選び方・特集

《2025年》おすすめの座椅子を紹介! ゲーミング座椅子やおしゃれなコンパクト座椅子も

座椅子はオフィスチェアやソファと比べて価格が安いだけでなく、省スペースで設置できる使い勝手のよい家具です。最近では、パソコン作業やゲーム時の負担をやわらげるものから、姿勢を整えるものまで、さまざまな製品が発売されています。そんな座椅子選びのポイントを、インテリアの専門家が解説。おすすめの座椅子も紹介します。

<監修>:インテリアアドバイザー 村野友明氏
大塚家具などを経て、株式会社HelloInteriorを共同創業。ブランディングを統括し、サービス構築、運営などを 担当。現在は、インテリアのセレクトショップで事業責任者をしながら、インスタグラムを中心としたSNSでさまざまな情報を発信している。著名人や富裕層を中心にさまざまなテイストのインテリアを提案し、その実績は3,500件超。保有資格は、「スリープアドバイザー」「整理収納アドバイザー」「エルゴノミックアドバイザー」「ホームステージャー」など。
気になっている座椅子は、明光ホームテック「腰の神様がくれた座椅子」。「どんな姿勢でもしっかりと体の各部分の重さを受け止めてくれて気持ちがよいので、ずっと寝ていられそう」とのこと。

座椅子のタイプ 用途に適したものを選ぶ

座椅子はさまざまなタイプの製品が展開されているだけに、まずはどのような用途で使うかを考えるのが重要。ここでは各用途に適した座椅子のタイプや、注意しておきたいポイントを解説します。

【肘掛け付きタイプ】パソコン作業にも使いやすい

テレワークなどでパソコン作業を行う場合は、体へのフィット感が高く、負担の少ない姿勢を維持できる座椅子を選びましょう。パソコン作業に使いたい場合は、肘掛け付きの座椅子がおすすめ。パソコン作業時に肘のないチェアを使うと、腕の重さが首と肩にかかり、疲れの原因になるからです。

肘掛けを使えば、姿勢が安定しやすくなるので、首や肩はもちろんのこと、背中や腰にかかる負担も軽減できます。また、長時間の作業で使うのなら、頭までしっかり支えてくれて、リクライニングの角度が広い座椅子がおすすめです。さらに、腰の部分を支えるランバーサポートがある座椅子だと、より腰に負担のかかりにくい姿勢で座れます。

パソコン作業などでローテーブルと座椅子を組み合わせて使う場合は、座椅子に座ったときに、テーブルと膝上に適度な隙間 ができるようにしてください。また、座面が回転する座椅子なら、立ったり座ったりが楽なので、長時間の作業に向いています。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「椅子の座面からテーブルの天板までの高さを『差尺』と呼びますが、この差尺がどれだけあるかによって作業の快適さが変わってきます。座る人の体格によっても異なりますが、差尺は一般的に、27cm~30cmが目安。座椅子は座面の厚みがさまざまなので、テーブルの高さとの相性を確認する際には、この差尺を意識するとよいでしょう」

【ゲーミング座椅子】 長時間のゲームやパソコン作業にも

ゲームを長時間快適に楽しみたい場合は、ゲーミング座椅子を検討するとよいでしょう。長時間座っていても体への負担が軽減されるので、疲れや集中力の低下につながりにくいです。

ゲーミング座椅子を使用すれば、頭までしっかりとしたフィット感を得られつつ、リクライニングで柔軟に姿勢を変えられます。ただし、ゲーミング座椅子は作りがしっかりしているため、価格はやや高め。フルフラットにできたり肘掛けが可動したりと、機能性に富んだものほど高価になります。

また、ヘッドレストの高さや角度調整ができるものや、腰のサポート部分の調整ができるものもあり、こうしたものなら、より体への負担を軽減できます。ゲームを長時間集中して楽しみたい場合は、こうした細かい調整ができる座椅子がおすすめです。

座面や背もたれにメッシュを用いたものなら、蒸れにくいのでなおよいでしょう。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「ゲーミング座椅子は体へのフィット感が高いため、パソコン作業にも向いています。ただしサイズが大きめなので、インテリアに圧迫感が出るというデメリットも。最近はコンパクトなゲーミング座椅子も増えているので、使い方とインテリアとの相性を考えて選ぶとよいでしょう」

【ローソファタイプ】 動画鑑賞・読書向けに

楽な姿勢で座って、動画や読書などを楽しみたい場合は、座面が広めでクッション性が高く、さまざまな姿勢を取れるローソファタイプの座椅子がおすすめ。座面が広いとあぐらをかいたり足を崩したりしやすく、リラックスできます。こうした座椅子の場合は、肘掛けが付いていないもののほうが、自由な姿勢を取りやすいです。

また、脚部が付いた高座椅子も、動画や読書などを楽しむのに向いています。立ったり座ったりがしやすいので、高齢者によく好まれる傾向にあります。ただし、広い設置スペースが必要になり、高さもあるので圧迫感が出やすくなります。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「座椅子をローソファ代わりに使用する場合、大きめのものでもソファほど圧迫感が出ないので、部屋を広く見せられるメリットも。ただし、座り心地はソファほどよくありません。また、複数人で座れる座椅子を探す場合も、ソファと比べて製品の選択肢が少なくなることに注意が必要です」

【姿勢矯正タイプ】腰痛対策や姿勢改善をしたい人に

最近は、腰を立てて姿勢矯正が図れることをアピールする座椅子も話題を呼んでいます。一般的な座椅子では、足を伸ばす座り方になり、腰の部分のフィット感が弱くなるため、体への負担が大きくなります。これに対して姿勢矯正をアピールする座椅子は、体への負担を軽減できるように設計されています。

こうしたタイプの座椅子は、しっかりと骨盤にフィットし、背中や腰をゆるやかなS字カーブで支えることで、正しい姿勢をサポートしてくれます。背もたれの低いものが多く、なかには座ったまま背伸びやストレッチができるものもあります。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「腰痛対策や姿勢改善を目的にした座椅子は、姿勢を変えたりリラックスしたりするのには不向き。長時間のパソコン作業やゲームに使うのはあまりおすすめできません」

座椅子の選び方 各機能やサイズなどのチェックポイントを解説

座椅子は比較的価格が安い製品ですが、機能や形状、サイズがさまざま。どのような用途に使いたいかを見極めたら、次は座椅子の機能などを比較し、より最適なものを選びましょう。

背もたれ 圧迫感が気にならなければなるべくハイバックを選ぶ

背もたれには、その高さによって、頭部辺りまで支えるハイバックや、肩甲骨辺りまで支えるミドルバック、腰の部分を支えるローバックに分けられます。設置したときの圧迫感が気にならなければ、なるべくフィット感の高いハイバックがおすすめです。

ハイバックの座椅子を選ぶときに注意したいのは、後方へもたれたときに座椅子が安定しているかどうか。製品によっては、倒れやすいものもあるので注意が必要です。

また、体への負担を軽減するため、首から肩と、背中から腰へかけての2か所で、ゆるやかなS字カーブを維持できる製品を選ぶことが重要です。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「座椅子はその構造上、ダイニングチェアやオフィスチェアと比べると、長時間座っていると上半身への負担が増すばかりでなく、姿勢が崩れやすくなることも。この点において、正しい姿勢をサポートしてくれて、背筋を伸ばすストレッチができるミドルバックやローバックの座椅子にもメリットがあります」

リクライニング 快適さとコンパクトさを両立できる多段式が便利

リクライニング機能は、座椅子に長時間座るうえで特に重視しておきたい機能です。長時間のパソコン作業では、作業の合間に背もたれを倒して休憩を取りたくなることもあります。目安として、90度の状態から後ろに30度倒せれば、快適に寛げるでしょう。180度のフルフラットリクライニングに対応する座椅子なら仮眠もできます。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「長時間同じ姿勢で座椅子に座っていると体に負担がかかり、血流が悪くなることがあります。多段階のリクライニング機能があれば、休憩して体への負担を軽減しやすくなります」

また、ヘッドレストが独立して前方へ可動するものなら、体をもたれながらも、ヘッドレストで首を支えた状態でパソコンのディスプレイやテレビの画面を見ることが可能。さらにフットレストが可動するものなら、足を上げることでむくみを防げます。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「リクライニングの段数が多いものほど体にフィットしやすいですが、そのぶん価格も高めになります。なお、座椅子のリクライニングには、リクライニングの段数が決まっている『段階調節タイプ』と、リクライニングの角度が自由に変えられる『無段階調節タイプ』があります。また、背もたれのリクライニングに合わせて、ヘッドレストや、腰の部分の角度が細かく調整できるものもあります」

座面 クッション性が高く自分の体格に合うものを選ぶ

座椅子の座面はしっかりとお尻を支えられるかが重要。座面のクッション材は、点で重さを支えるポケットコイルや、包み込まれるようなフィット感の低反発ウレタンが主流。成型加工されたモールドウレタンもあります。特にポケットコイルは体圧分散性にすぐれ、へたりにくいのでおすすめです。

座面のクッション材は、体に負担のかからない素材かどうかを確認しましょう。やわらかすぎても硬すぎてもよくありません。また、長時間座るのなら、なるべく通気性のよいものを選んでください

また、座面の広さの目安は、平均的な体格の女性なら幅50cm、男性なら幅55cmあると快適です。58cm以上なら一般的なオフィスチェアの座面よりも広いため、体の向きを変えたり、あぐらを組んだりと、状況に応じて楽な姿勢を取りやすくなります。

さらに、座面に深く腰掛けたときに、座面の先端が膝裏にくる奥行きの深い座椅子のほうが快適に座れます。座面の奥行きの深さを調整できる座椅子もあるので、確認してみるとよいでしょう。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「座椅子の座面は、狭すぎても広すぎてもフィット感やホールド感が損なわれるので、自分の体格に合うものを選びましょう」

肘掛け パソコン作業やゲーム時に使うならなるべく肘掛け付きを選ぶ

肘掛けは、パソコン作業やゲームで特に重宝します。人間の首と肩には常に5kg程度の重力がかかっており、これが肩こりなどの原因になるとも言われますが、肘掛けはこの重力を支えてくれます。また、座椅子に座ってローテーブルでパソコン作業をする場合、肘掛けにもたれたときに肘の角度が90~110度になるのが理想とされています。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「肘掛けがあるぶん、座椅子の設置スペースが大きくなるので、省スペースを重視したい人は注意。なお、座面が回転するものは、設置スペースの狭い部屋で使うのに向いています。また、肘掛けがあると立ったり座ったりするのが楽なので、高齢者にも好まれます」

デザイン おしゃれさも重要、インテリアとの相性で選ぶ

コンパクトでカラーバリエーションが豊富な座椅子は、インテリアコーディネートを手軽に楽しめるのも魅力。部屋のワンポイントにするならレッド系やピンク系などの色を、落ち着いた雰囲気を演出するのならブラウン系を選ぶのがよいでしょう。また、グリーン系やアイボリー系、イエロー系は、ナチュラルテイストのインテリアと相性がよく、グレー系は北欧テイストのインテリアにもよく合います。

座椅子は色だけでなく、張地などの素材によっても部屋の印象をがらりと変えます。座面の張地については、滑りにくさや通気性を重視するならファブリック系やメッシュ系、インテリアに上質感を加えたいのならレザー系を選ぶとよいでしょう。

最近のインテリアのトレンドである、北欧のインテリアと和室の様式を組み合わせたジャパンディスタイルや和モダンのスタイルなら、籐やラタン素材を用いたものもおすすめ。人工ラタンのものだと耐久性も高く価格が手ごろなものが多くあります。天然木を用いたタイプだと、ナチュラル系のインテリアや北欧系のインテリアにも合わせやすいです。

インテリアアドバイザー 村野友明氏
インテリアアドバイザー 村野友明氏

「ここ数年は座椅子のカラーバリエーションが増えているだけに、カラー選びで迷うことも多いかもしれません。迷ったときは、さまざまなインテリアに合わせやすいアイボリー系を選ぶとよいでしょう」

座椅子のおすすめ28選。テレワークやゲームなどに適した製品も紹介

ここでは、価格.comの「座椅子」カテゴリーにおける人気ランキングも基に、インテリアの専門家が用途別におすすめの座椅子を紹介。製品の評価も行いました。

テレワークなどパソコン作業を快適に行いたい人におすすめの座椅子6選

明光ホームテック「腰の神様がくれた座椅子 全身寛げるロングタイプ」
「神の手機能」の腰パーツがぴったりフィットするから気持ちいい

独立して腰を支える特許技術のクッション「神の手機能」を腰パーツとして採用しており、背中から腰にかけての負担を軽減できるのが特徴。また、腰に当たる部分をはじめ、後頭部、背中、ふくらはぎに当たる部分にそれぞれリクライニング機能を備えているので、自分の体や好みに合った姿勢でリラックスできます。リクライニングに合わせて肘掛けが倒れるため、座った姿勢から立ち上がるのも楽です。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:ヘッドレスト14段階/背もたれ18段階/腰パーツ14段階/フットレスト14段階
座面:幅約43cm
クッション材:ウレタンフォーム
カラー:ダークブラウン/ネイビー
【村野氏の評価】
機能性:4.5、フィット感:4.5、コスパ:5
「頭部と座面は、硬さと厚さの異なるウレタンフォームを3種類組み合わせることで、体圧分散性を高めています。フルフラット時の全長が約152mと長いので、仰向けでリラックスできます。また、表地は立体メッシュ構造のため通気性が高く、ムレにくいのもポイント。パソコン作業から休憩までオールラウンドに使えて、コスパもよいのでおすすめの一品です」

明光ホームテック「腰の神様がくれた座椅子 ストレスfreeなレバー操作タイプ」
「腰神座椅子」シリーズにレバー操作タイプが登場

腰を押すパーツを備えた「腰神座椅子」シリーズに、レバー操作タイプが登場。座椅子を開いてから角度を決めるといった煩わしい操作をせずに、座面右側のレバー操作によって角度調整ができます。壁際など背の後ろにスペースがない場合でも、スムーズな角度調整が可能。また、座面が3D構造になっているので、腰や尻にしっかりとフィットします。3層のウレタンを組み合わせて、ちょうどよいやわらかさを追求しているのもポイント。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:ヘッドレスト14段階/背もたれ14段階/腰14段階
座面:幅約54cm
クッション材:ウレタンフォーム
カラー:ブラウン×ダークブラウン/ブルー×ダークブラウン

ニトリ 「ゲーミング座椅子 専用テーブルカバー付き(LC-B12TAB GY)」
使い方自在のテーブルが付いて使い方自由自在

テーブルと背もたれが14段階のリクライニングに対応した座椅子。テーブルにタブレットやノートPCを置いて作業やゲームをしたり、テーブルに足を乗せてくつろいだり、フルフラットにしてごろ寝をしたりと、使い方は自由自在です。取り外しのできるピローカバーも付いており、多用途に使えます。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:背もたれ14段階、テーブル14段階
座面:幅約49cm
クッション材:ウレタンフォーム
カラー:グレー
【村野氏の評価】
機能性:4、フィット感:3、コスパ:4
「作業テーブルがついた実用性の高い座椅子です。テーブルの角度も変えられるので、集中力が必要な作業でも、ゆったりとした作業でも使えます。取り外せるピロークッションは、枕としても腰用のクッションとしても使用可能。斬新なアイデアが光る座椅子です」

ドリス「和楽の雲」
コストパフォーマンスにすぐれたロングセラーモデル

コストパフォーマンスにすぐれた定番モデル。クッション材から縫製まで、国内の熟練した職人の手によって製造されています。ヘッドレスト、背もたれ、フットレストのそれぞれが14段階に調節できるので、さまざまな姿勢で座れます。ギアは国内製なので耐久性も安心。全12色のカラーバリエーションから選べるのも人気の理由です。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:ヘッドレスト14段階/背もたれ14段階/フットレスト14段階
座面:幅約54cm
クッション材:ウレタン
カラー:PVCアイボリー/PVCレッド/PVCブラウン/PVCブラック/ダリアンベージュ/ダリアンブラウン/ダリアンレッド/ダリアンブラック/タスクグリーン/タスクブルー/タスクグレー/タスクネイビー

ロウヤ「低反発座椅子 ポーネル」
こだわりの座り心地で年間1億円以上を売り上げた人気モデル

機能から素材、デザインに至るまで磨き抜かれた人気モデル。リクライニングはヘッドレストと背もたれ、フットレストの3か所で多段階調整ができ、フルフラットにもできます。コンパクトサイズながら座面の幅は約58cmとゆったり。クッション材には3層構造の低反発ウレタンを採用しており、体圧分散性にすぐれています。

【基本スペック】
背もたれ :ハイバック
リクライニング:ヘッドレスト14段階/背もたれ42段階/フットレスト9段階
座面:幅約58cm
クッション材:低反発ウレタン
カラー:ブラウン/キャメルなど
【村野氏の評価】
機能性:3.5、フィット感:4、コスパ:4
「低価格ながらも高いフィット感が得られる製品。カラーバリエーションが豊富なのはロウヤの製品ならではのメリットです。初めての座椅子としてはかなりおすすめ」

タンスのゲン 「ポケットコイル 座椅子 リクライニング 肘掛け ハイバック」
へたりにくいポケットコイル採用でクッション性と耐久性を両立

厚さ約19cmの肉厚な座面にポケットコイルを、ハイバックの背もたれには立体クッションを用いることで、快適な座り心地と耐久性の高さを両立。背もたれが14段階のリクライニングに対応しており、肘掛け付きのため立ったり座ったりがしやすいです。座面の安定感も高いので、長時間の作業もリラックスして行えます。側面に小物収納用のポケットが付いているのもポイント。

【基本スペック】
背もたれ :ハイバック
リクライニング:背もたれ14段階
座面:幅約44cm
クッション材:ポケットコイル、ウレタンフォーム
カラー:グレージュ
【村野氏の評価】
機能性:3、フィット感:3.5、コスパ:3
「座面に厚みがあり座り心地がとてもよいです。肘掛け付きながらコンパクトなので、狭い設置スペースに置いてリラックスするのに最適。側面のポケットも意外と使いやすいです」

快適な座り心地でゲームをしたい人におすすめの座椅子8選

バウヒュッテ「ゲーミング座椅子 GX-571-BK」
ゆったり設計ながらバケットシートならではのフィット感も

大柄な人でもゆったりと座れるワイド設計のゲーミング座椅子。バケットシートならではのフィット感を備えながら、背もたれや座面はワイド形状となっており、ゆったりと体を預けられます。「GX-570」より肘かけの高さをアップしており、より自然な姿勢で座れるように改良されています。座面のクッション材はポケットコイルで、身体の凹凸に沿ってクッションがぴったりフィットし、座骨をしっかりサポート。作業中の負担を軽減してくれます。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:22段階
座面:幅約35→40cm
クッション材:ポケットコイル、ウレタンフォームほか
カラー:ブラック/ホワイト
【村野氏の評価】
機能性:4/フィット感:4.5/コスパ:4.5
「ゲーミング用の座椅子としては、欲しい機能がほぼ揃っています。さまざまな姿勢に合わせて微調整ができるため、ゲームのシーンに合わせて集中したり、リラックスしたりできます。フルフラットリクライニング対応なので、ちょっとした仮眠も可能。パソコン作業をするのにも向いているので、作業用のデザインチェアとしても使えます」

バウヒュッテ「ゲーミングソファ座椅子2 GX-370」
ソファのような座り心地のゲーミングチェア

「より快適に、よりおしゃれに。」がコンセプトのゲーミングチェア。座面はポケットコイル16個とウレタンフォームを採用したソファのような座り心地の3層構造のクッションで、お尻の底づき感が少なくなっています。また、座面は取り外しができるので、奥行きを微調整することが可能。フルリクライニングができるので、ゲーム時はもちろん、リラックスタイムにも最適。キャスター付きで移動がしやすいのもポイントです。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:最大180度
座面:幅約33~38cm
クッション材:ポリコットン、ウレタンフォーム、ポケットコイル
カラー:ブラック、ブラウン、ホワイト
【村野氏の評価】
機能性:4、フィット感:4、コスパ:4
「長時間ゲームをすると、どうしても同じ姿勢を保つのが難しくなりますが、体の姿勢を変えたときにさまざまな機能でサポートしてくれる多機能チェアです。特に付属のクッションによる腰のサポートは、身体にかかる負荷を軽減し、楽な姿勢を保つのに効果的です」

バウヒュッテ「ゲーミングベッドソファ BHB-650-BK」
読書や動画視聴にも最適なシンプルチェア

「ゲーミングベッドソファ」というユニークな発想のチェア。バウヒュッテのほかのゲーミングチェアと比較すると機能性こそ高くありませんが、ゲームはもちろんのこと、読書やスマートフォンでの動画視聴をする際に、心地よく座れるデザインになっています。本体の重さが約3kgと軽量なので、持ち運びがしやすいのも特徴。床座はもちろんのこと、ベッドの上にのせてもたれかかるようにも使えます。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:なし
座面:公開情報なし
クッション材:ウレタンフォーム
カラー:ブラック
【村野氏の評価】
機能性:3、フィット感:4、コスパ:4
「細かい機能はないものの、さまざまな姿勢にフィットしやすくなっています。軽量で持ち運びがしやすいので、床置きはもちろん、ベッドの上に置くこともできます。アームが外側に八の字に開いた形になっているので、胡坐の姿勢でも座りやすいのがポイント。ヘッドレストが調整できるので、寄りかかって座るときに首の部分がフィットしやすいです」

タンスのゲン「一人用 オトナ可愛い ゲーミング座椅子 回転式」
インテリアに合わせやすいデザインと本格的な機能を両立

「オトナかわいい」デザインが特徴の個性的な一脚。女性らしいやわらかい印象のインテリアにもよく合います。ただし機能は本格派。3Dランバーサポートや2Dアームレスト、高密度モールドウレタンなど、着座時のフィット感を高める機能が盛りだくさん。155度の無段階リクライニング対応なので、ゲームの合間の休憩も楽々。座面が360度回転するので立ったり座ったりもしやすいです。

【基本スペック】
機能:リクライニング(背もたれ無段階)、昇降・回転2Dアームレスト、着脱3Dヘッドクッション、可動・着脱3Dランバーサポート、座面360度回転
表地: ポリエステル100%
座面:高密度モールドウレタン
本体サイズ:約72(幅)×67~111(奥行)最大83(高さ)cm
カラー:エレガントベージュ/シェイドグレー/ペールブルー
【村野氏の評価】
機能性:5、フィット感:4、コスパ:4.5
「ゲーミング座椅子は欲しいけど、どうしても男性っぽいデザインのものが多く、今ひとつ好みに合わない。そんな人に待望の一脚。落ち着いたカラーリングに加え、スウェード調の張地がインテリアとの相性を高めてくれる製品です。また、ゲーミング椅子としても高い機能性を備えています」

SAKODA「ファブリックゲーミング座椅子」
高機能でインテリア性にもすぐれたゲーミング座椅子

ゲーミングチェアとして必要なスペックをほぼ網羅。無段階リクライニングと調節できるアームレストを備えており、長時間のゲームによる姿勢の変化にも柔軟に対応します。ヘッドレストのクッションで頭を、バケットシートで背中と肩を、ランバーサポートで腰をしっかりとホールド。座面のクッション材が高反発ウレタンのため、ほどよい弾力で体への負担を軽減してくれます。

【基本スペック】
背もたれ :ハイバック
リクライニング:背面無段階
座面:幅約55cm
クッション材:ウレタンフォーム
カラー:アイボリー/グレー/ブラック
【村野氏の評価】
機能性:4.5、フィット感:4.5、コスパ:4.5
「落ち着いたカラーリングのファブリック生地を用いており、ゲーミングチェアデザインの中でも、すっきりとしたデザインが特徴。機能性の高いゲーミングチェアが欲しいけど、インテリアとの相性がよいものがなかなか見つからない、という人におすすめ」

サンワサプライ「ゲーミング座椅子」(Web直販限定)
バケットシート形状で回転式座面の多機能モデル

腰や肩を深く包み込むバケットシート形状で高い機能性とフィット感を追求したモデル。リクライニングは座面横のレバーで調整でき、約180度のフルフラットに対応。肘掛けが前後、左右、上下に可動し、前傾・後傾のどちらの姿勢でもゲームができます。また、着脱式のヘッドレストとランバーサポートが負担の少ない姿勢をサポート。座面が360度回転するため、立ったり座ったりが座椅子を動かさずに行えます。

【基本スペック】
背もたれ :ハイバック
リクライニング:背もたれ多段階 
座面:幅約38.5cm
クッション材:ウレタンフォーム
カラー:グレー/レッド
【村野氏の評価】
機能性:4.5、フィット感:4.5、コスパ:4
「レーシングカーを彷彿させるデザインが魅力的なモデル。ゲーミング座椅子としては高い機能性を備えています。座面は狭いですが、そのぶん体をしっかりと包み込んでキープしてくれるので、ゲームに集中できます。360度回転式なのも便利」

タンスのゲン「スーパーハイバック ゲーミング座椅子」
高身長の人も快適にゲームが楽しめる高コスパモデル

コストパフォーマンスにすぐれたゲーミング座椅子。背もたれの高さが約79cmで、ヘッドレストの位置を自由に変えられるので、大柄な人もベストなポジションでゲームを楽しめます。座面横のレバーでリクライニング調節が可能。座面のクッション材には体圧分散性にすぐれた低反発ウレタンなどを用い、腰の部分には固定式のランバーサポートを備えています。

【基本スペック】
背もたれ :ハイバック
リクライニング:背もたれ18段階/ヘッドレスト6段階
座面:幅約50cm
クッション材:ウレタンフォーム、低反発ウレタン
カラー:レッド/ブラック
【村野氏の評価】
機能性:3.5、フィット感:3.5、コスパ:4
「ゲーミング座椅子のエントリーモデル。大柄な人でも使用できるゆったりした作りですが、肘掛けがないぶん省スペースで設置できます。座面の低反発ウレタンのクッション性がよく、高いフィット感が得られます。背もたれや座面にメッシュを用いており、長時間座っても蒸れにくいです」

タンスのゲン「座椅子 BIG ゲーム座椅子」
心地よいフィット感とインテリアとの合わせやすさが魅力

体に負担の少ない姿勢を考慮して開発されたゲーミング座椅子。自然と背筋が伸びることを目的に設計されたフォルムになっており、座面には長時間のゲームの負担をやわらげるやわらかな低反発ウレタンを採用。ヘッドと背もたれが14段階のリクライニングに対応しており、楽な姿勢が取りやすいのもポイントです。

【基本スペック】
機能:リクライニング(ヘッド14段階、背もたれ14段階) 
表地:ポリエステル100%(メッシュ生地)
中材:低反発ウレタン、ウレタンフォーム
本体サイズ:約65cm(幅)×70(奥行)×65(高さ)cm
カラー:アッシュグレー/ラベンダー/エクルベージュ/ブルーグレー/ピンクベージュ
【村野氏の評価】
機能性:3、フィット感:3.5、コスパ:4、
「近年のトレンドとして増えている“座り方を整える”座椅子です。本製品は、そのなかでもリクライニングの細かさや独特なフォルムがもたらすフィット感が心地よい一脚。淡い色を用い、インテリアとの相性も重視されています。長時間ゲームができる座椅子が欲しいけど、あまり圧迫感の出る物は置きたくないという人におすすめです」

ソファ代わりや2人で使いたい人におすすめの座椅子8選

明光ホームテック 「ハンモック座椅子AIR+(エアープラス)」
まるでハンモックに包まれるような心地よさ

まるでハンモックに包まれているような座り心地が楽しめます。ハンモックに包まれたときの姿勢は「中立姿勢(人間が無重力空間で脱力したときに自然と形成される姿勢)」に近いといわれており、本製品は形状、サイズ、クッション材の構造によりこれを再現しています。なお、もともと人気があったハンモック座椅子をAir+(エアープラス)として改良を加え、角度の調整幅を広げています。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:頭部14段階、背もたれ7段階、脚部14段階
座面:幅約53cm
クッション材:ウレタンフォーム、鋼製バネ(Sバネ)
カラー:ダークブラウン/ネイビー
【村野氏の評価】
機能性:4、フィット感:5、コスパ:4
「全身が宙に浮いて心地よく力が抜けるような座り心地で、中央部分のホールド感が良好。作業よりも、休憩やリラックスタイムに最適です。しっかりとした長さがあるので、膝裏からふくらはぎあたりまでホールドしてくれて、脚の疲れも軽減されます」

山善「心地良すぎる肘付き回転座椅子 EIKZ-72A」
肘付きながらコンパクトで使いやすい

からだ全体を包み込む1人がけの回転座椅子。ヘッドレストが14段階可動、リクライニングも6段階可動なので、くつろぐ姿勢からテレビを見る姿勢、読書をする姿勢まで、状況に合わせて調整できます。背もたれのクッションは12分割で体にしっかりとフィット。体に力を入れずに心地よく座れます。

立ち上がる時や読書などに使いやすい肘が付いているのも魅力。肘の右側にはポケット収納付きなので、リモコンや携帯電話などを入れられます。背もたれが折りたためて、収納性も高い座椅子です。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:背もたれ14段階
カラー:グレー/ネイビー/ブラウン/ベージュ
【村野氏の評価】
機能性:3.5、フィット感:4.0、コスパ:4.0
「からだ全体をしっかりホールドしてくれる座椅子です。肘付きながら幅74cmと比較的コンパクトなので、さまざまなシーンで使いやすいです。本格的なリクライニングチェアのデザインで背が折りたためるのはなかなかないので、使わない時の収納を重視する人におすすめです」

アイリスオーヤマ「WAC-K ウッドアームチェア 回転タイプ」
高強度アーム採用で年配の人でも立ち上がりやすい

クッション性の高い、ハイバックの回転タイプの座椅子。年配の人の立ち上がりにも配慮し、強度の高い成型合板の曲木のアームを用いており、実用的な設計となっています。高級感のあるコーデュロイ生地なので、和室でも洋室でもインテリアコーディネートがしやすいです。背面にポケットもついているので、雑誌やリモコンなどの収納も可能。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:なし
クッション材:ウレタンフォーム、ポリエステル
カラー:コーデュロイ / ベージュ
【村野氏の評価】
機能性:4、フィット感:4、コスパ:4
「幅が広く、クッション性の高い座面なので、長時間座っていても心地よいです。少し前方に座ってあぐらをかくようにすわるのもおすすめ。回転も安定しているので、年配の人でも安心して使用できるでしょう」

ロウヤ「2人掛け座椅子 ポケットコイル座面 あぐらもかける フロアソファ」
幅137cmで2人がけができるワイド座椅子

「ひとり暮らしでもソファ代わりになる座椅子が欲しい」。そんなニーズに応える、かわいらしいデザインの2人がけ座椅子。座面幅が約137cmと2人でも座れる広さで、ゆったりと寛げるようになっています。座面にはポケットコイルが用いられているため、底付き感が少なくもちもちとしたフィット感。また、フルフラットにリクライニングできるので、簡易ベッドとしても使えます。カラーバリエーションの豊富さもおすすめポイント。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:42段階
座面:幅約137cm
クッション材:ポケットコイル、ウレタンフォームほか
カラー:ベージュ/オリーブ/ブラウン/ネイビー/ダークブラウン/ネイビー
【村野氏の評価】
機能性:3、フィット感:3.5、コスパ:4
「シンプルなデザインで、カラーバリエーションが豊富なので、さまざまなインテリアに合わせやすいです。座椅子を使っておしゃれなインテリア空間を作りたい人にはもってこい。シンプルな作りながら、ポケットコイルによる高いフィット感を得られるのも魅力」

ニトリ 「つながるワイドポケットコイル座イス(ロダ ワイドBR)」
つなげて使える面ファスナー付きの極厚座椅子

座面の横に面ファスナーが付いており、「つながるワイドポケットコイル座椅子」をもう一脚つなげてフロアソファのようにも使えます。厚さ約26cmの極厚座面には、クッションにポケットコイルを用いており、ウレタンフォームと組み合わせることで、クッション性を高めています。リクライニングは42段階に対応。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:背もたれ42段階
座面:幅約70cm
クッション材:ポケットコイル、ウレタンフォーム
カラー:グレー/ベージュ/ブラウン/イエローグリーン/ブルー/ネイビー/ローズ
【村野氏の評価】
機能性:3、フィット感:3.5、コスパ:3
「モコモコなキルティングがかわいらしい座椅子。42段のリクライニングに対応しているので、好みの姿勢で使えます。座面の先端部分の厚みが膝裏にフィットしやすい形状で、脚にストレスがかかりにくくいのもポイント」

アイリスオーヤマ「広座面ポケットコイル座椅子 PCC-700」
幅広で肉厚なクッションが心地よい。大柄な人もゆったり

幅約70cmの広々とした座面に36個のポケットコイルや低反発ウレタンを用い、クッション性を高めています。座面は厚さ約21cmと肉厚。背もたれが高めなので、大柄な体型の人もゆったりと使用できます。リクライニングは42段階に対応。日本製のギアを採用しているので耐久性も安心です。

【基本スペック】
機能:リクライニング(背もたれ:42段階) 
表地:ポリエステル100% 
座面:ポケットコイル、ウレタンフォーム
本体サイズ:約70(幅)×77(奥行)×66(高さ)cm
カラー:グレー/ブラウン
【村野氏の評価】
機能性:4、フィット感:4.5、コスパ:4
「座面と背もたれの隅々までクッションが詰まっているので、腰だけでなく肩や首などにもしっかりとフィットします。全体的なワイドな作りなので、リラックスして体を預けられるのがいいですね。ちょっとしたソファ代わりに使うのにぴったり」

山善「SAGR-45 座椅子」
コンパクトでかわいい回転座椅子

座面が360度回転するコンパクトな座椅子。床からの座面高が約18.5cmあるので、脚を崩してあぐらをかいて座ることもできます。肌触りの良い生地と、フィット感のあるクッションを用いているため、座り心地がよいです。

【基本スペック】
背もたれ:ミドルバック
リクライニング:なし
座面:幅約46cm
クッション材:ウレタンフォーム、ポリエステル
カラー:ベージュ、グレー、ブラウン、ネイビー
【村野氏の評価】
機能性:4.0、フィット感:3.0、コスパ:3.5
「360度回転するので、座椅子を引くことをそれほどしなくても、立ったり座ったりしやすいのがポイント。設置スペースが狭くても使いやすいでしょう。カラーバリエーションも豊富なので、インテリア性も高いのもおすすめポイント」

ドリス「2人かけ用座椅子 ピオンセ」
ソファ代わりに使えて折りたためるおしゃれ座椅子

低背設計で部屋を広々と見せられる2人がけ座椅子。左右の背面が独立してリクライニングするため、2人で座ってもそれぞれが自由な体勢で寛げます。折りたたんでコンパクトに収納できるのも魅力。カラーバリエーションが豊富で、インテリアに合わせやすいのもポイント。

【基本スペック】
背もたれ :ハイバック
リクライニング:背もたれ14段階×2
座面:幅約103cm
クッション材:ウレタンフォーム、ウレタンチップ
カラー:ブラウン/グリーン/ネイビー/グレー/ブラック/アイボリー/カーキ/レッド/ベージュ/オレンジ、グリーン/ブルー/ブラウン(パッチワーク)、ブラック/ブラウン/アイボリー(PVC)
【村野氏の評価】
機能性:4、フィット感:3、コスパ:4
「2つの背もたれのリクライニングが独立するというのはユニーク。2人で座ってもそれぞれが自由な姿勢を取れるというのは、ほかの製品にはない魅力です。カラーバリエーションや張地のタイプが豊富に用意されているので、個性的なインテリアに仕立てられるのもよいですね」

腰痛への対策を図りたい人におすすめの座椅子4選

ドリーム「肩腰すっきり座椅子 ホグレッチ」
体の部位に合ったストレッチができる

背中の部分と頭に当たる部分がそれぞれ14段階でリクライニングし、首や腰、背中など、体の部位に合わせたストレッチができるのが特徴。腰から首に当たる部分には8 か所の指圧突起が付いており、首・肩・肩甲骨・腰回りの筋肉を指圧し、体の緊張をやわらげてくれます。首に当たる部分の幅が狭く、肩甲骨を中心に肩回りを動かしやすくなっています。座りながらのストレッチがしやすい座椅子です。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:背もたれ14段階×2
座面:幅約38.5cm
クッション材:ウレタン、ポリエステル
カラー:グリーン、ブラウン
【村野氏の評価】
機能性:4、フィット感:4、コスパ:3.5
「寛ぐというというよりは、正しい姿勢で座りやすい座椅子です。体のS字カーブをしっかりとキープしてくれます。フィット感のあるウレタンフォームを体に合う形状に加工しているので、座骨の体圧分散がしっかりとでき、疲れにくいです。このタイプの座椅子としては、テレワークのパソコン作業に向いているのも特筆すべき点」

ドリーム「背筋がGUUUN美姿勢座椅子」
抱っこスタイルでも座れてストレッチに対応

さまざまな姿勢で座れて、座ったままストレッチもできるユニークな座椅子。背中をもたれると中央のクッションが肩甲骨を広げ、背もたれを前にして抱っこスタイルで座ると、横隔膜が伸びて股関節も広げられます。フィット感が高く、背中部分の肉厚クッションが理想的なS字カーブを支え、座面中央のくぼみがお尻をホールドします。

【基本スペック】
背もたれ :ハイバック
リクライニング:背もたれ14段階/腰部分14段階
座面:幅約49cm
クッション材:ウレタンフォーム、ポリエチレン
カラー:グリーン/ピンク/ブラウン/モフモフピンク/モフモフベージュ/インディゴ
【村野氏の評価】
機能性:4.5、フィット感:4、コスパ:3.5
「抱っこ座りができるのが魅力的な製品です。背の部分を倒すスペースがある場合は、ぜひストレッチを試してもらいたいです。座るだけではなく、さまざまな使い方ができるのがよいところ」

MTG「スタイルプレミアム」
正しい姿勢をサポートするコンパクトチェア

姿勢のゆがみを正しくすることをサポートするチェア。独自メソッド「カイロサポートシステム」は骨盤を安定させて背骨のS字を保ち、身体のゆがみを抑えて体への負担を軽減します。座面は低反発ウレタンと高反発ウレタンの2重構造になっており、底付き感が少なく、疲れを軽減してくれます。

椅子の上やソファの上(※ソファのクッション性により相性は異なります)、畳みや床の上でも使えるため、さまざまなシーンで活躍するチェアです。

【基本スペック】
背もたれ:ローバック
リクライニング:なし
カラー:ブラック/ブラウン
【村野氏の評価】
機能性:3.5、フィット感:4、コスパ:3
「累計販売台数が300万台を突破したという大人気商品。意識的に姿勢を改善するのはなかなか難しいですが、このチェアを使えば、座骨がしっかりと支えられ、それにより腰が安定し、背筋の姿勢を保てるようになります。力を入れずにしっかりとした姿勢を取れるので、疲れも軽減できます」

MTG「Style Dr.CHAIR(スタイルドクターチェア)」
立腰スタイルで腰から背中へのS字カーブを維持しやすい

骨盤を安定させて背骨のS字を保つカイロサポートシステムと、腰骨を立てる立腰スタイルに着目して設計。背もたれと座面の角度は約80度で、腰が前に滑らないようになっています。腰椎から胸椎を包み込んで背中から腰へのS字カーブを維持する「脊椎アシスト」や、腸骨を左右から支えて骨盤を安定させる「腸骨アシスト」、座面下にかかとを入れやすい「オーバーハング構造」など、独自の設計で正しい姿勢を追求しています。

【基本スペック】
背もたれ :ローバック
リクライニング:なし
座面:幅約59cm
クッション材:ウレタンフォーム
カラー:レッド/ブラウン
【村野氏の評価】
機能性:3、フィット感:3、コスパ:3
「寛ぐというよりは負担の少ない姿勢をキープするための座椅子です。座りながら作業をする場合にも活躍します。カラーが鮮やかなので、インテリアのワンポイントとして用いてもよいでしょう」

高齢者にも人気の高座椅子などおすすめ2選

天童木工「T3187」
和テイストにも北欧テイストにも合う日本製の高級座椅子

日本の老舗家具ブランドの天童木工が製造する人気の座椅子。天童木工のお家芸のひとつである「プライウッド=積層合板」の技術を活かし、継ぎ目のない美しいフォルムのフレームに仕上げています。和テイストのインテリアはもちろんのこと、北欧系のインテリアにも相性のいいデザイン。木部の色も座クッションの色もバリエーション豊富で、色の組み合わせによって印象が大きく変えられるのもポイント。軽くて丈夫、また複数持っていても美しく重ねられるので、スペースの有効活用ができます。

【基本スペック】
背もたれ:ミドルバック
座面:幅約55cm
クッション材:ウレタンフォーム
カラー:ナチュラル
【村野氏の評価】
機能性:3、フィット感:3、コスパ:3
「高級旅館やホテルの和室にも採用されている座椅子。機能性こそあまりありませんが、デザイン性という観点では、一筆書きのような美しいフレームと、カラーバリエーション豊富なクッションのコンビネーションは様々なスタイルや空間に華を添えてくれます。重ねた姿まで美しいデザインですので、来客用に複数持っていても美しく重ねてコンパクトにおけます」

イケア「POÄNG/ポエング パーソナルチェア」
インテリアに合わせやすい北欧デザインのロングセラーチェア

イケアが誇るロングセラーのパーソナルチェア。1978年から現在まで全世界で3,000万脚以上売れている大ヒット商品です。日本人デザイナーのNoboru Nakamuraがデザインを手がけました。組み立てがしやすく、カラーバリエーションも豊富なので、さまざまなインテリアスタイルに合わせやすいのが魅力。首と頭をしっかりとホールドしてくれるハイバックなので、姿勢を保ちながら寛げる点も人気です。

【基本スペック】
背もたれ:ハイバック
リクライニング:なし
座面:公開情報なし
クッション材:ポリエステル
カラー:クニーサ ライトベージュ、スキフテボーイエロー、スキフテボーダークグレー、ヒッラレドダークブルー、ヒッラレドベージュ、グンナレドダークグレー、グンナレドベージュ、グンナレッドライトグリーン
【村野氏の評価】
機能性:3.0、フィット感:4.0、コスパ:4.0
「イケアのパーソナルチェアを代表する大ヒットチェア。北欧インテリアに合うすっきりとした無駄のないデザインです。成形合板のフレームだから軽くて丈夫。カンティレバーのほどよいリクライニング感が楽しめるので、座りながら昼寝をするのも快適です」

まとめ。作業目的か省スペース目的か、用途を明確にして選ぶ

座椅子は和室で椅子に座りたいときや、ローテーブルやこたつと合わせるときに使うもの、というのが数年前までの一般的な認識でした。ところがここ数年は、テレワークなどのパソコン作業やゲーム時に使う人が増えています。

パソコン作業やゲーム用に使いたいけれど、予算や設置スペースの都合上、オフィスチェアを導入できないという人にとって、座椅子は貴重な選択肢です。また、ソファで寛ぎたいけれど設置スペースがないという人にも座椅子は最適。猫背などを改善したい人にも、用途に合った製品があります。

紹介したように、座椅子はさまざまな用途に合わせたものが展開されているため、製品選びに際しては、まず用途を明確にすることが大切。座椅子に “ただ座る”のではなく“どう座る”のかを見極めたうえで機能や形状をよく比較すれば、おのずと自分に合う製品を見つけられるでしょう。

>>価格.comユーザーのおすすめは?座椅子の人気商品ランキング

価格.comマガジン編集部
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価格.comマガジン編集部
パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!
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宮澤保生(編集部)
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宮澤保生(編集部)
学生時代から価格.comのヘビーユーザーで、外資系金融機関、出版社、新聞社を経て念願のカカクコムへ。趣味はドライブ、JAZZ鑑賞、映画鑑賞。ユーザー目線に立った記事の作成を心掛けています。
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