広島市出身のタレント塚本恋乃葉(20)が4日、芸能界デビュー1年半を迎えた。広島ゆかりの映画の出演や、テレビのバラエティー番組でのレギュラー獲得と活躍の場を広げる。今の心境や今後の目標を聞いた。(聞き手・堀晋也、写真・山崎亮)

 ―芸能界にデビューして1年半ですね。2023年の11月4日に新人オーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリに選ばれました。

 この仕事に出合えて本当に良かったなという気持ちです。デビュー後に入った寮の方やマネジャー、私を使ってくれた広島のテレビやラジオの関係者に、お世話になってきました。感謝の気持ちを仕事で返したいです。

「何でも挑戦したい」と話す塚本恋乃葉(撮影・山崎亮)

 印象に残っている仕事は、24年5月22日のマツダスタジアム(広島市南区)での始球式です。スカウトキャラバンより緊張しました。完璧に決めたくて1球に込める思いが強過ぎ、スカウトキャラバンよりもドキドキしました。父が元広島東洋カープの選手で昔はキャッチボールもしました。始球式では父のグローブを使い、ノーバウンドで投げられたので、すごいうれしかったです。

 ―なぜスカウトキャラバンを受けたのですか。

 芸能の仕事なんて考えてもいませんでした。地元で小学校4年生から高校3年生までバレーボールに打ち込みました。高校生のころ、スライディングしてレシーブしたら肋骨(ろっこつ)の骨が折れましたが、コルセットを巻いて試合に出て勝ちました。それほど熱中していたので引退して寂しくて。何か新しいことを探し、有名だったスカウトキャラバンに応募してみました。初挑戦の2022年は不合格でしたが、諦めきれず、負けず嫌いでもあるので23年に再び挑みました。

 ―グランプリを取った時、目標に挙げたバラエティー番組のレギュラー出演も決まりました。

 「世界の果てまでイッテQ!」です。出川哲朗さんと番組を盛り上げる「出川ガール」に選ばれたことが、今も信じられません。オーディションでは、コスプレなど個性的な人が多くて狭き門だと思っていたので。