ここまで体が重いと感じたのは、十八年生きてきて初めてのことかもしれない。


 ──俺でこれだ。いつも前線に立ってくれている皆の疲労は、これの比ではないはず。


 紫龍殿の廊下を、黄季おうきは重い体を引きずるようにして歩いていた。


 先程まで議場にともに詰めていた他将軍の姿はすでにない。それも当然だ。黄季だけがその場に引き留められ、次の出陣を命じられていたのだから。


 ──この状況で、まだ外と戦をしろって言うのか?


 五大将軍が一堂に会する軍議の席の帰りだった。


 安湛あんじんを供に連れた黄季は、動きの鈍さを隠しきれていない足取りで廊下を進みながらも、脳内では先程の軍議の内容を反芻はんすうしている。


 ──都の中がこれだけ荒廃しているのに、外に向かって兵を割く余力なんてどこにもない。兵糧も資材も近いうちに底を尽く。


 このままでは、遠からず五軍全軍が玉砕する。五大将軍の中には狂ったように出陣を命じ続ける皇帝に愛想を尽かし、その首を落とす瞬間を狙い始めた者もいることだろう。


 ──ほう将軍も、さり気なく俺に亡命を勧めてくれたもんな。


 五大将軍の中で唯一自分に友好的な老将の顔を思い出しながら、黄季は窓の外に視線を投げる。


 秋に近付くにつれて透明度を増していく空の中を、気持ちよさそうに飛んでいく鳥影が見えたような気がした。


「……」


 らんは、瑞鳥だ。その美しい体で空を舞えば、他の神獣達でさえ思わず見惚れるほどの。


 だが鸞は鸞でも黒雛である黄季は、この空の飛び方を知らない。鸞紫藍しらんにとって空というものは、この軍部という檻の中からひたすら見上げ続けるだけのものだった。


 ──同じ鳥でも、俺は。


 思わず足が止まってしまう。背後に控えた安湛は、そんな黄季に対して何も言わなかった。ただ黄季に従うように足を止め、同じように窓の外に視線を向ける。


 きっとそれだけで、安湛には黄季が何を考えているのか分かったはずだ。


「安湛さ……」


 今なら、言えるかもしれない。


 ここ最近、……いや、ずっと前から考えていたことを、この優しい沈黙に甘えて吐き出してしまおうと、黄季は小さく安湛の名前を呼ぶ。


 だが黄季が全てを声に出すよりも、黄季の感覚に人の気配が引っかかる方が早かった。


 黄季はフツリと唇を引き結ぶと、視線を窓から引き剥がす。同時に止まっていた足を前へ進め始めた瞬間、廊下の角を曲がって姿を現した人影と視線がかち合った。


 ──軍の装い。……確か、彼は。


 黄季の記憶が正しければ、彼は亀軍で校尉を務めている人物であったはずだ。


 確か、名前は亀浄祐じょうゆう。亀家の将軍である聯義れんぎとは伯父と甥の関係だと聞いている。


 黄季は真正面から浄祐が向かってくるのを見て取りながらも、歩みを緩めることはなかった。対する浄祐も、あえて真正面から道をふさぐかのような足取りで廊下を進んでくる。そんな浄祐の行動に、黄季の後ろに控える安湛が不愉快そうに眉をひそめたのが分かった。


 だが黄季の意識は、浄祐に不快感を覚えるよりも前に、浄祐の後ろに従っていた人物へ流れる。


 ──あれは、


「久しいな、


 その人物は、黄季が口を開くよりも先に自ら声を発した。カツリ、と靴のかかとが音を響かせると同時に、彼が纏う白衣びゃくえがフワリと羽衣のように揺れる。


 浄祐に守られるようにして現れた彼は、微かに赤みを帯びて見える瞳を黄季に据えると、心の底からあざけっているのが分かる笑みを浮かべた。


「いつもうちの華が世話になってるみたいだな」

「……」


 対する黄季は冷めた無表情で永膳えいぜん一瞥いちべつすると、目の前に立ちふさがる浄祐を見遣る。その視線に含まれた意味を察しているだろうに、浄祐は動揺のひとつも浮かべずに黄季を見据えていた。


「何の真似だ、亀浄祐」


 その態度にしびれを切らすのは、当事者よりも安湛の方が早かった。


「将軍の前に立ちふさがるなど。首を落とされたいか?」


 物騒な言葉で黄季への無礼を咎める安湛には一瞥もくれず、浄祐はただひたすら黄季に視線を落としている。その視線を、黄季は無のまま真正面から受けた。


 ──ここまで真正面から喰ってかかるとは。


 歳は黄季の方が下とはいえ、黄季は仮にも五大将軍の一人だ。対して浄祐は亀軍の中でも数多存在する校尉の一人でしかない。鸞家直系と亀家傍系という点で比べても、立場は圧倒的に黄季の方が強い。


 確かに黄季は他軍の人間から邪険に扱われている。だが五大将軍以外の人物が正面切ってその感情を黄季にぶつけてくる場面はほとんどない。


 彼らとて、分かってはいるのだ。


 どれだけ感情で納得ができなくても。どれだけ目障りであろうとも。よわい十五で五大将軍を名乗るに至った直接的な理由が血筋にあろうとも。


 軍部で最後に物を言うのは、個人の実力だ。実力が伴わないまま上に立てば、あっという間に戦場で首を落とされる。沙那さなの軍部とは、そういう場所だ。


 そんな世界にありながら、鸞紫藍は齢十五から今に至るまで、五大将軍の座に座り続けている。完全実力主義の世界の中で、これほど分かりやすい力の物差しは他にない。


 普段綺麗に隠されているだけで、鸞紫藍が備えた牙は誰よりも鋭い。軍部に属する者ならば、実務を通して誰もがそのことを無理やり理解させられる。


「馬鹿になど」


 そんな世界に、亀浄祐もまたどっぷりと浸かって生きている。


 だというのに今、浄祐は真正面から黄季に喧嘩を売ろうとしているようだった。


「ただこちらも、四鳥しちょう当主の一角をお連れしておりますから。一方的に退けと突きつけるのは、それこそ礼を失する行為になるのでは?」

「何っ!?」

「四鳥を軍部の物差しで測るつもりはないが」


 黄季を小馬鹿にするような視線を注ぐ浄祐に、安湛が反射的に腰の剣へ手を伸ばす。


 それを片手で制しながら、黄季は冷めた声を上げた。


かく永膳殿は、あくまで当主『候補』であったはず。いつ正式に当主に着任なされた?」


 確かに四鳥の当主ともなれば、王城においてもそれ相応の敬意を払われる存在だ。


 だがただの『候補』であるならば、そんな対応を取る必要もない。ましてやこちらは当主という立場にこそないが『鸞』の名をすでに背負う立場にある。『新米の当主であるならば、なおさら先達に礼を払うべきでは?』と黄季は言外に含ませたトゲを永膳自身に向ける。


「それをわざわざ貴殿に説明する必要性がどこにある?」


 だが永膳は不敵に微笑むだけだった。『お前ごときに永膳様が直に答える必要性などない』とばかりに、黄季の言葉全てに浄祐が突っかかる。


 ──なるほど?


 随分な入れ込みようだ。浄祐はすっかり郭永膳の従者役を務める自分に酔いしれているらしい。


 ──とはいえ、郭永膳の狙いが亀浄祐なんていうだとは思えない。


 泉仙省と協力体制を築くにあたって、事前に泉仙省の主要人物については配下に調査をさせている。


 郭永膳に関しては、涼麗と個人的に関わるようになってからさらに詳しく調査をさせた。関わる場面こそ少なかったが、為人ひととなりはそれなりに掴めているつもりだ。


 郭永膳の性格を踏まえて考えるならば、郭永膳が亀浄祐を介して真に繋がろうとしているのは将軍である亀聯義れんぎだろう。こうして堂々と黄季の前に浄祐をともなって姿を現したということは、すでに根回しが完了している証左に違いない。


 ──郭永膳と亀聯義。繋がれる何かがあるとすれば、それは……


 鸞紫藍の排除。


氷柳ひりゅう』に執着している永膳が、黄季の存在を見過ごすはずがない。一方、亀聯義は前々から鸞紫藍を排除すべく画策し、ことごとく鸞紫藍自身に打ち破られてきた過去がある。


 ──すでに亀将軍と郭永膳が手を結んでいて、さらにこの状況か……


 これはますますあの計画を速やかに実行しなければならないかもしれない。


 そこまで考えを巡らせた黄季は、一度ゆっくりとまぶたを下ろした。ふぅ、と軽く息をつく黄季をどう捉えたのか、浄祐が勝ちを確信したかのように目を細める。


「……お前の主張は分かった」


 その上で黄季は、ゆっくりと瞼を上げた。


 まばたきと呼吸ひとつで切り替えられた意識は、無風の湖面のように凪いでいる。その心境のままに紡がれた声は、先程までとは纏う圧を変えていた。


「だが、お前は何か勘違いをしていないか?」


 深く、重く。


 暗い暗い水の中に取り込まれて、そのままジワジワと深みに引きずり込まれていくかのような。何よりも先に呼吸の自由を奪う圧を、黄季は意図して浄祐に向ける。


「私に真正面から相対しても礼を失しないのは、郭永膳殿であってお前ではない。お前が郭永膳殿にかしずいていようが、お前はお前でしかない」


 浄祐とてそれなりに名を馳せている武人だ。黄季が向けた圧に気付かないほど馬鹿ではない。さらに言えば浄祐程度の腕前があれば、多少の殺意は己の覇気で相殺できる。


 だがそれを、黄季は浄祐に許さない。


「お前自身は、ただの一校尉だ。それ以上でも以下でもない」


 睨むまでもなく、ただ静かに浄祐を見据える。


 そんな黄季と視線がかち合った瞬間、浄祐の喉はヒュッと変な音を上げていた。呼吸の自由を失った体は勝手にガタガタと震え始め、顔からはサアッと血の気が引いていく。


「お前自身に、私の前に立ちふさがる価値があるのかと、私はいている」

「っ……」


 殺意はない。あるのは冷気だけだ。


 そこに黄季がるだけで、世界の方が膝をつき、こうべを垂れて震えるかのような。呼吸のひとつさえ黄季の許可がなければ許されない、そんな絶対的な圧力。


 それをしているのは、武人としての黄季の格だ。


 黄季は今、普段意図して隠している圧を、浄祐に対して容赦なく向けている。


「お前の空っぽな頭でも分かったならば、さっさと私の前から消えろ」


 言葉を続けながら、黄季は一歩前へ踏み出した。


 カツンッという靴音が響いた瞬間、浄祐はビクリと肩を震わせる。反射的に浄祐は一歩後ろへ下がるが、緊張に強張った体は素直に言うことを聞かなかったのだろう。無様に体勢を崩した浄祐は、尻餅をつくようにその場に倒れ込む。


 そんなことになってもなお、浄祐は凍り付いたように黄季を見上げていた。


 本能的に分かっているのだろう。目をらした瞬間に、己の首は胴体から離れてこの廊下に転がるのだと。


「お前の首ごときに興味などない」


 その内心を察した上で、黄季は酷薄に目を細めた。


紫鸞しらんの手入れが面倒になるばかりだ」

「あ……ぅ、あ……」


 さらに一歩前へ足を進めた瞬間、浄祐は言葉になりきらないうめき声を上げながら廊下の端へ身を寄せていた。その様を見ていた永膳は、わずかに肩をすくめるとスイッと体を捌いて黄季に道を譲る。


「開戦の火蓋を切るのはあいつだ」


 永膳が空けた道を、黄季は前を見据えたまま進んだ。


 そんな黄季が己とすれ違う瞬間、永膳は笑みが滲む声で囁くように告げる。


 その声に、黄季は一瞬だけ歩みを止めると永膳を見上げた。


他所見よそみをした罰だ。ケジメはキッチリつけさせねぇと、なぁ?」


 横目で黄季を見遣った永膳は、瞳の奥底から笑っていた。熾火おきびを思わせる瞳を数秒見つめてから、黄季は無言のまま歩みを再開させる。


 紫龍殿を後にする黄季に、永膳は何も言わなかった。ただずっと、黄季が永膳の視界から消えるまで、笑みを含んだ視線が黄季の体に纏わり続ける。


「……さい副将」


 永膳と浄祐の存在が認識できる範囲から外れるまで、黄季は歩みを止めることも、口を開くこともなかった。その上で改めて口からこぼれ落ちてきた声も、安湛以外には届かないくらいに細い。


「今すぐ泉仙省へ向かえ。うん長官に、鸞将軍名代として火急の面会を」

「はっ、何とお伝えすれば」

「郭永膳に叛意あり。泉仙省の責任において処断なされよと」

「承りました。閣下、くれぐれもお気を付けて」

「お前も。必ず無事に辿りつき、私の元に帰れ」


 詳しいことを説明しなくても、万事を心得ている黄季の副官は一度深く頭を下げると即座に身を翻した。 


 その背を気配だけで見送ってから、黄季は続けて部下の名を呼ぶ。


榮斎えいさい


 気配はなかった。だが黄季が呼びかければ、鸞軍密偵はスルリと姿を現し、黄季の傍らに片膝をつく。


「郭永膳と皇帝の密会を探れ。その結果を私に知らせるよりも先に薀魏覚ぎかく泉仙省せんせんしょう泉部せんぶ長官へお伝えしろ」

「承知」


 微かな声で答えた榮斎は、再びスルリと気配を消した。しばらく足を止めたまま配下二人が消えた先を探っていた黄季は、一度空を見上げてから再び足を前へ進め始める。


 ──俺の勘が正しければ、数日のうちに都のどこかから火の手が上がる。


 その矛先は皇帝に向かうだろう。五大将軍のうち何人かがその流れに同調し、民とともに皇帝の首を狙う。


 ──俺が自由に動けたら、


 黄季ならば、兵は動かさない。むしろ旗下には都外への退去を推奨する。『自分達を率いてほしい』と嘆願されれば、ありったけの兵糧と資材を抱えて、旗下の家族ともども国外への亡命を試みただろう。


 これから始まる大乱は、どちらにくみしても泥舟だ。できるだけ遠くへ逃げて身の安全を確保するのが一番の良策だと、『用兵術の天才』と称された鸞紫藍の勘が告げている。


 だがそんな道を取ることを、鸞紫藍自身は許されていない。


 恐らく自分は、真っ先に激戦地に派遣されるだろう。皇帝の一番の盾として、誰よりも真っ先に暴徒鎮圧を命じられるに違いない。


 その命に反すれば、黄季の代わりに家族がこの場に据えられる。その家族が逃げたり、首を飛ばされたりすれば、次の家族が。そうやって次々と、黄季の代わりに黄季の家族が死ぬことになる。


 黄季が家族とともに落ち延びる道を選べば、必ず追っ手がかけられるだろう。それも黄季達だけではなく、各地へ散った、黄季は顔も名も知らないような血族にまで。


 ──それは、駄目だ。


 黄季がこの場に残り、このまま死ねば、家族は今と変わらず自由に、平和に、幸せに、人生を全うできる。そのことが保証されている以上、黄季はどんな理不尽も受け入れなければならない。


 それが『ばんの麒麟児』と呼ばれてしまった自分の責任だ。せっかく五獣ごじゅうから退き、平和に暮らしていた家族に、再び皇帝の耳目が集まる原因を作ってしまった自分の、せめてもの償いだ。


 ──でもせめて、旗下の皆は逃がしてあげないと。


 無自覚のうちに、ギュッと手に力が籠もっていた。爪が手のひらに食い込む痛みで、少しだけ思考が冴える。


 ──そのための仕込みも、安湛さんと榮斎がしてくれた。後は俺が実行の時を間違えさえしなければ……


 鸞紫藍は、戦場で果てなければならない。皇帝が黄季に、……『鸞』に向ける執着の深さを知った瞬間から、黄季はその終わり方を覚悟してきた。


 だがそんな終わり方をしなければならないのは自分だけだ。こんな自分を慕ってついてきてくれた部下達を、自分の終わりに付き合わせて無駄死させるようなことはしてはいけない。したくない。


 だがただ事情を説明して『逃げろ』と命じても、部下は誰も黄季の言葉には従わないだろう。むしろ誰もが喜び勇んで黄季の死に追従する。


 そのことを疑いようもなく確信できてしまうことこそが、己の人生で最大のほまれなのだろう。


 そこに思いを馳せた瞬間にだけ、黄季の口元にはほろ苦い笑みが浮いていた。


「……さて」 


 そんなことを考えている間に、いつの間にか瑞雲殿にある己の執務室まで戻ってきていた。扉を己の手で開いて中へ踏み込めば、実用一辺倒の簡素な部屋が己を出迎える。


 飾り格子からこぼれ落ちる光は、部屋の床に雅やかな影を描き出していた。窓から覗く空は、紫龍殿で眺めた空よりなお遠い。


 ──まるで、鳥籠みたいだ。


 小さく切り取られた青空と。降り注ぐ透き通った陽光と。それらが描き出す雅やかな影と。


 そんな何気ない光景を扉に背を預けたままぼんやりと眺めていた黄季は、そのままゆっくりと瞼を閉じる。


 このまま眠ってしまえたら。そしてそのまま永遠に時が止まってしまったら。それはどれだけ幸せなことなのだろうかと、夢想しながら。


 ──そんな逃げさえ、俺には許されないけれど。


 そんなことを思った瞬間、フワリと瞼の裏に白牡丹を思わせる白衣びゃくえが翻ったような気がした。


「……氷柳さん」


 ポツリとその名を口にした瞬間だけ、己の口元に淡く笑みが宿ったような気がした。


 の麗人とも、ここ最近は会えていない。互いにふみを出すいとまも最近はなかった。


 そして恐らくこの先も、そんな暇は与えられないだろう。


「さよならを、言いそびれちゃったな」


 できることならば、きちんとした挨拶をしておきたかったのだけれども。


 きっと自分には、そんな些細なことさえ高望みだ。


「せめて、あなたが」


 ──己が歩みたい道を、己の意思で選べる未来が、訪れますように。


 その祈りを最後に己の心に蓋をした黄季は、扉から背中を離すと部屋の奥へ向かって歩みを進めた。

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