今日から11月。午前中にリーディングレポートを1本仕上げて、午後から外出。まず散髪に行ってから、東京駅へ買い物に。まる4年使い続けた折りたたみ傘(Innovator)が壊れたので、大丸でKnirps(クニルプス)のT-320黒を購入。かなり頑丈な作りなので、しばらくは保つかなと。そしてまた丸善カフェでミルクレープ休憩と。
さて、そんな今夜11月1日21:47に蠍座新月となります。今回の月と太陽は、44番ゲート「警戒・偶然の出会い」にあります。ここは人間関係の第3クォーター最後のゲートであり、人間関係の御作法を表すゲートです。つまり正しく絆を結びたいなら、まず出会った相手を「警戒」するのが御作法ということです。なにしろ世の中、DV(家庭内暴力)を振るう人もいますし、簡単に絆を結んでしまうのは危険なのです。
また、ビジネス・パートナーの才能を見誤ると、仕事そのものが破綻してしまいます。今回の新月では44-26「身をゆだねる」「遊びながら楽して稼ぐ」チャネルもつながっていますが、だからと言って全員が全員、楽して稼げるわけではありません。特にご自分のデザインに44番か26番ゲートだけ持っている人は、むしろそれが上手くいかず、ビジネス的に破綻したり、一生懸命働いたのにお金にならなかったとか、ビジネス・パートナーを見誤って損をした、なんてことになる可能性もあります。
そして今回の新月は、44.3「干渉」「他人のエゴに対して警戒しすぎ、思い違いから非現実的な評価をして、結果として間違える」です。この44番ゲートは脾臓センターのゲートですが、反対側の26番ゲート「エゴイスト・大きく制御する力」はハート(エゴ)センターにあります。26番ゲートは、嘘やハッタリをついて商品を売る、部族の宣伝部長です。当然モノを売るのは上手いものの、エゴなので厚かましいし、図々しいセールスマンなわけです。それと手を組む44番ゲートは、他人の才能を直観的に読み取る部族の人事部長です。人事部長の44.3から見れば『26番ゲートの売上げは凄いけど、あいつ、人間的にゴリ押しが強いんだよなあ。ビジネス的に提携するのは止めておこう』と、3番ラインとして評価を間違え、絆を断ってしまうんですね。
ですので、今回の新月に引っ張られ過ぎると、ビジネス・パートナーの商才や、エゴの強さを見誤って、せっかくのビジネスチャンスを潰してしまうでしょう。だから44-26がつながっているからと言って楽して稼げるわけではないのです。
今回の新月のNot Selfは「ぼんやりと小さな可能性を見て、計画的な要望から決断してしまう」です。つまりマインド(思考)が『もしかしたらワンチャンお金が稼げるかもしれない』という僅かな可能性を見てしまい、周囲の要望や、顧客のニーズからビジネス的な決断をしたり、それが必要だと勘違いしてしまうでしょう。
また、26番ゲートのエゴを拒否するという意味では、本当は商才のある人と出会っても、その人を警戒しすぎて『あの宣伝部長を辞めさせても(3番ライン的に絆を断っても)、うちの商品は売れるんじゃないか』と思い込んで失敗するとかね。
特にNot Selfの44番ゲートは「自分より才能のある人間を憎む」ゲートになります。直観的に相手の才能がわかるだけに『あいつにはビジネス的に負けるかもしれない』と察知し、才能のある人間を潰すために『お前の仕事なんかたいしたことない』『私の方が仕事がデキる』というマウンティングをかけてくるのが、Not Selfの44番ゲートです。特に未定義(白い)の脾臓センターに44番ゲートだけ持っている人や、定義されていても44番ゲートしかない(44-26としてつながっていない)人は、このマウンティング傾向が出やすいので注意してください。
しかしそのマウンティングの根底には『もし自分がビジネス的に負けたら、部下や取引先やお客さんがいなくなってしまうかもしれない』という恐怖があるんですね。でもねえ、競合相手に対して『あの人は才能が無い!私の方が才能がある!』とか叫んでも、それで自分のビジネス価値が上がるわけじゃないんですよね。むしろお客さんたちから『ウザいなあ』と思われて、逆にどんどん顧客が離れていくっていうね。まあ、そういうことはどの業界でも見られることですし、この界隈でも目にしますが、そういったマウンティングに失敗する新月なんでしょうね。
ちなみに先月の牡羊座満月で「権力と金」を争点にすると宜しくないと書きましたが、実際に10月27日の衆議院選挙では、それを争点にした野党は過半数まで取れず、与党も議席を減らし、それを争点にしなかった政党が議席を伸ばしたようにも見えます。なので選挙結果を見ながら、ああ、やっぱそうなんだよなあ……と思った次第です。
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