2025年5月5日(月)
「服」に国家戦略が? 指導者らの装いを考察 服飾に見える社会情勢
2月の米ウ首脳会談では、ゼレンスキー大統領がホワイトハウスのドレスコードを守っていないと米国側が揶揄する事態が発生した。一方、中国や北朝鮮の指導者はスーツと人民服などを使い分けている。国家を背負うリーダーたちは、自らの装いにどのような意味とメッセージを込めるのか。服飾研究者や思想史家とともに、政治・外交における国家戦略から社会や個人に及ぼす影響まで「服」について考察し、「服」を通じて現在の国際情勢と日本社会を「丸裸」にする。
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平芳裕子神戸大学大学院教授先﨑彰容思想史家 社会構想大学院大学教授中野香織服飾史家
2025年5月6日(火)
泥仕合の韓国大統領選 有力候補が逆転有罪? 混迷の韓国を徹底分析
尹前大統領の罷免を受けて6月に実施される大統領選に向けた政治闘争が激しさを増す韓国。自身の裁判を抱えながらも有力候補とされた最大野党のリーダー李在明氏は、最高裁から“無罪判決破棄”の判決を下された。対する与党の保守勢力は“候補者の一本化”に四苦八苦し、米トランプ政権からの関税圧力は経済の先行きに暗い影を落としている。韓国社会の混迷ぶりと、今後の日韓関係にも大きく影響する大統領選の行方を徹底分析する。
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李相哲龍谷大学教授クォン・ヨンソク一橋大学准教授西野純也慶応大学教授
2025年5月7日(水)
「世界秩序」新局面? 元駐米大使&元統幕長 日本の「新戦略」提言
新世界秩序。古くは戦後、そしてポスト冷戦の米国を中心とした国際秩序の形成に向けて時の為政者が語った言葉だ。くしくも今、プーチン大統領が「新世界秩序」という言葉を投げかけているが、ポスト・ウクライナ時代の世界はどこに向かうのか?自国第一主義を強める米国、西側陣営による反トランプのうねり、専制主義国家の台頭と連携。世界は歴史の分水嶺に立っているのか?日本はどのような戦略を打つべきか?杉山晋輔元駐米大使と河野克俊元統幕長が日本の外交・安全保障の針路を議論する。
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杉山晋輔元駐米大使 元外務事務次官河野克俊元統合幕僚長
2025年5月8日(木)
米露“横暴”で世界は 貿易戦争が招く右傾化 亀裂の波紋と行方は?
9日にロシア各地で開かれる対独戦勝記念式典に向け、プーチン大統領が一方的に宣言した72時間の停戦が始まる。米国との対立を深める中国から習近平主席も参加する式典でロシアは何を狙うのか?一方、西側のリーダーたるトランプ大統領が仕掛けた強烈な貿易戦争は世界経済に大波乱を招き、各国の選挙にも影響を与えている。ウクライナ戦争停戦の行方も見通せない中、世界を揺るがす米露の横暴ぶりの背景と波紋の行方は?米・露・欧州の専門家を迎えて徹底分析する!
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兵頭慎治防衛研究所研究幹事小谷哲男明海大学教授 日本国際問題研究所主任研究員鶴岡路人慶応大学教授
2025年5月9日(金)
速報!露軍事パレード 狙いは?露中蜜月誇示 髙田克樹・興梠・駒木
ロシアは対独戦勝80年式典の主賓として中国の習近平国家主席を招いた。ウクライナへの侵略後最大規模となる今回の式典でプーチン大統領は何を語るのか。赤の広場での軍事パレードに軍を参列させる中国の思惑はどこにあるのか。式典前日の中露首脳会談はウクライナ情勢や対米連携でどこまで踏み込んだ合意に至ったのか。蜜月ぶりを世界にアピールするロシアと中国の戦略と日本をはじめ世界に与える影響を徹底分析する。
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興梠一郎神田外語大学教授髙田克樹元陸上自衛隊陸上総隊司令官 元陸将駒木明義朝日新聞国際報道部記者