春の叙勲 県内は183人

 ことしの春の叙勲受章者が発表されました。

 県内からは183人が選ばれています。

 秩父市の中猛保さんは、およそ50年の長きにわたり塗装業に励みました。

 このうち22年間は塗装職種の県技能検定委員として、技能検定制度の適正な運営に大きく貢献したなどとして、瑞宝単光章を受章しました。

 中さんは、塗装職人だった父親の影響で20歳のときに塗装の仕事を始めると、29歳で独立、中栄ペイントを設立しました。

 以降、さまざまな資格を取得し、腕を磨きました。1992年からは県技能検定委員を担い、10年間は首席として業界全体の技能の向上に努めてきました。

“新茶シーズン到来告げる” 狭山新茶まつり

 静岡茶、宇治茶と並ぶ日本三大銘茶のひとつ「狭山茶」の新茶シーズンの到来を告げるイベントが狭山市で開かれました。

 狭山市役所で開かれた「狭山新茶まつり」では、新茶の販売のほか、茶娘が淹れたてのお茶を訪れた人に提供しました。

 また、蒸した茶葉を手でもみながら乾燥させて、お茶をつくる手揉み茶の実演が行われました。

 このほか狭山茶の代表的な品種、「さやまかおり」の新芽の茶摘み体験もありました。

 訪れたひとたちは、試飲などを通して、狭山茶の魅力を堪能していました。

東武動物公園 ホワイトタイガー 20万人突破

 宮代町の東武動物公園でホワイトタイガーの「コタ」と「ハク」の観覧者が20万人を突破し、記念セレモニーが開かれました。

 記念すべき20万人目の観覧者となったのは、さいたま市から親子で訪れた小学5年生で双子の川本稜くん、凛ちゃんです。

 飼育係から記念品としてぬいぐるみや年間パスポートが手渡され、うれしそうな表情を見せていました。

 表情が可愛いホワイトタイガーの、雄の「コタ」と「ハク」は、去年11月7日に生まれ、まもなく生後半年を迎えます。

 ホワイトタイガーの「コタ」と「ハク」の一般公開は、開園日の午前10時半から午後2時半です。

吉川市 開催を前に 「なまずのぼり」特別撮影会

 「なまず」がシンボルの吉川市で子どもたちの健やかな成長を願う「なまずのぼり」が開かれるのを前に、29日、メディア向けの特別撮影会が行われました。

 「なまずのぼり」は吉川市のシンボルで生命力が強いといわれる「なまず」をかたどったのぼりを空高く掲げることで子どもたちの健やかな成長を願う催しです。

 人出不足のクレーン業界を盛り上げようと、クレーン車のリースを行う篠田重機と地域の人たちらが企画しました。

 会場には、「なまずのぼり」や「こいのぼり」が高さ60メートルのクレーンで高々と揚げられ、風に乗って空を泳いでいます。

 このほか、地元の幼稚園児がデザインした色とりどりの100匹のミニこいのぼりも飾られています。

 「なまずのぼり2025」は5月3日に篠田重機の吉川支店で開かれます。

加須市 玉敷公園 藤まつり

 加須市の玉敷公園では、毎年恒例の藤まつりが開かれ多くの人が訪れました。

 加須市騎西にある玉敷公園の藤は、樹齢450年を超えると推定されていて、県の天然記念物に指定されています。

 園内にはおよそ30本の藤が植えられていて、淡い紫色の花が咲き誇っています。

 訪れた人は、藤の花をゆっくり眺めたり、写真に収めたりしていました。

 また、ことしで90周年を迎える藤まつりでは、幸手市の高校生がチンドンパフォーマンスを披露するなどして会場を盛り上げていました。