岩手 黒沢尻工業高校 3年生対象半導体人材育成コース導入へ

世界的に需要が高まる半導体関連産業で人材不足が課題となる中、来年度から半導体を新たに科目とする北上市の黒沢尻工業高校が、さらに、就職を目指す3年生を対象に「半導体人材育成コース」を導入することがわかりました。

関係者によりますと、黒沢尻工業高校は来年度から6つある学科のうち
▽「機械科」
▽「電子科」
▽「電子機械科」
それに▽「材料技術科」の4つの学科で、
就職を目指す3年生を対象に、新たに「半導体人材育成コース」を導入するということです。

このコースでは、半導体に関するより専門的な知識を学んでもらう授業や、実践的な技術を身につけてもらう実習を行うことにしています。

高校では来年度から、電子科の2年生を対象に、新たに「半導体技術」を科目にすることも決まっていて、9日は、地元の半導体関連企業でつくる「いわて半導体関連産業集積促進協議会」と連携協定を結びました。

具体的には会員企業の技術者を授業に講師として招いたり、企業の見学やインターンシップを実施していくということです。

協定の締結式で、協議会の会長を務めるキオクシア岩手の柴山耕一郎社長は「岩手の半導体産業発展の第一歩だ。最大限の支援、協力をしたい」と話しました。

また、黒沢尻工業高校の村上智芳校長は「現在の生徒数は定員の半分をようやく超えた程度で、このままだと、高校としての学びが深いものにならず、なんとかしなければならないと強く思っている。半導体企業を支える人材を育成し、地域の企業や北上市に貢献できる学校になっていきたい」と話していました。

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