ロシアが一方的宣言の「72時間停戦」が終了 対ドイツ戦勝80年に合わせた発表も不発

9日、モスクワの「赤の広場」で行われた対ドイツ戦勝80年を祝う軍事パレード(ロシア通信提供・ロイター=共同)
9日、モスクワの「赤の広場」で行われた対ドイツ戦勝80年を祝う軍事パレード(ロシア通信提供・ロイター=共同)

ロシアが一方的に宣言していた8日から72時間のウクライナとの停戦期間がモスクワ時間の11日午前0時(日本時間同午前6時)に終了した。ウクライナは受け入れを拒否し、期間中に双方の攻撃がやむことはなかった。

今回は9日のロシアの対ドイツ戦勝80年記念日に合わせた停戦発表だったが、2023年1月の「クリスマス停戦」、今年4月の「復活祭停戦」に続き、かけ声倒れの不発に終わった。

ロシア国防省は10日、8日からの期間中にウクライナ側による「9318件の停戦違反」が確認されたと発表した。(共同)

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