NHK連続テレビ小説「おむすび」の第104回が27日、放送され、女優の麻生祐未が大阪・万博記念公園の案内係、向井繁子(麻生祐未)役で登場。BSで再放送中の「カーネーション」(2011年度後期)にも麻生が前週まで出演していたことから、多くの朝ドラファンがSNSで別の世界線に“転生”したと面白がった。
平成元年生まれのヒロイン米田結(橋本環奈)が栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー「おむすび」。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。ドラマは現在、第21週「米田家の呪い」(第101~105回)が放送されており、結の祖父、永吉(松平健)が息子の聖人(北村有起哉)とともに万博記念公園の太陽の塔を見に行った。永吉は、1970(昭和45)年の大阪万博開催当時、会場内のアメリカン・パークにあったレストランに食材を届けるため、毎日福岡-大阪間を片道9時間かけてトラックで運んでいたが、永吉は昔から大げさな自慢話が多かったことから、聖人はこの話をホラと思い込んでいた。
この日の放送で、永吉たちは来園者の子供が落とした財布を探していた向井に遭遇。探すのを手伝い、財布を見つけてくれた永吉に向井は見覚えがあり、永吉の名を呼んで自分の名を名乗った。向井はアメリカン・パークのレストランでウェイトレスをしていて、永吉も彼女のことを思い出し、当時の写真を見ながら、万博の思い出を懐かしんだ。写真には永吉が運転していた大型トラックも写っており、「お世話になった」という向井の話から、永吉が本当に食材輸送で万博に貢献していたことが証明された。
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連続テレビ小説第111作。福岡・神戸・大阪を舞台に、「どんな困難も明るくたくましく乗り越える」平成ギャル、米田結(よねだ・ゆい)が栄養士となり、現代人が抱える問題を「食の知識とコミュ力」で解決しながら、縁・人・時代をむすんでいく青春物語。
- 【放送】総合:月~金曜(土曜は総集編)午前8時~8時15分(再放送)午後0時45分~1時、BS/BSプレミアム4K:月~金曜午前7時30分~7時45分(再放送)BS:土曜午前8時15分~9時30分/BSプレミアム4K:午前10時15分~11時30分
- 【作(脚本)】根本ノンジ
- 【音楽】堤博明
- 【主題歌】B'z「イルミネーション」
- 【語り】リリー・フランキー
- 【土曜版ナレーション】高瀬耕造アナウンサー
麻生は「カーネーション」ではヒロインの母、小原千代役を好演。22日に再放送された第127回まで出演していたことから、視聴者がSNSで「あー! 千代さんっ!」「カーネーションでなくなったらおむすびで出てきた」「転生してきたように見える」「脳がバグる(笑)あれ? 母ちゃん? と」「BSの再放送を意識した展開か」「このシーンが先週だったら麻生祐未さんもダブル出演の可能性あったんだ」と“転生”やニアミスを面白がった。
また、麻生が藤村麦役を務めた「半分、青い。」(18年度前期)で姉の光江役として共演したキムラ緑子も「おむすび」に出演していることから、「おむすび世界線でキムラ緑子さんと出会ってくれっ!」と期待するコメントも見受けられた。