行けないと」と説いていますが、何が善だとか何が悪だ式の説き方はしていません。

日本昔話しにある話しがあります。ある道に一体の女神が現れて、そこを通る旅人に、その女神が織られた美しい反物を差し出して、この反物に触れてみよ。その心が汚れていない者が触れれば反物が汚れない。その者には褒美を与えよう。で、そこを通る旅人達が自信満々反物に触れると、あにはからんや反物が汚くなる。
そこに一人の盗賊が通りかかった。女神は盗賊にも反物に触れてみなさいと言われます。すると、盗賊はとんでもない。自分は盗賊で有り、人様の物を盗んでいる。そんな反物に触ったら真っ黒けになりますと断ったが、女神は反物に触れなさいと言われる。
やむ得ずその盗賊が反物に触れたところ、反物は汚れなかった。女神はその盗賊に褒美を授けられたの話しがあります。
普通に読めば変です。この盗賊は生きるが為に盗賊になったのです。だが、貧しい者からは取らず、金持ちだけを狙ったが、自分が食べるだけの分の盗みしかしなかったからです。そこには【我れ好し】が入っていなかったのです。
満たされているのに欲に欲に考えるのと、生きるが為のやむ得ず犯した最低の悪事は意味が違うのです。悪事をしなければ生きて行けない世とは、社会のシステムに原因があるのです。今の世のシステムは根本的に変えないと、人々の心は荒廃に荒廃を続けるのです。で、根本的立替にと入るのです

お金が無いから【徳】の行為を積むことが出来ないではないのです。他の人に対する思いやりがあれば【徳】は積めるのです。それは【悳】ですから、自己の良心神を磨いて行くのです。
徳の字を見て、十と横にした目と心とは何だろうと考えていましたが、目の字は立てにしないと意味が解りませんでした。そして【直】の字は「マコト」です。マコトの心を行くことが【徳】なのです。

神は言葉の仕組みで示し申すとなっているのです。

精神世界

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