東大教授接待強要疑惑 東大が調査中 文科大臣「必要に応じて指導と助言を行う」
東京大学大学院の男性教授らが共同研究をしていた団体に高額接待を強要したとする疑惑について、阿部文科大臣は東京大学が事実関係を確認中と明らかにしました。 【阿部文科大臣】 「本件につきましては、東京大学において事実関係を確認中であるという風に伺っています」 化粧品の開発などをする「日本化粧品協会」などは、2023年から共同で研究していた東京大学大学院の医学系研究科に所属する男性教授ら2人から高額な接待を複数回にわたり強要され、大学側に通報したところ、研究を中断させられたと主張しています。 団体側は損害賠償と研究の再開を求めて、東大側を相手取り来週にも裁判を起こす方針です。 この件について阿部文科大臣は、9日の会見で「大学の対応を注視しながら、適切な対応が図られるよう、必要に応じて指導と助言を行う」と述べました。 これまでに大学側は、ANNの取材に対して「お答えできかねます」としています。
テレビ朝日報道局