人に内在する良心神(神言会)

一般的に神とか霊との会話は人間の肉声とは違う霊声で会話するので、こちらも肉声で話しているわけではないのですが、その霊の声は人間の肉声で聞く声と同様に各々の声に質と言うか特徴があるので、その声の主が誰であるかが解っていれば、それだけで誰かと解るわけです。
が、神霊が肉声と同様の声で語られる時があります。そうすると、自分だけではなくて他にも聞こえていることになります。
私が伏見稲荷山の某瀧場の宿泊所で寝ていると、夜中に瀧の中で天津祝詞の声や般若心経の声が聞こえて来ることがよくありました。霊界に行った行者霊などが死後の世界でも瀧に来て瀧行をしているわけです。真夜中にウロチョロしているわけですから、筋がよくない霊かも知れません。

私が修業に入って間もない頃、とある瀧場で瀧行をする前、どこからか御経が聞こえて来ます。その御経を聞いていて、アレっと思ったのは、人間ならば御経の合間合間に息遣いがあります。それが無いのです。
当時の師匠に聞こえていた御経は誰が上げておられたのですかと聞くと、この瀧場の観音堂の観音様が観音経を聞かせて下さったのですと言われる。私はそれまで観音経を知りませんでしたので、観音経ということすら解りませんでした。それよりも、御経の間に息遣いが無かったことが気になりました。

だとすれば、霊に空気は関係無いことになります。否、大気が無い世界でも住めることになります。ヒマラヤのような高い山であろうと、龍宮と言われる海中の中でも関係無いことになります。また、宇宙の大気が確認出来ないような星でも霊であるならば住めることになります。
それならば、霊は何を呼吸しているのかとなりますが、自信満々の霊能者の方が多数おられますので、それはそうした霊能者の方でどなたかが霊は何を呼吸しているのか説明して下さるでしょう。

さて、話しは変えて、幽体離脱の体験した方ならば、この世の物質体を抜けて行く自分を体験しておられるでしょう。私は肉体を抜けて離脱した時、霊体が上昇を始めて、このままでは屋根にぶつかるウワーとなりましたが、そこを突き抜けて行きます。物質体を通ってしまう感覚が、肉体的には分からないのです。そこに物体があるにも関わらす抜けて行くのです。すなちわ、次元が違う世界に入っているのです。
すると、屋根の上で待っていた日蓮さんのお弟子さんであった日像さんと日昭さんの両霊が私の両脇を支えられて上がり、雲の上に載せて貰いました。その雲の上で孫悟空の如くに雲を動かして遊んでいたら、もういいだろう。帰りなさいと下に落とされてしまいました。ウワーぶつかると思ったら、自分の肉体の上で静止をして、静かに自分の肉体に入って行ったことがあります。
その当時は、このお二人が日蓮さんのお弟子である日像さんと日昭さんとは解らなかったのですが。ある時、ふと目が覚めるとこの両名の方が私の枕元で、可哀想だから本人に本当のことを告げた方がいいのじゃないか？。いや、まだ本当のことを教えるのは早い。などと会話をされています。守護している方は、本当のことを知っていても、言わないということのようでした。

守護されている方は、あれやこれやと指導されるのではなくて見守っておられると言われていますが、全てを教えることは本人の為には良くないという考え方があるようです。
修業と呼ばれるものが進み、幽体離脱ではなくて、自分の魂が単独で神界に飛んで行くようになって、肉体の自分に神界に居る自分の存在が解るようになったわけです。自分でありながら、別の世界に住んで居る自分なのです。さらに次元を上げて行きますと、更に高次元に居る自分。それすら進むと、自分の魂を産んで下さった御親の魂もに出会うことが可能となって来るわけです。
皆さんの魂の御親（本守護神）と呼ばれる存在は、七次元とか八次元と呼ばれるような世界に存在するのです。その道は確かに遠いかも知れません。肉体の親は今世の縁。魂の親神様は永遠の縁なのです。自己の魂の御親神様に出会うには、自分が魂の修行を積んで次元を上げて行くより道は無いのです。

単に四次元霊界では地球霊界に縛られてしまいます。まず五次元以上の世界を目指しましょう。




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